8月、夏真っ盛りですね!
夏休みに家族で海や山に行ったり、花火祭りなどのイベントが各地で開催されていたり、楽しいことが目白押しの月です。
さて、8月は旧暦の呼び名では、「葉月(はづき)」といいます。
実は、旧暦の8月は落葉の始まる期間です。
葉っぱが落ちる月、「葉落月(はおちづき)」が省略されて、葉月と呼ばれるようになったんですよ。
さて、そんな8月に誕生日を迎えるお友達に、どんなものを贈りますか?
もし・・・
と、悩んでいるのであれば今年の誕生日には、「誕生花」のプレゼントなんていかがでしょうか?
実は、1年366日、全ての日にはそれぞれに誕生日の花が存在しているんです。
そこで、8月の「誕生花」と「花言葉」の一覧をご用意しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
最初に、一覧でパッと分かるように「カレンダー」をご用意しました。
その後は、それぞれの
- 花の「画像」
- 花言葉の「由来」
をまとめていますので、ぜひご覧ください。
- 【8月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
- 8月1日の誕生花と花言葉「アサガオ」
- 8月2日の誕生花と花言葉「カンナ」
- 8月3日の誕生花と花言葉「マツバボタン」
- 8月4日の誕生花と花言葉「トリトマ(タイマツユリ)」
- 8月5日の誕生花と花言葉「エリカ」
- 8月6日の誕生花と花言葉「トレニア」
- 8月7日の誕生花と花言葉「サルビア」
- 8月8日の誕生花と花言葉「クレオメ(セイヨウフウチョウソウ)」
- 8月9日の誕生花と花言葉「アルストロメリア」
- 8月10日の誕生花と花言葉「ルコウソウ」
- 8月11日の誕生花と花言葉「パキスタキス・ルテア(ウコンサンゴ)」
- 8月12日の誕生花と花言葉「タンジー(ヨモギギク)」
- 8月13日の誕生花と花言葉「アキノキリンソウ」
- 8月14日の誕生花と花言葉「センニチコウ」
- 8月15日の誕生花と花言葉「モントブレチア」
- 8月16日の誕生花と花言葉「オミナエシ」
- 8月17日の誕生花と花言葉「ユリノキ」
- 8月18日の誕生花と花言葉「トルコキキョウ」
- 8月19日の誕生花と花言葉「ハナトラノオ」
- 8月20日の誕生花と花言葉「ヤツシロソウ」
- 8月21日の誕生花と花言葉「ブルーベリー」
- 8月22日の誕生花と花言葉「クルクマ」
- 8月23日の誕生花と花言葉「モルセラ」
- 8月24日の誕生花と花言葉「フロックス(オイランソウ)」
- 8月25日の誕生花と花言葉「ヒオウギ」
- 8月26日の誕生花と花言葉「ユウゼンギク」
- 8月27日の誕生花と花言葉「ホウセンカ」
- 8月28日の誕生花と花言葉「エリンジウム」
- 8月29日の誕生花と花言葉「ケイトウ」
- 8月30日の誕生花と花言葉「スパティフィラム」
- 8月31日の誕生花と花言葉「リンドウ」
- まとめ
【8月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
日時 | 誕生花名 | 花言葉 |
8月1日 | アサガオ | 固い絆・はかない恋 |
8月2日 | カンナ | 快活・情熱・妄想 |
8月3日 | マツバボタン | 可憐・無邪気 |
8月4日 | トリトマ (タイマツユリ) |
あなたのことを思うと胸が痛い・恋をする辛さ |
8月5日 | エリカ | さみしさ・孤独 |
8月6日 | トレニア | 愛嬌・ひらめき |
8月7日 | サルビア | 知恵・尊敬 |
8月8日 | クレオメ (セイヨウフウチョウソウ) |
あなたの容姿に酔う・秘密のひと時 |
8月9日 | アルストロメリア | エキゾチック・持続 |
8月10日 | ルコウソウ | 出しゃばり・おせっかい |
8月11日 | パキスタキス・ルテア (ウコンサンゴ) |
美しい娘 |
8月12日 | タンジー | 抵抗・あなたとの戦いを宣言する |
