ハーブ・バタフライピーの副作用?生理中・妊娠中は注意が必要な理由とは?

生理,妊娠 バタフライピー
いろはちゃん
バタフライピーって生理中とか妊娠中に飲まないほうがいいって・・・副作用があるの?

 

いろはちゃん

もしかして、あの青い色がヤバいとか?

え?飲んじゃったけどどうしよう・・・

そんな声が聞こえてきましたが、ちなみに、1杯くらいなら飲んでも大丈夫ですので、今飲んで不安になっている方は安心してください^^

ハーブティーを飲んでいると、こんな疑問や不安を抱くことありますよね。
特によくわからないハーブ

検索で「バタフライピー」と調べても簡単なことだらけであまり詳しいことが出てこなかったり、不安は募るばかり・・・。

 

そこで、そんな疑問や不安を解決できるように副作用や生理中・妊娠中に避けた方がいい理由をまとめました。

これを読めば、「いつなら安心して飲むことができるか」わかりますのでぜひご覧ください。

では、「バタフライピーには副作用があるのか?」から見ていきましょう。

スポンサーリンク

バタフライピーには副作用があるのか?

バタフライピー

タイやバンコクなど東南アジアではハーブティーにしたり、料理、デザートなどの色付けに使われているバタフライピー。

青い色がとても特徴がありますが、日本人の私たちからするとあまり慣れない色で、人によってはちょっと毒々しい感じもするかもしれません。

確かにこの色は初めて見たときは正直、飲めないな・・・と思いました。

いろはちゃん
そんな青い色は見るからに副作用がありそう・・・

と思いきや、この色は花びら部分の「天然色素」なんです。
一度ハーブティーなど淹れてみると分かるんですが着色せずにこの色は凄いですよ(;゚Д゚)

色はブルーベリーなどに含まれるアントシアニンから来ています。

もう少し詳しくお話すると、アントシアニンの一つで紫赤色を構成している「デルフィニディン」が主にバタフライピーの青色を出しています。

アントシアニンと聞くと眼精疲労などに期待できそうですが、バタフライピーはネット上などでは生理中や妊娠中の人は飲まないほうがいいと言われているんですよね。

ということは他の部分に副作用はあるみたいですが・・・

バタフライピーの効能は?

ということで、バタフライピーの効能について少し見てみましょう。

ここに副作用の原因となる効能があるかもしれません。

代表的なのは、

  • 抗酸化作用
  • アンチエイジング
  • 眼精疲労の改善
  • 薄毛・白髪防止
  • 美肌作用 など

他にも色々あります。

これら代表的な効能には「生理中・妊娠中にダメ!」と言われるようなものは無いですが、上のリンク先をご覧になりましたか?

 

いろはちゃん
あ、もしかしたらアレかも・・・

と思った部分ありませんでしたか?

バタフライピーの花の成分に気になる所が・・・

そうです、バタフライピー(アンチャン)の花だけに含まれる成分には、

  • 抗血栓
  • 血栓溶解

をする成分が含まれているようなんですよね。

実際タイの医学で病気に使われているくらいなので効果もかなりあるのでしょう。

この二つの作用は血液をサラサラにしてくれる効果が期待できるんですよね。

いろはちゃん
・・・ん!?

と思った方。気付きましたか?

ということで、もっと詳しく見ていきましょう。

スポンサーリンク

生理中・妊娠中に飲んでも大丈夫なのか?ダメなのか?

生理,妊娠

バタフライピーは生理中・妊娠中に飲んではダメ!と言われています。

でも、ハーブティーと言えば、カフェインが無いことで安心して飲める、リラックスできると妊娠中の人には大人気です。

中にはマテなどカフェインを含むハーブや、ペパーミントのように成分・効能によって妊娠中は避けたほうがいいハーブなどがあります。

じゃあ、どうしてバタフライピーはだめなのか?

ということなんですよね。

色が似ているのはマロウブルーと呼ばれるハーブくらい。
他にはあまりない青い色をしたハーブティー、効能もアンチエイジング効果に期待できると言われ、どんどん認知度も高くなっています。

他にも美肌効果や肥満予防など効果が期待でき、特に女性にとっては魅力的なハーブ。

髪の毛に張りや艶をもたらし白髪にも効果があったり、パソコン作業でのデスクワークで疲れた目にいいとも言われているので男性にも魅力的なハーブです。

 

男性はまだいいのですが、問題は女性。

 

いろはちゃん
こんなにも魅力的なハーブなのに、生理中・妊娠中は飲まないほうがいいなんて・・・

 

そこで、先ほどの効能も思い出してください。

ノンカフェインなのに飲まないほうがいい理由とは?

