12月といえば、クリスマス・年末とイベントが目白押しですね。
「師が走り回るほど忙しい時期」という意味から「師走」ともよばれ、何かと慌ただしい月でもあります。
そんな12月に、
なんてお悩みの方は、12月にお誕生日を迎えるお友達へのプレゼント、
今年は「誕生花」というものにしてみてはいかがでしょうか?
実は、366日のすべての日には、それぞれ誕生日の花が割り当てられているんです。
そこで、12月の「誕生花」と「花言葉」の一覧をご用意しましたのでぜひ参考にしてくださいね。
最初に、一覧でパッと分かるように「カレンダー」をご用意しました。
その後は、それぞれの
- 花の「画像」
- 花言葉の「由来」
をまとめていますので、ぜひご覧ください。
- 【12月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
- 12月1日の誕生花と花言葉「キク」
- 12月2日の誕生花と花言葉「カーネーション」
- 12月3日の誕生花と花言葉「バラ」
- 12月4日の誕生花と花言葉「アベリア」
- 12月5日の誕生花と花言葉「シンビジウム」
- 12月6日の誕生花と花言葉「ユキノシタ」
- 12月7日の誕生花と花言葉「カランコエ」
- 12月8日の誕生花と花言葉「ウィンターコスモス」
- 12月9日の誕生花と花言葉「プリムラオブコニカ」
- 12月10日の誕生花と花言葉「ストレプトカーパス」
- 12月11日の誕生花と花言葉「ヒヤシンス」
- 12月12日の誕生花と花言葉「シャコバサボテン」
- 12月13日の誕生花と花言葉「シンビジウム(ピンク)」
- 12月14日の誕生花と花言葉「ブラキカム」
- 12月15日の誕生花と花言葉「ジンチョウゲ」
- 12月16日の誕生花と花言葉「ストレリチア」
- 12月17日の誕生花と花言葉「センリョウ」
- 12月18日の誕生花と花言葉「グロリオサ」
- 12月19日の誕生花と花言葉「クリスマスローズ」
- 12月20日の誕生花と花言葉「パイナップル」
- 12月21日の誕生花と花言葉「カサブランカ」
- 12月22日の誕生花と花言葉「アザレア」
- 12月23日の誕生花と花言葉「シネラリア(サイネリア)」
- 12月24日の誕生花と花言葉「ヤドリギ」
- 12月25日の誕生花と花言葉「ポインセチア」
- 12月26日の誕生花と花言葉「ブバリア(ブバルディア)」
- 12月27日の誕生花と花言葉「パフィオペディルム(パフィオペディラム)」
- 12月28日の誕生花と花言葉「ザクロ」
- 12月29の誕生花と花言葉「ホオズキ」
- 12月30日の誕生花と花言葉「ハボタン」
- 12月31日の誕生花と花言葉「ユズ」
- まとめ
【12月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
日付 | 誕生花名 | 花言葉 |
12月1日 | キク | 高貴・高尚・高潔 |
12月2日 | カーネーション | 無垢な深い愛・母への愛 |
12月3日 | バラ | 美しさ・愛 |
12月4日 | アベリア | 謙遜・謙譲・強運 |
12月5日 | シンビジウム | 高貴な美人・素朴・飾らぬ心 |
12月6日 | ユキノシタ | 深い愛情 |
12月7日 | カランコエ | たくさんの小さい思い出・おおらかな心・幸福を告げる |
12月8日 | ウィンターコスモス | 調和・淡い恋・忍耐・もう一度愛します |
12月9日 | プリムラオブコニカ | しとやかな人 |
12月10日 | ストレプトカーパス | 信頼に応える・囁きに耳を傾ける |
12月11日 | ヒヤシンス | 遊び・スポーツ・ゲーム・悲しみを超える愛 |
12月12日 | シャコバサボテン | 美しい眺め・ひと時の美しさ |
12月13日 | シンビジウム (ピンク) |