8月13日 | アキノキリンソウ | 警戒・予防・用心 |
8月14日 | センニチコウ | 不朽・色あせない愛情 |
8月15日 | モントブレチア | 陽気・楽しい思い出・良い便り |
8月16日 | オミナエシ | 美人・はかない恋 |
8月17日 | ユリノキ | 幸せ・見事な美しさ |
8月18日 | トルコキキョウ | 優美・清々しい美しさ |
8月19日 | ハナトラノオ | 達成 |
8月20日 | ヤツシロソウ | 誠実・従順な人 |
8月21日 | ブルーベリー | 実りある人生 |
8月22日 | クルクマ | あなたの姿に酔いしれる |
8月23日 | モルセラ | 希望・感謝 |
8月24日 | フロックス (オイランソウ) |
同意・合意・一致 |
8月25日 | ヒオウギ | 個性的な美しさ・誠意 |
8月26日 | ユウゼンギク | 老いても元気・若者に負けない元気 |
8月27日 | ホウセンカ | 短気・私に触れないで |
8月28日 | エリンジウム | 秘密の恋・光を求める |
8月29日 | ケイトウ | 気取り屋・お洒落・風変わり |
8月30日 | スパティフィラム | 清らかな心・上品な淑女 |
8月31日 | リンドウ | 誠実・貞節・悲しんでいるあなたを愛する |
8月1日の誕生花と花言葉「アサガオ」
8月1日の誕生花は、「アサガオ」です。
アサガオは、漢字で「朝顔」と書きます。
これは、「朝の容花(あさのかおばな)」、つまり「朝の美人の顔」という言葉の比喩が語源となっています。
この意味は、朝花を咲かせ、午後にはしおれてしまう花の性質を表したものなんですよ。
アサガオの歴史は古く、日本にやってきたのは奈良時代の終わりです。
当時薬草として伝わってきましたが、江戸時代の品種改良で観賞用として扱われるようになりました。
アサガオの花言葉は、「固い絆」・「はかない恋」です。
朝顔は、支柱にツルをしっかり絡ませながら成長します。
その様子から、「固い絆」という意味が付けられました。
そして「はかない恋」とは、朝開花し、昼間にはもうしおれてしまう花のはかなさから連想された言葉なんですよ。
8月2日の誕生花と花言葉「カンナ」
8月2日の誕生花は、「カンナ」です。
カンナという名前には、語源がいくつかあります。
「Kanna(葉っぱ)」というギリシャ語や、「Can(葦)」や「Cana(杖)」というケルト語が元となっているといわれています。
開花時期は夏で、白・ピンク・黄・オレンジ・赤などの花を元気いっぱいに咲かせます。
そんなカンナの花言葉は、「快活」・「情熱」・「妄想」です。
「快活」や「情熱」は、照りつける真夏の太陽の光にも負けないほどの生命力と豪華な花の姿にちなむものです。
また、その幻想的で派手な花の色から、「妄想」という花言葉も付けられたんですよ。
8月3日の誕生花と花言葉「マツバボタン」
8月3日の誕生花は、「マツバボタン」です。
マツバボタンは、漢字で「松葉牡丹」と書きます。
これは、この植物がまるで松葉のように細い葉っぱとボタンのような花を持っていることから付けられた名前なんですよ。
原産地はアルゼンチンやブラジルで、夏に白・ピンク・赤・黄・オレンジなどの色の花を咲かせます。
マツバボタンの花言葉は、「可憐」・「無邪気」です。
この花はボタンを小型にしたような姿をしていることから、「可憐」という意味が付けられました。
「無邪気」とは、以下の逸話が元となっています。
ある短気な青年は、喧嘩相手に思わず銃を抜こうとします。
その時、偶然足元に咲いていたこのマツバボタンの花を見て、それを思いとどまりました。
8月4日の誕生花と花言葉「トリトマ(タイマツユリ)」
8月4日の誕生花は、「トリトマ(タイマツユリ)」です。
トリトマは、「Tri(3)」と「Tomos(切断)」というギリシャ語が由来となっています。
これは、この花の内部の構造にちなんだものです。
