バタフライピーを使ったレシピって何があるんだろう?
青い色を使ったレシピがあるなら知りたいなぁ。
そんな疑問をお持ちのあなたに、今回はバタフライピーを使ったレシピをご紹介します!
これから話題になるバタフライピーを使う時の参考になりますよ。
一足先にレシピを知ってみんなを驚かせましょう^^
また、一部では噂の「青いごはん」の作り方もご紹介します。
ほんとにヤバいくらい青いです・・・
食欲無くなっちゃいますけどね(笑)
それでも、特にお店をやっている方であれば、ハロウィンには大活躍するかもしれません!
覚えておいて損はない、バラフライピーを使った青色レシピ!
この機会にぜひ参考にしていってください。
それでは早速レシピを紹介していきます!
バタフライピーを活用したレシピ
バタフライピーを使ったレシピを紹介します。
今回は、
- ハーブティーを応用したグラデーションのドリンクジュース
- バタフライピーの青いゼリー
- シンプルなヨーグルトパフェ
- バタフライピーの青いアイスクリーム
- 青いごはん!
- 青い氷
これらを紹介していきますね。
実際に作って写真をとり忘れたものもあるので、次回作ったときに撮って貼り付けますね。
それでは、まずは1番の「ハーブティーを応用したグラデーションのドリンクジュース」レシピから説明していきます。
バタフライピーのグラデーションドリンクレシピ
こちらの記事で紹介したドリンクの分量です。
青いハーブティー「バタフライピー水の作り方」はこちらの記事に詳しく書いてありますので先にご覧ください。
→バタフライピーの味や色を体験談で解説&ハーブティーの飲み方など(画像あり)
●分量(左) | |
オレンジジュース | 30cc |
氷 | 4個 |
バタフライピー水 | 80~90cc |
ガムシロップ | 少量 |
●分量(真ん中) | |
カルピス | 20cc |
氷 | 4個 |
バタフライピー水 | 100cc |
●分量(右) | |
カルピス | 20cc |
氷 | 4個 |
オレンジジュース | 50cc |
バタフライピー水 | 50cc |
●作り方
その時に一気に入れてしまうと混ざってしまう可能性があるのでゆっくり注いでください。
バタフライピーの青いゼリーレシピ
●分量 | |
水 | 500cc |
ローズマリー | ティースプーン1杯 |
レモングラス | ティースプーン1杯 |
乾燥バタフライピー | 花びら3つ |
ゼラチン | 12.5g |
水 | 50cc(ゼラチンをふやかす用) |
砂糖 | 125g |
レモン汁 | ティースプーン5杯 |
●作り方
- ゼラチンを水を入れて30~1時間ほどふやかす。(水は冷たい水。お湯はダメ)
- 水を鍋に入れて沸かす。
- そこにハーブを入れて5~10分ほど待つ。
- 好みの色になったら漉す。
- 茶こしで漉すと細かなハーブが残るのでティッシュペーパーを一枚茶漉しにのせて漉す。
- もう一度火にかけて軽く沸いたら砂糖を入れて混ぜる。
- 火を止めてレモン汁を入れる。
- すぐにゼラチンを入れて溶けてなくなるまで混ぜる。
- 型やタッパーに注いで冷蔵庫へ。
- 2時間ほど待てば出来上がり!
順番はこんな感じです。
画像で説明するとわかりやすいと思うので参考にしてください。
鍋で湯を沸かす。
ハーブを入れる。
色が変わっていきます。
今回はこのくらいで止めました。
漉します。
細かいハーブが入ってしまったので2重になっているティッシュを1枚にして網にのせ漉します。
このように透き通った綺麗な液体になります。
もう一度沸かして、砂糖、レモン汁、ゼラチンを入れ溶かして、
タッパーや型に入れ2時間ほど冷蔵庫へ。
完成!
