ローズマリーの寄せ植えで相性が良いハーブと悪いハーブは何?え、寄せ植え厳禁ってホント!?

ローズマリーの寄せ植えで相性が良いハーブと悪いハーブは何?え、寄せ植え厳禁ってホント!? ガーデニング

 

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ローズマリーと一緒に植えるのに相性の良いハーブってなんだろう?

寄せ植えで注意する事とかあるのかな?

 

と悩んでいるあなたに今回は、

「ローズマリーの寄せ植え」について

 

  • 相性の良いハーブ
  • 相性の悪いハーブ

 

これらについてお話します。

 

また、「相性」と言う事でハーブ以外にも野菜や花、食材などについても簡単に補足しておきますのでぜひ最後まで読み進めて下さいね。

 

・・・と寄せ植えについてお話しますが、巷では

「ローズマリーは寄せ植え厳禁!」

と言われているのはご存知でしょうか?

 

今回は、そう言われている理由についてもお話します。

 

それでは、ローズマリーと寄せ植えできるハーブの組み合わせを見ていきましょう!

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ローズマリーと寄せ植えできるハーブの組み合わせ

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まず「寄せ植え」とは、一つの鉢屋プランターに別の種類の植物を数種類植えて育てることです。

そんな寄せ植えには「相性」があります。

 

簡単に言えば生育環境が大事で、

  • 乾燥を好む
  • 多湿を好む
  • 高温に強い
  • 寒さに強い

 

など、これらが似たもの同士は相性がいいですね。

 

相性が良いもの同士を寄せ植えすると野菜でよく聞く、コンパニオンプランツのようにお互い元気よく育ったり、良いものが育ちます。

逆に、相性の悪いもの同士を寄せ植えすると、デメリットしかないため強い方に淘汰されてしまうか、両方枯れます。

 

そこで、ローズマリーと相性の良い植物とはどんな特徴のものでしょうか?

それは「寒さに強く、多湿を嫌う植物」になります。

 

もともと、地中海沿岸の水はけがよい土壌に生育していたため、寒さや乾燥に強い特徴があります。

 

では、相性の良いハーブから見ていきましょう。

 

相性の良いハーブ

女

ローズマリーの生育環境に似たハーブは、

  • タイム
  • セージ
  • ラベンダー

 

この3種類がよく言われます。

タイム、セージに関しては初心者でも育てやすいのが特徴です。

 

タイム

タイム

タイムは主にヨーロッパに生息し、現在では北アフリカ、アジア原産のシソ科の常緑低木です。

地中海地方で料理に使われることが多く昔から親しまれていました。

そんなタイムは高温多湿を嫌います
つまり、寒さに強く乾燥を好むのです。

 

タイムは、立ち性や匍匐性などの形状の性質や香りが少し違うことから品種が多くあります。

その中でも一般的に使われているのは「コモンタイム」

他にも、

  • レモンタイム
  • シルバータイム
  • ゴールデンレモンタイム
  • クリーピングタイム
  • ウーリータイム

 

などがあります。

 

用途としては、料理に使われることがメインでしょうかね。

ローズマリー同様、肉料理、魚料理、臭みとり、香りづけなどに使えますので、一緒に植えることでキッチンハーブとして使えるようになり便利です。

また、同じシソ科でもあり、水はけがよく日当たりのいい場所で育ちます。

生育環境が似ているというのは、とても育てるのが楽になります。

 

セージ

セージ

セージはローズマリー同様、原産地も地中海沿岸のシソ科。
常緑低木です。

つまり、生育環境が同じと言う事なので相性は抜群。

しかし、梅雨などの高温多湿には弱く根腐れしやすいのと、センチュウやハダニなどの害虫が付きやすいので注意が必要。

 

用途はハーブティーやローズマリーと同じく肉料理などに香りづけとして使われるのですが、タイムやバジルなどに比べると調理に使う印象は薄いですね。

古代ギリシアでは「万能薬」として考えられていて庭に植えられていたのですが、どちらかというと観賞していることの方が多かったようです。

種類は、主に使われるのが「コモンセージ」ですが他にも

  • クラリセージ
  • ゴールデンセージ
  • パープルセージ
  • パイナップルセージ

 