赤いトリトマの花は、まるで炎のように見えます。
このことから、「Torch Lily(松明のユリ)」という英語名や「タイマツユリ(松明百合)」という和名もあるんですよ。
花の色はそのほかに、白・黄・オレンジなどがあります。
トリトマの花言葉は、「あなたのことを思うと胸が痛い」・「恋をする辛さ」です。
切ない言葉ですが、これはこの植物の茎がよじれて成長していくという性質から来たものなんですよ。
8月5日の誕生花と花言葉「エリカ」
8月5日の誕生花は、「エリカ」です。
エリカという名前は、「Eric(ホウキ)」というラテン語が由来となっています。
これは、昔この枝でホウキを作っていたということにちなんでいるものなんですよ。
原産地はヨーロッパや南アフリカで、ヨーロッパでは特に荒野で見られる植物です。
そのため、英語では「Heath(ヒース)」、ドイツ語では「Heide(ハイデ)」という「荒野」という意味を持つ名前があります。
エリカは、品種によって開花時期が異なります。
色のバリエーションも多く、白・ピンク・赤・黄・オレンジ・紫などの可愛らしい小花を咲かせます。
そんなエリカの花言葉は、「さみしさ」・「孤独」です。
これらは、この植物が厳しい自然の中で育つことから来ている言葉なんですよ。
8月6日の誕生花と花言葉「トレニア」
8月6日の誕生花は、「トレニア」です。
トレニアは、スウェーデン人の牧師兼植物学者のオーロフ・トレーンという人物の名前が由来となっています。
彼はアジアを航海した司祭で、インドや中国の植物を採取していました。
この植物の原産地はインドシナ半島で、白・ピンク・赤・黄・紫・青などの様々な色の花を咲かせます。
トレニアの花言葉は、「愛嬌」・「ひらめき」です。
この花の姿は、なんとも「愛嬌」があります。
そんなトレニアの雌しべは、変わった仕組みを持っています。
2つに避けた先端部分は触れると閉まり、花粉をしっかり受け取れるようになっています。
そんな特徴から、「ひらめき」という花言葉も付けられたんですよ。
自然のひらめき力はすごいですね♪
8月7日の誕生花と花言葉「サルビア」
8月7日の誕生花は、「サルビア」です。
サルビアは、「Salvus(良い状態・健康)」というラテン語が由来の言葉です。
これは、ヨーロッパでは昔からこの植物が薬草として人々の役に立っていたことにちなんでいるんですよ。
シソ科の植物で、夏から秋にかけて白・ピンク・赤・紫・青などの色の花を咲かせます。
サルビアは色々な種類があり、500種以上も存在します。
この中でも「薬用サルビア」とも呼ばれる「セージ」は、料理によく使われるハーブで、ソーセージの由来になった植物なんですよ。
そんなサルビアの花言葉は、「知恵」・「尊敬」です。
サルビアの英語名「Sage」は、賢者を意味する言葉です。
このことから、「知恵」や「尊敬」という連想が生まれたんですよ。
8月8日の誕生花と花言葉「クレオメ(セイヨウフウチョウソウ)」
8月8日の誕生花は、「クレオメ(セイヨウフウチョウソウ)」です。
クレオメは、和名を「セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)」といいます。
これは、この花がまるで空を舞う蝶ちょのように見えることが由来となっています。
一方英語では、この花をクモの姿になぞらえて「Spider Flower(クモの花)」と呼ぶんですよ。
そんなクレオメの花言葉は、「あなたの容姿に酔う」・「秘密のひと時」です。
白・ピンク・赤・紫などの色を持つこの花は、とても優雅な姿をしています。
「あなたの容姿に酔う」とは、このことを指します。
そして「秘密のひと時」とは、夕方から咲き始め、その次の日の昼間にはしおれてしまうクレオメの花の特徴から来ているんですよ。
8月9日の誕生花と花言葉「アルストロメリア」
8月9日の誕生花は、「アルストロメリア」です。
アルストロメリアは、この種を採取したスウェーデン人の植物学者カール・フォン・リンネの親友クラース・アルストレーマーという人名が由来となっています。