上品な女性・素朴 |
12月14日 | ブラキカム | 優美さ・いじらしさ・可憐な仕草 |
12月15日 | ジンチョウゲ | 栄光・永遠・不死・不滅 |
12月16日 | ストレリチア | 恋をする伊達者・気取り屋の恋 |
12月17日 | センリョウ | 富・財産・利益・恵まれた才能 |
12月18日 | グロリオサ | 勇敢さ・栄光 |
12月19日 | クリスマスローズ | 慰め・不安を和らげて・中傷 |
12月20日 | パイナップル | あなたは完璧 |
12月21日 | カサブランカ | 純潔・高貴・威厳 |
12月22日 | アザレア | 恋の喜び・節制・禁酒 |
12月23日 | シネラリア (サイネリア) |
喜び・いつでも快活 |
12月24日 | ヤドリギ | 困難に打ち勝つ・私にキスをして |
12月25日 | ポインセチア | 祝福・私の心は燃えています |
12月26日 | ブバリア (ブバルディア) |
交流・親交・情熱 |
12月27日 | パフィオペディルム (パフィオペディラム) |
官能的・変わりやすい愛情 |
12月28日 | ザクロ | 円熟している優雅さ |
12月29日 | ホオズキ | ごまかし・偽り |
12月30日 | ハボタン | 祝福・利益 |
12月31日 | ユズ | 健康美・汚れのない人 |
12月1日の誕生花と花言葉「キク」
12月1日の誕生花は、「キク」です。
キクといえば皇室のシンボルで、私たち日本人にはとても馴染みのある花ですよね。
最初のキクを皇室のシンボルとして使ったのは、平安後期~鎌倉初期に在位していた後鳥羽上皇です。
その後の天皇たちにもその伝統が受け継がれ、菊花紋章が皇室のシンボルとして定着したんですよ。
キクには、白・黄・オレンジ・ピンク・赤・青・紫など実に様々な色があります。
また、花の大きさ(花径)により、「大菊(18cm以上)」・「中菊(9cm以上)」・「小菊(9cm未満)」とそれぞれ区別があります。
花言葉は、「高貴」・「高尚」・「高潔」です。
これらは、この花の美しい姿をそのまま表現している言葉です。
12月2日の誕生花と花言葉「カーネーション」
12月2日の誕生花は、「カーネーション」です。
カーネーションといえば、母の日に贈る花として定番ですよね。
カーネーションの名前の由来はいろいろあります。
まず、この花が肉の色のようなことから、ラテン語の「carn(肉)」が由来になっているという説。
そして、イギリスの詩人エドマンド・スペンサーが、酒で酔わないおまじないとしてこの花で冠(corona)を作ったという話から、という説があります。
そんなカーネーションの花言葉は、「無垢な深い愛」・「母への愛」です。
これらの言葉は、やはりカーネーションが母の日に母親たちに贈る花ということが、由来となっています。
ちなみに母の日を作ったのは、アメリカのウェストバージニア州で南北戦争の負傷兵を助けるボランティアをしていた女性の娘です。
母親の死後、尊敬する母親のための日を設立する運動が起こし、その後正式にアメリカで母の日が定められました。
12月3日の誕生花と花言葉「バラ」
12月3日の誕生花は、「バラ」です。
バラの学名「Rosa」は、ケルト語の「Rhodd(赤)」や古代のギリシャ語の「Rhodon(バラ)」が由来となっているといわれています。
バラの花言葉は、「美しさ」・「愛」です。
愛と美の女神アフロディーテのシンボルでもあるバラは、古来より美の象徴とされてきました。
またバラは色別に意味があり、
- 赤…「情熱」・「あなたを愛しています」
- ピンク…「上品」・「幸せ」
- 白…「純潔」・「尊敬」
- 黄…「友情」・「嫉妬」・「愛の薄らぎ」
などがあります。
恋人の誕生日に黄色いバラの花を贈るつもりの方、花言葉にご注意くださいね!