※ 水、ハーブ類を上で紹介している「バタフライピー水」にしてもできます。
ライムやレモン汁をかけるとほんのり表面だけ色が紫色に変わるので優雅な感じがしますよ。
鮮やかで、しかも天然の色素というのが凄いですよね。
※ 濃さによって色が変わらない可能性もあります。
●基本と応用の考え方
上の分量だと難しいと思う方のために、簡単にする考え方をお話ししておきます。
ハーブのローズマリー、レモングラスは香りづけの意味があるので入れていますが、バタフライピーだけで作る場合は「花びら3~5つ」に変えてください。
- 3つなら薄め。
- 5つなら少し濃い目になります。
ハーブは細かい粉が出ないようにするためにお茶パック用の不織布に入れるか、ティーパックがあればそれを使ってもいいです。出てしまったらティッシュを使って漉しましょう。
ゼラチンの基本の考え方は、水に対して2.5%くらいがちょうどいいと言われています。
ですので、500cc×2.5%=12.5g ということになります。
そのゼラチンをふやかすのに、
ゼラチン:水=1:4になるのが基本なので、
ふやかす用の水は、12.5g×4=50cc の水でふやかすということになります。
また、今回の分量ではレモン汁がティースプーン5杯入っていて酸味を加えているので水の1/4の砂糖が入っていますが、
レモン汁を入れない場合は砂糖は1/6~1/5にしてください。
83g~100gということになります。
ゼリーの作り方の基本なので、
- ゼラチンは液体の2.5%
- ふやかす水はその4倍
と覚えておいていただければOKです。
これで固まらないものがあれば、それはパイナップルジュースなどタンパク質分解酵素が多いものですので、その時はゼラチンの量を1.5倍などにします。
アレンジで、バタフライピーとパイナップルジュースを混ぜたゼリーを作るのであればこのゼラチンの割合では固まらないので多くして下さいね。
シンプルなヨーグルトパフェレシピ
●分量 | |
ヨーグルト | 適量 |
砂糖 | 適量 |
上で作ったバタフライピーのゼリー | 適量 |
●作り方
全て適量です!(笑)
- ヨーグルトは好みで砂糖を入れ甘くします。
- ゼリーを四角に切ります。
- グラスにヨーグルトとゼリーを交互に入れていけば完成!
赤いのはブルーベリーとストロベリー、クランベリー、フランボワーズ(木いちご)で作ったソースをのせて飾っています。
●応用
バタフライピーの青いアイスクリームレシピ
アイスクリームは本来、卵黄や殺菌の意味も込めて83℃にするなど少し手間のかかる工程があるのですがここでは簡単な方法をご紹介します。
もし本格的な方法が知りたい方がいらっしゃいましたらお問い合わせからご連絡ください^^
●分量 | |
乾燥バタフライピー | 10~15個ほど |
牛乳 | 150cc |
生クリーム | 135g |
練乳 | 150cc |
バニラエッセンス | 5滴ほど |
●作り方
- 牛乳を沸騰直前まで温めます。火は弱火でつけておきます。
- そこにバタフライピーを入れます。
- 5~10分ほど待って濃い青色が出てきたら火を止めます。
- ザルか網で漉します。
- 冷蔵庫か氷水で完全に冷えるまで1時間以上待ちます。
- 冷えたのを確認したら生クリームを泡立てる作業に入ります。
- 生クリームを角が立つまで泡立てます。少し立てすぎの8分立てくらいの方がいいかもしれません。
- そこに練乳を入れて混ぜます。
- そこに青くなった牛乳を混ぜます。
- タッパーに入れ冷凍庫へ。
- 1時間半経ったらスプーンなどで全体を混ぜます。
- まだトロトロしていれば、もう一度冷凍庫に入れ30分~1時間ほど待って同じように全体を混ぜます。
- 見た目や感触がアイスクリームのようになっていたら完成です!
ぜひ試してみてください!
※ 分量は、一人分くらいですのでお好みで増やしてください。
青いごはん!レシピ
ぎょぎょぎょっ!?
っと驚くような青いごはんの作り方をご紹介します。
ハロウィンなどで作るにはいいですが、普段コッソリやると怒られると思いますので気を付けてください(笑)
●分量 | |
乾燥バタフライピー | 3~5つ |
お米 | 適量 |
水 | 適量 |
●作り方
お米と水を「適量」と書いたのは、ご家庭で炊飯器を使いご飯を炊くときに簡単にできるからです。
炊飯器でご飯を炊く前にバタフライピーの花びらを入れるだけ!
たったそれだけ!!
スイッチオン!
・・・
家族→( ^ω^)・・・(今日のご飯はまだかなぁ~)
・・・
ピー!(ご飯が炊けた合図。炊飯器の音)
家族→( ^ω^ )ごはんっ♪ごはんっ♪
ガチャ!(炊飯器のふたを開ける音)
家族→(;゚Д゚)!?
(;゚Д゚)!!?
一度やった結果、家族の表情がこんな感じになりましたw
この後はご想像にお任せします(笑)
青い氷でオシャレなドリンク!?
見た目が結構オシャレになるので面白いですよ^^
●作り方
- 上で紹介したバタフライピー水を冷凍庫の氷作る型にに注いで凍らす。
- 透明のグラスに三ツ矢サイダーなどを入れ、青い氷を入れる。
- 完成!!
氷が溶けてきたときの色の変化も楽しめるのでおすすめです^^
ここまでレシピをご紹介してきました。
でも、途中レモン汁を入れたのに紫に変わってないような・・・?