南アメリカが原産地のユリ科の植物で、白・ピンク・赤・黄・オレンジ・紫・青など、様々な色の花を咲かせます。
そんなアルストロメリアの花言葉は、「エキゾチック」・「持続」です。
「エキゾチック」な魅力を持つこの花は、花の持ちがよいことから「持続」という花言葉も持っているんですよ。
8月10日の誕生花と花言葉「ルコウソウ」
8月10日の誕生花は、「ルコウソウ」です。
ルコウソウは、漢字では「縷紅草」と書きます。
これは、縷(細い糸)のような葉っぱを持ち、紅色の花を咲かせることにちなんでいるんですよ。
ルコウソウの原産地は熱帯アメリカで、日本にやってきたのは江戸時代のことです。
ヒルガオ科の植物で、カンボジアから来たアサガオに似た植物ということから、別名「カボチャアサガオ(南瓜朝顔)」とも呼ばれます。
ルコウソウの花言葉は、「出しゃばり」・「おせっかい」です。
これらは、この植物がツル性で、周りにあるものにツルを絡ませて成長していくことから付けられたんですよ。
8月11日の誕生花と花言葉「パキスタキス・ルテア(ウコンサンゴ)」
8月11日の誕生花は、「パキスタキス・ルテア(ウコンサンゴ)」です。
パキスタキス・ルテアは、和名をウコンサンゴといいます。
漢字では「鬱金珊瑚」と書き、黄色の珊瑚のような形の花をつけることが由来となっているんですよ。
原産地はペルーの熱帯植物で、春の終わりからあきにかけて開花時期を迎えます。
そんなパキスタキス・ルテアの花言葉は、「美しい娘」です。
これは、黄色ベースに白いアクセントのある可憐な花の姿から付けられたんですよ。
8月12日の誕生花と花言葉「タンジー(ヨモギギク)」
8月12日の誕生花は、「タンジー(ヨモギギク)」です。
タンジーは、和名を「ヨモギギク(蓬菊)」と書きます。
これは、ヨモギに似た香りをこの植物が持っていることから付けられた名前なんですよ。
キク科の植物であるタンジーは、夏に黄色いポンポンのような可愛らしい花を咲かせます。
そんなタンジーの花言葉は、「抵抗」・「あなたとの戦いを宣言する」です。
この植物は、ハエなどの虫除けとして、ヨーロッパでは床にしいたり窓辺に置いたりしていました。
そんなことから、「抵抗」や「あなたとの戦いを宣言する」という言葉が付いたんですよ。
8月13日の誕生花と花言葉「アキノキリンソウ」
8月13日の誕生花は、「アキノキリンソウ」です。
アキノキリンソウは、漢字で「秋の麒麟草」と書きます。
これは、この植物が秋にキリンソウに似た黄色い花を咲かせることが由来となっているんですよ。
その小花がまるでムチのように細長い茎の上に並んで咲くことから、「Goldenrod(黄金のムチ)」という英語名もあります。
そんなアキノキリンソウの花言葉は、「警戒」・「予防」・「用心」です。
19世紀に書かれたヨーロッパの本には、アキノキリンソウは「予防」のシンボルと記されています。
これは、蜜を虫から守るために花の表面に生えた綿毛から連想されたものです。
それにちなんで、「警戒」や「予防」や「用心」という言葉も生まれたんですよ。
8月14日の誕生花と花言葉「センニチコウ」
8月14日の誕生花は、「センニチコウ」です。
センニチコウは、漢字で「千日紅」と書きます。
この花が咲いている期間が長く、紅色をはじめとして白・ピンクなどのポンポンのような可愛らしい花を長い間楽しむことができることに由来しています。
ちなみに「サルスベリ(百日紅)」という植物は、100日間花を楽しむ期間があるということがこの名前の由来です。
それに対しセンニチコウは、それより長い花期を持っているという意味が込められているんですよ。
センニチコウの花言葉は、「不朽」・「色あせない愛情」です。
これらは、花期が長いこの花が乾燥しても美しさを保つという性質にちなんでいます。
センニチコウはドライフラワーでもよく見かけます。
いつまでも色あせない花のギフトは、いかがでしょうか?