まず、バタフライピーはノンカフェインです。

そこで、「カフェインが無いことで安心して飲める!」

と思って飲んでしまうと、もしかしたら人によっては体調を崩すかもしれません。

その理由に、バタフライピーには、

  • 子宮収縮作用
  • 血小板機能を抑制する作用

があるからです。

子宮収縮作用は妊娠初期に起こると流産の可能性が高まります。
これは危険なので避けたいですね。

 

通常は妊娠して3週間経った頃、ホルモンの働きにより収縮運動は抑えられ受精卵が傷つけられるのを防ぐようになります。

そこでバタフライピーのハーブティーなどを摂取すると子宮収縮作用により胎児を傷つけてしまう恐れがあるんです。

 

また、血小板機能を抑制する作用は、本来血を止める役割を果たす血小板の機能を抑えるということなので簡単に言えば血が止まりにくくなるということです。

血液の通りがサラサラになるという点から見ればいいことなんですが、生理中(月経中)など出血が多い時にその効果が発揮されると危険というわけです。

よって、妊娠してたり出血してたりする人は飲まないほうが良いということになります。

でも、1杯ほどでものすごく効果を発揮するものではないので、冒頭では安心してくださいと言いました。
飲み過ぎには注意が必要です。

余談ですが、子宮収縮作用については他に、「カモミール」が代表的なハーブで飲まないほうがいいと言われています。

しかし、これは初期に飲まないほうがいいのと、飲み過ぎなければいいんです。

一番よくないのは、ハーブティーやその香りが好きで飲めずにストレスをためること。
そうなるくらいなら1日1杯程度のカモミールティーは大丈夫と言われています。

ちなみにカフェインは妊娠中に摂取できないことは無いので、その理由やペパーミントが妊娠中にダメな理由を知りたい方はこちらをご覧ください。

→ ミントティーの効能は?妊婦さんが飲んではいけない理由とは?いつからならいい?

いつ・いつから飲んでもいいのか?

妊娠

上記のことを考えると、

  • 生理中
  • 妊娠中

これらは避けたほうがいい、というのはわかるんですが・・・

 

いろはちゃん
出産して、赤ちゃんを産んでからはいいのかな?

という疑問が出てきますよね。

一番安心なのは卒乳してからなのでしょうけど、出産後、身体が安定するまでは飲むのは避けましょう。

ハーブに関しては、人によってすぐ効いたり、効くまでに時間がかかったり効き目もバラバラ。
その効果も強かったり弱かったりと違いが出ます。

ですので、特に出産後、卒乳前にハーブティーを飲みたいという方は一度医師にご相談ください。
それが一番安心して飲めるのではないでしょうか^^

スポンサーリンク

専門家にバタフライピーについて聞いてみた。

バタフライピーに関しては、2017年に日本で認知度が高まり始めたハーブなので産婦人科などお医者さんに聞いても答えが曖昧なんですよね。

お医者さんに聞いたところ、

 

新しいもので把握してない

 

と言われました。

これは仕方ないと言えば仕方ないですよね。
薬でや病気ではありませんし。

ハーブとなるとまたちょっとジャンルが違うかもしれません。

それでも、飲まれる方が増えているのでお医者さんも、もう少し敏感になってほしいと思いました。

そこで、ハーブの専門「生活の木」さんにお問い合わせしました。

その返信内容。↓

バタフライピーというハーブは
弊社ではお取り扱いがなく、今後取り扱う予定もございません。
また、成分についてもハーブ自体の取り扱いがないため
弊社では情報を持ち合わせておらずお答えできかねます。
申し訳ございません。

とのことです。

いつ、いつから飲んでいいのかは正確な回答が得られませんでした。

人によって効果の表れ方も差があるので、不安になってしまう方は妊娠初期・生理中には飲まないことと、出産後、卒乳前にハーブティーを飲みたいという方は一度医師にご相談ください。
体調の面などから判断してくれるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、

  • バタフライピーには副作用があるのか
  • バタフライピーの効能
  • 生理中・妊娠中に飲んでも大丈夫なのか?ダメなのか?
  • 飲まないほうがいい理由
  • いつ・いつから飲んでもいいのか?
  • 専門家にバタフライピーについて聞いてみた

これらについてお話しさせていただきました。

一見、大丈夫そうに感じるハーブでも成分によっては生理中や妊娠中に良くないものもあるので気を付けてほしいです。

人によって効き目が違うので一概には言えないことですが全く飲んではいけないということでもないと思います。

もし、そうだったら「生理中、妊娠中に知らずにカフェなどで飲んでしまった人はどうなるの!?」

となってしまいます。

 

実際、友人が「妊娠中に飲んでしまったけど特に何ともない。1杯くらいなら別に大丈夫だった。」
と言っています。

 

それよりも、レストランやカフェでハーブティーを提供している所のほうが心配です。

妊娠中のようですが、ハーブティーにしますか?

と聞いておいてカモミールティー出してるし・・・汗

確かに、カモミールは全くダメというわけではないですがネット上や本でも飲まないほうがいいと言われているのに妊娠中の人に出すのってどうなのかな?と思ってしまいました。

 

きちんと資格や知識を持っているのか?
それとも、妊娠初期じゃないことを見抜いているのか?

 

問題ないとわかった上で出しているのならいいんですけどね。

 

気軽にカフェを始めた方で、取り寄せたハーブティーを安易な気持ちで出している印象があまりにも強いので飲食店を経営されている方は特に気を付けてほしいと思いますね。

これからどんどん認知されていくと思いますが、不安な方は飲まないようにしてください。
もしくは、もう調べているところもあるかもしれないのでお近くの産婦人科やお医者さんに一度ご相談の上、飲用してください。

また、血液凝固に障害のある人は飲まないほうがいいです。

見た目も楽しく飲めるバタフライピーティー。
せっかくの魅力的なハーブなので飲み方を守って飲んでください^^

 

今回のお話があなたのお役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうござました。

スポンサーリンク

コメント