と不思議に思った方がいるかもしれません。
そうです、ゼリーの所です。
最終的に青いゼリーでしたよね。
その理由をお話しします。
レモンで色が変わっても青色に戻ってしまう理由
バタフライピーに含まれるアントシアニン(アントシアニジン)は酸で色が紫に変化します。
逆に重曹や、それが含まれる炭酸(ソーダ)などのアルカリ性で青色になります。
色の変化についてはこちらに書いてありますのでよろしければご覧ください。
→バタフライピーの味や色を体験談で解説&ハーブティーの飲み方など(画像あり)
この特性を生かして紫のゼリーを作ろうとしたところ何故か青色に戻ってしまいました。
その原因は、ゼラチンにあったようです。
調べた所、
ゼラチンを作るときの基本的な製造法、過程で、ろ過後に酸またはアルカリでpH調節を行うようです。
その時に、いくつかゼラチンの種類ができるのですが一般的にスーパーなどで販売されているゼラチンは粒の細かいものが多いですよね。
それが易溶性(いようせい)、つまり容易に、簡単に溶けるものに当たります。
そして、その易溶性ゼラチンにはpHによってアルカリ性と酸性のものがあるというわけです。
- 易溶性ゼラチン(酸)
- 易溶性ゼラチン(アルカリ)
ですので、このアルカリ性にpHが偏ったゼラチンを使うとせっかくレモンやライムなどの酸性で変化させた色がアルカリ性によって戻ってしまうというわけです。
でも、自分で調べるには限界があると思い、全国でもゼラチンや寒天で有名な「伊那食品」さんに現在問い合わせて聞いているところなので詳しいことが分かり次第また追記させていただきます。
対策方法なども聞いてみますので、ぜひまた記事を見に来て下さい^^
※追記 伊那食品さんに問い合わせてみました。
すると、実際にゼラチンはpH処理を行うためアルカリ性、酸性のゼラチンがあるんですが、偏り過ぎると安定しなくなるためそこまでpHの偏っているものは無いそうです。
ですので、「アルカリ性のゼラチンが原因で加えたときに青色に戻る」とは言い切れないとのことです。
というのも、酸性のゼラチンを使っていたとしてもゼリーを作る工程によって左右されるので何とも言えないと言っていました。
ゼリーを作る際は熱を加えるので、その熱によってアントシアニン、ゼラチンに何らかの影響があり、一度色が変化したものでもゼラチンのアルカリ性、酸性関係なく青色に戻ることもあると考えられるようです。
実際にそのあたりの実験はされていないと言っていましたので、色の変化については「これが原因!」という理由を見つけるのは難しいというお答えでした。
色を紫から青色に変化させないための対策は?
せっかくレモン汁などを加えて紫色にしてもゼラチンを加えることで青色に戻ってしまうことが多いと思われるゼリー。
その対策方法を「伊那食品」さんに聞いたところ、答えはとてもシンプルでした!
私は、「レモン汁 → ゼラチン」この順で加えていたんですが、これを
「ゼラチン → レモン汁」に変えるだけ。
そうすることで、ゼラチンで色が戻ることないので、レモン汁を色が変わるまで入れればいいということでした。
ただ、この欠点は作ってみた後に砂糖を入れる必要がありますね。
市販のゼラチンと言っても種類がありますし、工程によっても変わるので
- 同じゼラチンの種類
- 同じ工程
これを守って一度作り、分量の見直しをした方が良さそうです。
バタフライピーの効能についてはこちらをご覧ください。
→バタフライピーの効能効果!マロウブルーとの違い『効能・色・味』は?
また、バタフライピーとはどんなハーブなのか?知りたい方はこちらに詳しく書いてあります。
→バタフライピーとは?青い花のハーブ「アンチャン(タイ語)」の魅力は?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、
- バタフライピーを使ったレシピ
- レモンで色が変わっても戻ってしまう理由
これらについてお話しさせていただきました。
レシピは応用が利くものばかりです。
フルーツを加えたりカップなのど型を変えてみたりして楽しみながら作ってみてください。
また、青い氷はとても簡単に作れますのでぜひ、ご家庭で作ってみてください。
ご友人や、お客様が来た時に出してあげると驚くんじゃないでしょうか。
そして、話に夢中になっているとだんだん氷が溶けて、青いソーダに・・・。
その変化も楽しめますね。
バタフライピーの効能についても知っておけば話のネタにもなります。
2017年以降トレンドスーパーフードの「バタフライピー」を知っておいて損はないです。
ぜひ、一度レシピを参考に何か作ってみてくださいね^^
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
涼やかで素敵なゼリーです。
夏にぴったり。
お店で出てくるみたいなおしゃれなゼリーですね。
ごはんは・・・・・衝撃すぎます。
ちょっと日本人には慣れない色合いなので食欲は全く出ないですね…。
青いゼリーは今後カフェなどでも流行するかもしれないですね。
>春の七草さん
コメントありがとうございます。
青色のゼリーってなかなか美味しいものができないんですけど、これだと癖もないので自分好みの味に変えられます。
夏には見た目も涼しくなっていいですね^^
ご飯は・・・私も衝撃的でした(笑)
でも、これを使ってお弁当にドラえもんのキャラ弁作っている方がいたのでその発想に驚きました!