8月15日の誕生花と花言葉「モントブレチア」
8月15日の誕生花は、「モントブレチア」です。
モントブレチアという名前は、フランス人の植物学者チャールズ・モントブレッドという人名が由来となっています。
この人物が、モントブレチアを交配させたんですよ。
南アフリカが原産地のこの植物が、日本にやってきたのは明治時代です。
夏頃に開花させるモントブレチアは、日本では夏の花としておなじみです。
そんなモントブレチアの花言葉は、「陽気」・「楽しい思い出」・「良い便り」です。
これらは、オレンジ色の明るい花の元気いっぱいに咲く様子から連想して付けられました。
8月16日の誕生花と花言葉「オミナエシ」
8月16日の誕生花は、「オミナエシ」です。
オミナエシは、漢字では「女郎花」と書きます。
これは、美しい女性をも圧倒する美しさを持つことに由来する、「女圧し(おみなえし)」が転じたものといわれています。
また、粟粒にも似た花を咲かせることから、粟飯の意味を持つ「女飯(おみなめし)」から転じたものという説もあるんですよ。
そんなオミナエシの花言葉は、「美人」・「はかない恋」です。
これらは、秋の風に揺れる黄色いオミナエシの、たおやかで寂しげでもある花の姿から付けられたんですよ。
ちなみにオミナエシは、秋の訪れを目で見て楽しむ「秋の七草」の1つでもあるんですよ。
8月17日の誕生花と花言葉「ユリノキ」
8月17日の誕生花は、「ユリノキ」です。
ユリノキという和名は、「Liriodendron Tulipifera」と学名にちなんで付けられたものです。
これは、「Leirion(ユリ)」と「Dendron(木)」というギリシャ語を組み合わせたものです。
「Tulipifera」とは、チューリップに似た花を咲かせるという意味なんですよ。
ユリノキは、北アメリカが原産地のモクレン科の植物です。
5月~6月に、黄色い花を咲かせます。
ユリノキの花言葉は、「幸せ」・「見事な美しさ」です。
これらは、この花からは質の良い蜜が採れ、また美しい花を咲かせることに由来しています。
8月18日の誕生花と花言葉「トルコキキョウ」
8月18日の誕生花は、「トルコキキョウ」です。
トルコキキョウは、漢字では「トルコ桔梗」と書きます。
「トルコ」と名前に付いていますが、原産地は北アメリカです。
これは、花の澄んだ青色がトルコ石を連想させることや、トルコ人のターバンに似た形のつぼみを付けるからなどにちなんでいるといわれているんですよ。
花の色は青以外にも、白・ピンク・赤・青などがあります。
また、この植物は名前に反して、キキョウ科ではなくリンドウ科なんですよ。
そんなトルコキキョウの花言葉は、「優美」・「清々しい美しさ」です。
これらは、上品で美しい雰囲気をもつ花の姿から生まれたものなんですよ。
8月19日の誕生花と花言葉「ハナトラノオ」
8月19日の誕生花は、「ハナトラノオ」です。
ハナトラノオは、漢字で「花虎の尾」と書きます。
これは、まっすぐ伸びた茎から生えた白やピンクの花が、まるで尾っぽのように見えることが由来となっています。
北アメリカが原産地で、日本に入ってきたのは大正時代です。
ハナトラノオは丈夫な花で、花壇や切花など広く親しまれているんですよ。
そんなハナトラノオの花言葉は、「達成」です。
これは、この花が下から上へと開花していくことにちなんでいるんですよ。
8月20日の誕生花と花言葉「ヤツシロソウ」
8月20日の誕生花は、「ヤツシロソウ」です。
ヤツシロソウは、漢字では「八代草」と書きます。
これは、この植物が熊本県の八代市で見つけられたことが由来となっています。
この植物はキキョウ科のカンパニュラの一種で、「リンドウ咲きカンパニュラ」とも呼ばれます。
ヤツシロソウはその生息エリアはあまり広くなく、今は絶滅危惧種とされているんですよ。
ヤツシロソウの花言葉は、「誠実」・「従順な人」です。
これは、紫色の釣鐘状のこの花が、教会の鐘を連想させることから付けられた言葉です。
8月21日の誕生花と花言葉「ブルーベリー」
8月21日の誕生花は、「ブルーベリー」です。
ブルーベリーというと、青い小さな果実を連想される方も多いでしょう。