12月4日の誕生花と花言葉「アベリア」
12月4日の誕生花は、「アベリア」です。
アベリアは、この植物を中国で採集したイギリスの博物学者で医者のクラーク・エーベルという名前が由来となっています。
アベリアの花言葉は、「謙遜」・「謙譲」・「強運」です。
夏の初めから秋にかけて、白やピンクの小さく可愛らしい花を咲かせることから、「謙遜」・「謙譲」という花言葉がつきました。
また、枝の先に長い期間花を付け続ける性質から、「強運」という意味も付けられたんですよ。
また、アベリアは和名を「花衝羽根空木(ツクバネウツギ)」といいます。
これは、この植物の萼(ガク)が羽子板の羽のように見えること、空木という植物に似ていることが由来となっているんですよ。
12月5日の誕生花と花言葉「シンビジウム」
12月5日の誕生花は、「シンビジウム」です。
シンビジウムとは、ギリシャ語の「Cymbe(舟)」と「Eidos(形)」が由来となっています。
これは、この花の花びらの一部の形状の形を表しているんですよ。
シンビジウムの花言葉は、「高貴な美人」・「素朴」・「飾らぬ心」です。
「高貴な美人」とは、美しいこのラン科の花の姿が元となっています。
そして、この花がほかのランと比べて落ち着いていることから、「素朴」や「飾らぬ心」という花言葉も付いています。
…とはいっても決して地味な印象はなく、白・黄・ピンク・オレンジ・赤などたくさんの可憐な花色を持っているんですよ♪
12月6日の誕生花と花言葉「ユキノシタ」
12月6日の誕生花は、「ユキノシタ」です。
ユキノシタという名前の由来は、いくつかあります。
まず、白い雪のような花の下に緑色の葉っぱを付けることが元となっているという説。
降り積もった雪の下でも緑色の葉っぱを付けることが元となっている説。
そして、「雪の舌」のようなこの花の形状からとする説があるんですよ。
ユキノシタの花言葉は、「深い愛情」です。
これは、この葉っぱを絞った汁が、子供の引きつけや中耳炎に効く薬として重宝されていたことが由来となっています。
ちなみに、ユキノシタは食用にも使われます。
この葉っぱの天ぷらは「白雪揚げ」と呼ばれ、苦味や青臭さのないサックリした食感が楽しめる一品なんですよ。
シンプルに、お塩でいただきたい味です♪
形や色も、同じユキノシタでも違いがあるので楽しめるお花です。
12月7日の誕生花と花言葉「カランコエ」
12月7日の誕生花は、「カランコエ」です。
カランコエという名前は、この植物の中国名「加藍菜」の発音が元となっています。
このカランコエは多肉植物で乾燥に強く、厚みのある葉っぱに水を貯めることができます。
また、葉っぱが落ちるとそこから葉っぱが生えてきて新しい個体を作るという生命力溢れた植物でもあるんですよ。
そんなカランコエの花言葉は、「小さなたくさんの思い出」・「おおらかな心」・「幸福を告げる」です。
白・ピンク・赤・黄・オレンジなどの小さな花をたくさん咲かせる姿は、「小さなたくさんの思い出」や「おおらかな心」という花言葉がぴったりです。
また、カランコエの中には、ベルのような形を持つ花もあり、それがまるで「幸福を告げる」鐘のように見えます。
12月8日の誕生花と花言葉「ウィンターコスモス」
12月8日の誕生花は、「ウィンターコスモス」です。
ウィンターコスモスは、「コスモス」と名がつくものの、キク科の植物なんですよ。
10~12月にコスモスに似た花が咲くことから、この名前がつけられました。
ウィンターコスモスの花言葉は、「調和」・「淡い恋」・「忍耐」・「もう一度愛します」です。
まさに「調和」のとれた「淡い恋」を思わせる白焼き色の可愛らしい花を咲かせるウィンターコスモス。
寒い冬の季節に花を咲かせることから、「忍耐」という花言葉がつけられました。
また、「もう一度愛します」とは、暖かい場所では1年中開花していることが由来になっているんですよ。
12月9日の誕生花と花言葉「プリムラオブコニカ」
12月9日の誕生花は、「プリムラオブコニカ」です。
プリムラオブコニカは、プリムラの一種です。
プリムラはサクラソウ科の花のことで、たくさんの種類があります。
このプリムラという名前は、「Primos(最初の)」というラテン語が由来となっています。
プリムラオブコニカの花言葉は、「しとやかな人」です。