など沢山あります。

 

ラベンダー

ラベンダー

ラベンダーはシソ科ラバンデュラ属で常緑性低木。

原産地は主に地中海沿岸地方なので、生育環境が同じなのは分かりますね。

しかし、熱帯アフリカ北部、インド、西アジア、太平洋諸島、カナリア諸島などでも栽培されています。

このようにラベンダーは分布地が多く、種類によって生育環境が違うので耐寒性・耐暑性など性質も異なります。

しかし、共通点はいずれの系統も日当たりと風通しがよく、水はけの良い土を好むためローズマリーと相性がいいです。

 

用途は、鳥獣肉やラム肉などかなり香りに癖がある食材に使うことはありますが、基本的に料理には使わないですね。

ハーブティーやジャム、シロップ、お菓子、芳香剤などに使われることが多いです。

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他の相性が良いハーブ

他にも相性のいいハーブはあります。

 

ハーブ

  • オレガノ
  • バジル
  • パセリ
  • ワイルドストロベリー
  • ローリエ(月桂樹)
  • ヤロー
  • スープセロリ
  • チャイブ

 

料理系が多いので、ハーブティーというよりはキッチンハーブとして組み合わせて寄せ植えした方が毎日の生活が楽しくなりそうですね。

 

ハーブティー

ローズマリーにこれらのハーブをブレンドするのがおすすめです。

  • +カモミール、ラベンダー
  • +カモミール、ヤロウ
  • +イチョウ、ジンジャー
  • +ダンデライオン、ペパーミント、レモンバーム
  • +レモングラス、ペパーミント

 

特にペパーミントとの組み合わせは、スッキリした香りが脳を活性化し、記憶力の向上が期待できます。

ローズマリーとの相性は抜群で、相乗効果があるのでおすすめです。

 

  • ネメシア
  • オキザリス
  • デージー
  • シルバーグリーン
  • ビオラ
  • プミラ
  • クリスマスローズ

 

品種によって小さな青や白、ピンクの花を咲かせるローズマリーに、きれいな花たち。

観賞用になりますが、ローズマリーは立ち性で高さを出してもいいですし、匍匐性で綺麗に咲く花を引き立たせるのもいいですね。

 

野菜

  • キャベツ
  • トマト
  • ニンジン
  • 豆類
  • チコリ

 

ローズマリーが病害虫をあまり寄せ付けない性質があるので、コンパニオンプランツとしてはかなり有用です。

特にトマトと一緒に植えると、育ったころに一緒に使えていいですね。
イタリアン、ビストロ料理が作れそうです。

 

食材

  • 鶏肉
  • 豚肉
  • 牛肉
  • 白身魚
  • じゃがいも
  • トマト

 

他にもありますが、臭みとり以外でもよく合うのが豚肉かなと思います。
じゃがいも料理も捨てがたいですね。

西洋風を感じたいときにローズマリーの香りをつけると雰囲気も出て食事が楽しくなりますよ。

 

精油・アロマオイル

  • グレープフルーツ
  • ゼラニウム
  • レモン

 

精油ではローズマリーの爽やかさに、さらに爽やかさを加える感じです。
ゼラニウムは蚊除けとしても使われるハーブなので、ローズマリーと一緒に使うことで虫除けに効果を発揮しますね。

グレープフルーツ、レモンは柑橘系なのでサッパリ、スッキリ、そしてどこか甘い感じの香りが好きな方におすすめ。

 

相性の悪いハーブ

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ハーブの中には、繁殖力が強すぎて回りの植物の生長を阻んでしまうものがあります。

それがミント系

一部では、ローズマリーと相性が良いと言われ寄せ植えできるなんて言われていますが、どう考えても間違っています。

そもそも、生育環境、条件が違います。

 

  • ミント:多湿を好む
  • ローズマリー:多湿を嫌う

 