この植物は、丸みのある釣鐘状の小さな可愛らしい白い花を咲かせるんですよ。
英語の「Berry」は、小さくて果肉が多い果実のことを指します。
つまり、「Buleberry」とは、「青くて小さな果実」ということを表しているんですよ。
そんなブルーベリーの花言葉は、「実りある人生」です。
これは、ブルーベリーが春に可愛らしい花を咲かせ、夏になると甘酸っぱい果実をたくさん実らせることから来ているんですよ。
この日が誕生日のお友達には、ジャムのプレゼントなんかもいいですよね♪
8月22日の誕生花と花言葉「クルクマ」
8月22日の誕生花は、「クルクマ」です。
クルクマという名前は、「Kurkum(黄色)」というアラビア語が由来となっています。
これは、この根っこが黄色の染料として使われていたことから付けられた名前です。
クルクマ属の中には色々な種類があり、薬用や食用としても使われる「ウコン」もこの中の1つなんですよ。
クルクマの花言葉は、「あなたの姿に酔いしれる」です。
これは、ハスのような神秘的な姿の花を咲かせることに由来しています。
ちなみに、白やピンク色の花びらに見える部分は、実はその中心部に咲く花を守る「苞」と呼ばれるつぼみの周りにあった葉っぱなんですよ。
8月23日の誕生花と花言葉「モルセラ」
8月23日の誕生花は、「モルセラ」です。
モルセラという名前は、この植物がインドネシアにあるモルッカ諸島が原産地と考えられていたことに由来します。
しかしこれは間違いで、本当の原産地は西アジアや地中海沿岸なんですよ。
またモルセラというのは、この植物の仲間全体を表す総称です。
淡い緑色の萼(がく)の中にひっそりと白い花を咲かせるこの変わった植物は、日本には1930年ごろやってきました。
そんなモルセラの花言葉は、「希望」・「感謝」です。
これらは、この花を包む萼が鐘のような形をしていることにちなんでいるんですよ。
8月24日の誕生花と花言葉「フロックス(オイランソウ)」
8月24日の誕生花は、「フロックス(オイランソウ)」です。
フロックスという名前は、「Phlogos(火炎)」というギリシャ語から付けられました。
これは、この花の色にちなんでいると言われているんですよ。
花の色は赤だけでなく、白・ピンク・黄・オレンジ・紫から複色まで様々あります。
また別名「オイランソウ」とも呼ばれ、漢字では「花魁草」と書きます。
これは、この花の姿が花魁の髪型のように見えることや香りが花魁の白粉に似ていることにちなんでいます。
そんなフロックスの花言葉は、「同意」・「合意」・「一致」です。
これらは、可愛らしい小花を茎の先にたくさん咲かせることから付けられたんですよ。
8月25日の誕生花と花言葉「ヒオウギ」
8月25日の誕生花は、「ヒオウギ」です。
ヒオウギは、漢字では「檜扇」と書きます。
これは、この植物の葉っぱが平安時代に使われていた檜の扇に似た形をしていることに由来しています。
ちなみに、京都の祇園祭ではヒオウギを飾る習慣があります。
この植物には悪い霊を退く力があると信じられていて、同じく悪い霊を退けるために行われ始めた祇園祭にぴったりだったんです。
そんなヒオウギの花言葉は、「個性的な美しさ」・「誠意」です。
この植物は、オレンジ色に赤の斑点模様という変わった姿の花を咲かせます。
そのことから、「個性的な美しさ」という意味が付けられたんですよ。
8月26日の誕生花と花言葉「ユウゼンギク」
8月26日の誕生花は、「ユウゼンギク」です。
ユウゼンギクは、漢字で「友禅菊」と書きます。
これは、白・赤・紫などの色の友禅染のような色合いの花を咲かせるキク科の植物であることが由来となっています。
原産地は北アメリカで、英語名を「New York Aster(ニューヨークのアスター)」といいます。
ユウゼンギクが日本にやってきたのは、明治時代のことなんですよ。
そんなユウゼンギクの花言葉は、「老いても元気」・「若者に負けない元気」です。
ユウゼンギクは、新しい花をどんどん咲かせていきます。
この様子から、これらの花言葉が付けられたんですよ。
お友達だけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんにも贈りたい花ですね!