これは、この植物がピンクや薄紫などの上品な花を咲かせることが元となっています。
ちなみにプリムラ自体の花言葉は、「青春の始まりと悲しみ」と少し切ないものになっています。
これは、この花が寒い時期に開花し、夏の前には枯れてしまうことに由来しているんですよ。
12月10日の誕生花と花言葉「ストレプトカーパス」
12月10日の誕生花は、「ストレプトカーパス」です。
ストレプトカーパスという名前は、「Streptos(ねじれ)」と「Karpus(果実)」というギリシャ語が元となっています。
これは、ストレプトカーパスの実がらせん状にねじれていることを表しているんですよ。
ストレプトカーパスの花言葉は、「信頼に応える」・「囁きに耳を傾ける」です。
「信頼に応える」は、この花の開花時期が長く、夏の初めから秋まで白・ピンク・赤・紫・青などの可愛らしい花を楽しめることから来ています。
横向きに咲く花がまるで「囁きに耳を傾ける」ように風になびいている姿は、私たちの心を癒してくれます♪
12月11日の誕生花と花言葉「ヒヤシンス」
12月11日の誕生花は、「ヒヤシンス」です。
ヒヤシンスとは、ギリシャ神話に登場するヒュアキントスという人物にちなんだ名前です。
このヒヤシンスの花言葉は、「遊び」・「スポーツ」・「ゲーム」・「悲しみを超える愛」です。
これらの意味は、ヒヤシンスの語源となったギリシャ神話が由来となっています。
美少年のヒュアキントスは、太陽神アポロンと西風の神ゼピュロス両方に愛されていました。
しかしある日、ヒュアキントスがアポロンと円盤投げをして遊んでいるところを、ゼピュロスが見てしまいます。
彼が嫉妬のあまり風を起こすと、その円盤は流れを変え、ヒュアキントスに当たってしまいます。
額から出血してヒュアキントスは死んでしまい、その血からこの花が咲いたといわれているんですよ。
12月12日の誕生花と花言葉「シャコバサボテン」
12月12日の誕生花は、「シャコバサボテン」です。
シャコバサボテンという名前は、この植物の茎が甲殻類のシャコに似た形状をしていることが元となっています。
クリスマスのシーズンに開花するので、別名「クリスマスカクタス」とも呼ばれます。
カクタスとは、サボテンという意味です。
シャコバサボテンの花言葉は、「美しい眺め」・「ひと時の美しさ」です。
「美しい眺め」とは、この植物が白・ピンク・赤・黄・オレンジなど多彩な美しい花で私たちの目を楽しませてくれることに由来しています。
しかし、この花が開花している時期としていない時期の雰囲気が全く異なることから、「ひと時の美しさ」という意味も付けられているんですよ。
12月13日の誕生花と花言葉「シンビジウム(ピンク)」
12月13日の誕生花は、「シンビジウム(ピンク)」です。
シンビジウムは12月5日の誕生花ですが、ピンク色の花は12月13日の誕生花でもあります。
シンビジウムは花の色によって、それぞれの花言葉が与えられています。
ピンクのシンビジウムの花言葉は、「上品な女性」・「素朴」です。
これは、やはりこの可憐なピンク色の花の姿が由来となっています。
そのほかの花言葉を少しご紹介しますね。
- 白…「深窓の麗しき人」
- 黄…「誠実な愛」・「飾らぬ心」
ちなみにシンビジウムは、四大洋ランの1つで、多くのラン愛好家の間で人気の品種なんですよ♪
12月14日の誕生花と花言葉「ブラキカム」
12月14日の誕生花は、「ブラキカム」です。
ブラキカムは、「Brachys(短い)」と「Kome(束毛)」というギリシャ語が由来となっています。
これは、この種に付いている綿毛が短いことが元になっているんですよ。
キク科のこの植物は、小さいコスモスのような花を咲かせます。
そしてコスモスのように、白・ピンク・紫・青などたくさんの花の色があります。
ブラキカムの花言葉は、「優美さ」・「いじらしさ」・「可憐な仕草」です。
これらは、控えめに咲くブラキカムの花の姿をぴったりといい表している言葉ですよね♪
12月15日の誕生花と花言葉「ジンチョウゲ」
12月15日の誕生花は、「ジンチョウゲ」です。
ジンチョウゲは漢字では「沈丁花」と書きます。
これは、ジンコウ(沈香)やチョウジ(丁子)のような良い香りのする花を咲かせることが語源となっているんですよ。