両方とも寒さには強いですが、ミントは水を欲しがるのに対して、ローズマリーは蒸れるのが苦手なので水分の面で真逆です。

また、ミントは繁殖力が強く、根が他のハーブを侵食して良き駆逐していきます。
すると一緒に植えていたハーブはすべて枯れてしまうので注意が必要なんです。

ミントに負けないくらい強いハーブじゃないと生き残れません。

駆逐してミントが完全に生き残るかと思えば、交雑して変な香りのハーブが生えてくることもありますからね。

 

ですので、

  • ペパーミント
  • スペアミント
  • レモンミント
  • アップルミント

 

などのミント系は絶対に寄せ植えをしないようにしてください。

 

また、料理にも一緒に使えて寄せ植えできそうな「バジル」は相性が良くありません。

寒さに弱く、湿り気を好むのでローズマリーと逆です。

しかし、キッチンハーブでよく使うのなら育てている期間も短いため寄せ植えはアリです。

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寄せ植えでの注意点!ローズマリーは寄せ植え厳禁?

女

ここまで、相性が良い植物であれば寄せ植えOK!
とお伝えしてきました。

しかし、ローズマリーは絶対に寄せ植えしてはいけないとも言われているんです。

その理由は2つ。

 

  1. 植え替えに弱い
  2. 何年も生長する

 

これらです。

 

植え替えに弱い

ローズマリーはとにかく植え替えに弱いです。

 

大きくなった時に鉢やプランターから出してもっと大きな入れ物に植え替える。

もしくは庭に植え替える。

 

一見簡単そうですが、ローズマリーの場合はそうはいきません。
枯らす方が楽です。

それだけ根をいじられるのが苦手なので、寄せ植えをした後に他へ移動しづらくなります。

 

何年も生長する

これは植え替えに繋がることですが、ローズマリーは何年も生長します。

すると根は必然と大きくなりますよね。

茎は木質化し、根も鉢いっぱいに張りパンパンになっていきます。

 

そこで、寄せ植えをしていると植え替えるときに他の植物が邪魔になります。

もし単独の鉢で育てていたなら、土ごとゴッソリ抜いて極力根っこに触れず植え替えることが可能です。

これら2つの理由から「絶対に寄せ植えはするな」と言われていますが、趣味や楽しみでハーブを育てるのにそこまで考えすぎても楽しくありません。

ですので、下記の注意点を見ながら楽しめる寄せ植えをしてください。

 

その他の注意点

基本的には上記の2点から単独で植えるのが理想です。

しかし、寄せ植えしたいですよね。

でも、相性が良いハーブ同士だからと言ってやたらと寄せ植えしてはダメです。

 

他の植物でもそうですが、蒸れは枯れの原因になるので密集して風通しが悪くなることは避けるべきです。

ですので、2~3種類で構成するのがおすすめ。

そして、株の間隔も拳一握り分くらいはほしいですね。

 

また、寄せ植えするときに根が絡み合う事があります。
これは、将来的に植え替えする時に大変。

不安であれば株と株の間に仕切りを入れましょう。

 

一番簡単なのは腐ることのないプラスチック製の下敷きですかね。

適度なサイズに切って刺す事も出来ますし、100均にも売っているので簡単に手に入ります。

 

ぜひ試してみてくださいね。

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まとめ

いかがでしたか。

今回は「ローズマリーの寄せ植え」について

  • 相性の良いハーブ
  • 相性の悪いハーブ
  • 寄せ植えでの注意点!ローズマリーは寄せ植え厳禁?

 

これらにをお話ししました。

 

ローズマリーは根を張り、木質化していくので半耐寒性で冬を越える事が出来ます。
しかし、同じ鉢に入っているハーブが耐寒性があり何年も一緒に育てていくと必然的に根がパンパンになります。

そして、植え替えに弱いローズマリーは、その時枯れやすいです。

 

ですので、キッチンハーブとして常に使うようであればタイムやセージなどと寄せ植えしてもいいですが、観賞用に寄せ植えをするのであれば1年草など枯れてしまう植物か、いっその事、寄せ植えしないほうがいいかもしれませんね。

 

しかし、相性の良いタイム・セージに関しては初心者にも育てやすいハーブなのでローズマリーと合わせて料理に使ってみたいなぁと思ったらぜひ一緒に育ててみてください。

 

今回のお話があなたのお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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