ハーブとは何か?定義やどんな植物なのかをわかりやすく解説

ハーブとは何か?定義やどんな植物なのかをわかりやすく解説 ハーブのいろは

 

いろはちゃん

そういえばハーブってなんだろう?

カモミールやミントをハーブって呼んでいたけど実際にあんまり考えたことなかったなぁ・・・

 

とハーブというものについてふと思ったあなたに今回は

「ハーブとは何か?」についてわかりやすくお話ししていきます。

 

合わせて、

  • ハーブの定義
  • ハーブで何ができるのか

 

これらもお話ししますね。

 

それではさっそく「ハーブとは何か」を見ていきましょう!

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ハーブとは何か

動画でも「ハーブとは何か?」について説明していますので、
文章が苦手かも…という方こちらをご覧ください。

 

一言でいえば、香りがあり健康や美容などの心身のケア、芳香剤や消臭剤、染物や料理の風味づけに役立つ植物のこと。

ハーブティー博士
「香りがあって生活に使える植物」とも言えますね。

 

生活で使える有用植物なので、「ハーブ」というとかなり範囲が広くなります。

ハーブの使用が盛んなヨーロッパでは、スパイスと区別して国内で栽培できる植物を「ハーブ」と呼んでいるそうです。

 

例えば「香草」というとハーブが思い浮かぶかもしれません。
ですが、同じではありません。

「香草」は香りが特徴的な草なので、ハーブは「香草」の枠の中にあるということになります。

 

また、効能や効果を期待する植物療法に使われるものを「メディカルハーブ」と呼びます。

いわゆる「薬草」・・・と言いたいところですが、ハーブは医薬品ではないため「薬」とは呼べません。

(※ドイツなどの海外ではセントジョンズワートなどが医薬品として処方されています)

 

ハーブティー博士
日本の「漢方」的なイメージですかね。
メディカルハーブは「西洋の漢方」とも言えます。

しかし、薬として処方している国もあればしていない国もあり、この辺りの細かな部分が国によって違うため分かりづらくなっています。

結果、ハーブとは「香草」「薬草」と訳され香りのある植物の総称とも言えます。

 

 

他にも

  • 料理用ハーブ「カリナリーハーブ」
  • 園芸用ハーブ「オーナメンタルハーブ」
  • 芳香ハーブ「アロマティックハーブ」

 

と呼ばれ区別されています。

 

 

元々ハーブ「harb」の語源は、ラテン語。
草を意味するヘルバ「Herba(ヘルバ/エルバ)」に由来しています。

 

全ての植物、草に由来した・・・と言うことなのですが、そこから生まれたハーブ「harb」という言葉は一体何を意味しているのでしょうか?

 

人間とのかかわり合いは深く、大昔のメソポタミア文明、エジプト文明などの古代文明から薬などに利用されていたという記録もあります。

 

ということでハーブの言葉の意味「ハーブの定義」を見ていきましょう。

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ハーブの定義

「ハーブの定義」とは何でしょうか。

 

定義とは?

物事の意味・内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること

 

日本メディカルハーブ協会によってハーブとは
「生活に役立つ香りのある植物」

オックスフォード英語大辞典では、
「葉や茎などを薬や香料に利用する植物」

 

と定義されています。

 

言い換えれば「人間の生活・暮らしに役立ち、香りのある自生植物」でしょうか。

 

いろはちゃん
言われてみれば、そんな感じがする。

上でもお話ししましたが、ハーブを簡単に言うと「香りがあって生活に使える植物」で、定義を考えると「人間の生活・暮らしに役立ち香りのある自生植物」ですかね。

 

香りがあるからハーブというわけではなく、食用として使われる植物の中にも「サラダ用ハーブ」と呼ばれるものがあります。

香りがほとんどしない場合もです。

 

ですので、「暮らしに役立つ」という部分を深く掘ると、有効成分が含まれているのがハーブとも言えますよね。

 

「自生植物」と言ったのは、野菜と区別したいからです。

ハーブはすべて「自生」しているものです。

それが、地中海沿岸などの海外から昔伝わり、日本で増えているだけ。

 

なのでハーブから野菜になったものもあります。

野菜は人間が品種改良していますよね。

元々、キャベツやセロリ、玉ねぎなどは品種改良されてハーブから野菜になった植物なんです。

 

ハーブで何ができる?

ハーブティー

ハーブの用途は幅広く、

  • ガーデニング
  • ハーブティー
  • 料理
  • お菓子
  • 入浴剤
  • アロマテラピー(芳香療法)

 

などがあり、これらを使って植物療法もおこなわれます。

 

 

ハーブティー博士

芳香剤や、虫除けなどにも使えますね。

美容や健康に役立てることもできますし、布などの染色(せんしょく)をすることも可能です。

 

 

使用目的の多くは、肉や魚の臭み取りにも使える料理や、手軽に成分を吸収できるハーブティーですが、化粧品などに使われることが多くなりました。

カモミールの香水などもあるように、今後もっと需要が高くなりそうです。

 

注目は当サイトでもメインで取り扱っている「ハーブティー」。

 

ハーブティーは作用により自然治癒力を高める

ハーブを使ったハーブティーは日常生活の中で手軽に行える植物療法。

ハーブから抽出される効果のある成分を簡単に摂取、そして吸収できるので家庭だけではなくカフェなどのお店でも出されるようになりました。

 

ハーブティーにはビタミン類なども含まれますし、蒸気による香りも脳を刺激しアロマテラピー効果をもたらしてくれます。

 

他にも、お風呂に入浴剤として入れ、皮膚から成分を吸収することもできます。

ハーブは日常生活でとても使いやすく、人間の自然治癒力を高めるものとしてかなり役立ちますね。

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まとめ

いかがでしたか。

今回は

  • ハーブとは何か
  • ハーブの定義
  • ハーブで何ができるのか

 

これらについてお話ししました。

 

 

ハーブティー博士

「ハーブ」とは「人間の生活・暮らしに役立ち香りのある自生植物」

こう覚えておきましょう。

 

 

そして、

  • 料理
  • 園芸
  • 芳香

 

などにより、呼び名が変わったり細分化されます。

 

ハーブによっては被っている部分もありますが、大きく見れば私たちの生活に役立つ植物なので今後も大事にしていきたいですね。

 

パクチー(コリアンダー/香菜)が日本でもブームになったことがあります。

パクチーと言えば、カメムシのような香りがするとも言われ人によって好き嫌いがあるモノですが、これも「ハーブ」です。

 

「パクチー」として一気に認知度が増したので「ハーブ」という認識よりは「野菜」というイメージに近かったかもしれませんね。

それでも、このような形で「ハーブ」が日本に入り、一般的に使われるようになった背景には長い歴史があると思います。

ハーブにも毒性があり、危険なものがあったはずです。

先人たちが生活していく上で、一つずつ自分たちの体を犠牲にして残してきた結果や知恵の上に私たちは成り立っていることは忘れてはいけないと思います。

 

まだまだ可能性を秘めているハーブ。

今後もっと需要が高まりそうですね。

 

今回の記事で「ハーブとは何か」分かっていただけたら幸いです。

 

ハーブとスパイスと香辛料の違いについてもお話していますのでご覧ください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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