8月27日の誕生花と花言葉「ホウセンカ」
8月27日の誕生花は、「ホウセンカ」です。
ホウセンカは、漢字では「鳳仙花」と書きます。
これは、この花の姿を伝説上の鳥である鳳凰(ホウオウ)の羽ばたく姿になぞらえた中国名です。
この読み方は、それを音読みにしたものなんですよ。
また、昔はこの花の汁で赤く爪を染めたことから、「ツマベニ/ツマクレナイ(爪紅)」とも呼ばれることもあります。
原産地は東南アジアで、6月~9月にかけて白・ピンク・赤・紫などの色の花を咲かせます。
ホウセンカの花言葉は、「短気」・「私に触れないで」です。
これらは、ホウセンカの実は、成熟するとちょっと触れるだけでも弾けて種が飛び出てくることから付けられた言葉なんですよ。
8月28日の誕生花と花言葉「エリンジウム」
8月28日の誕生花は、「エリンジウム」です。
エリンジウムの名前は、「Eringion(トゲのある)」というギリシャの哲学者テオフラストスが使っていた言葉が語源といわれています。
彼はまた、博物学や植物学者でもあったんですよ。
この植物は、アザミに似た白・青・紫などの色の花を夏に咲かせます。
葉っぱはヒイラギに似ていて、海辺に生息することから、「Sea Holly(海のヒイラギ)」という英語名も付けられています。
そんなエリンジウムの花言葉は、「秘密の恋」・「光を求める」です。
「秘密の恋」とは、この花は触れると痛いことに由来しています。
そして「光を求める」とは、この植物が全体的にツヤがあることから付けられたんですよ。
8月29日の誕生花と花言葉「ケイトウ」
8月29日の誕生花は、「ケイトウ」です。
ケイトウは、漢字で「鶏頭」と書きます。
これは、まるで鶏のトサカのような形の花を咲かせることにちなんでいます。
そのため、英語でも「Cockscomb(雄鶏のトサカ)」と呼ばれているんですよ。
夏から秋にかけて咲くこの花は赤だけでなく、白・ピンク・黄・オレンジなどの色もあります。
そんなケイトウの花言葉は、「気取り屋」・「お洒落」・「風変わり」です。
これらの意味は、派手で独特な花の様子から付けられたんですよ。
ちなみに、ケイトウは「トサカケイトウ(鶏冠鶏頭)」や「ウモウケイトウ(羽毛鶏頭)」をはじめとしていくつも種類があり、形もそれぞれ違っているんですよ。
8月30日の誕生花と花言葉「スパティフィラム」
8月30日の誕生花は、「スパティフィラム」です。
スパティフィラムという名前は、「Spath(仏炎苞)」と「Phyllon(葉っぱ)」というギリシャ語が由来となっています。
これは、この植物の特徴を表したものです。
スパティフィラムの白い花のような部分は、実は花ではありません。
これは、「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる花を包む葉っぱの一種なんですよ。
サトイモ科の植物によく見られるもので、真ん中にある棒状の部分が花なんです。
そんなスパティフィラムの花言葉は、「清らかな心」・「上品な淑女」です。
これらは、エレガントな純白の仏炎苞を持つことから連想された言葉なんですよ。
8月31日の誕生花と花言葉「リンドウ」
8月31日の誕生花は、「リンドウ」です。
リンドウは、漢字で「竜胆」と書きます。
この植物は中国では漢方として用いられていて、根っこが竜の胆のように苦いことが名前の語源となっています。
その中国名の音読みが変化していき、リンドウと呼ばれるようになりました。
秋に見頃を迎えるリンドウは、青だけでなく、白・黄・紫などの花も咲かせます。
そんなリンドウの花言葉は、「誠実」・「貞節」・「悲しんでいるあなたを愛する」です。
「誠実」や「貞節」は、この花が曇や雨の日には閉じてしまうという性質から付けられた言葉です。
そして「悲しんでいるあなたを愛する」とは、群れずに1輪ずつポツリと咲くさみしげな青いリンドウの姿にちなんでいるんですよ。
まとめ
今回は、8月1日~8月31日の花言葉をご紹介しました。
夏らしい花から、ちょっと聞きなれない花まで、色々なものがありますね。
ガーデニングが好きなお友達には苗や鉢植え、お洒落が好きなお友達には誕生花のモチーフのアクセサリーなど、プレゼントの工夫もできますよ。
大切なお友達にピッタリな、素敵な誕生日プレゼントを探してくださいね☆
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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