ジンチョウゲの花言葉は、「栄光」・「永遠」・「不死」・「不滅」です。
ゲッケイジュ(月桂樹)という植物の葉っぱは、ジンチョウゲの葉っぱと似ています。
太陽神アポロンの冠として有名なゲッケイジュの「栄光」のイメージが、この植物にもうつったと考えられています。
また、「永遠」・「不死」・「不滅」という花言葉は、この植物が常緑植物で緑色の葉っぱを年中茂らせることに由来しているんですよ。
12月16日の誕生花と花言葉「ストレリチア」
12月15日の誕生花は、「ストレリチア」です。
ストレリチアは、別名「ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)」とも呼ばれます。
まさに極楽鳥のようなあでやかな花を持つ、南アフリカが原産のバショウ科の植物です。
そんなストレリチアの花言葉は、「恋をする伊達者」・「気取り屋の恋」です。
これらの花言葉は、もちろんこの花の持つ異国情緒あふれる独特な雰囲気を表したものです。
日本にこの植物が渡ってきたのは1872年で、その見た目のきらびやかさから、高級切り花としてもポピュラーな花なんですよ。
お誕生日に花を添える、すてきなギフトになること間違いなしです♪
12月17日の誕生花と花言葉「センリョウ」
12月17日の誕生花は、「センリョウ」です。
センリョウは漢字では「千両」と書く、いかにもおめでたい名前を持つ植物です。
この植物は、元々「センリョウカ(仙寥花)」と呼ばれていました。
しかし江戸時代になり、縁起担ぎの意味も込めて「千両」と呼ぶようになったんですよ。
センリョウの花言葉は、「富」・「財産」・「利益」・「恵まれた才能」です。
たくさんの赤い実を実らせる姿から、商売繁盛の木としても人気のセンリョウらしい花言葉ですよね。
またこのセンリョウの実は正月の飾りとしても使われることがあり、風水では「実を結ぶ」という縁起のよい植物とされています。
お友達の明るい将来を祈って贈るのも、素敵ですよね♪
12月18日の誕生花と花言葉「グロリオサ」
12月18日の誕生花は、「グロリオサ」です。
グロリオサは、まるで炎が燃え上がっているような鮮やかな赤やオレンジ色の花が美しいユリ科の植物です。
その姿から、ラテン語の「Gloriosus(見事な)」が由来となるこの名前が付けられたんですよ。
そんなグロリオサの花言葉は、「勇敢さ」・「栄光」です。
これらの意味は、この花の勇ましい開花姿から付けられています。
ちなみに、英語でグロリオサは、「Flame Lily(炎のユリ)」や「Glory Lily(栄光のユリ)」などと呼ばれています。
12月19日の誕生花と花言葉「クリスマスローズ」
12月19日の誕生花は、「クリスマスローズ」です。
クリスマスローズは「ローズ」という名前が付いているものの、キンポウゲ科の植物です。
クリスマスシーズンにバラに似た白い一重の可憐な花を咲かせることから、「クリスマスローズ」と名付けられました。
ちなみにキンポウゲ科には、他にアネモネ・クレマチス・トリカブトなどがあります。
クリスマスローズの花言葉は、「慰め」・「不安を和らげて」・「中傷」です。
昔のヨーロッパでは、この花の香りは病人から臭う悪臭を取り去ったり、狂人を元に戻す不思議な力があると信じられてきました。
そんなところから、「慰め」や「不安を和らげて」という意味が付けられたんですよ。
「中傷」という花言葉は、実はこの植物の根っこに毒があることが由来となっています。
12月20日の誕生花と花言葉「パイナップル」
12月20日の誕生花は、「パイナップル」です。
パイナップルとは、「Pine(松)」と「Apple(果実)」という中世の英語が語源となっています。
この果実は少し変わっていて、外側に見えるウロコ状の一片が1つの花の実なんですよ。
そんなパイナップルの花言葉は、「あなたは完璧」です。
これは、このパイナップルの実の持つ上記のような特徴が由来となっています。
ところで、パイナップルの花を見たことがある方は、少ないんじゃないでしょうか。
小さな紫色の花が集まっているなんとも、不思議な花の姿をしています。
市販のパイナップルの実の葉っぱ部分に水を付けておけば、根っこが出てきます。
それを鉢に植え替えるとおうちでもパイナップルの花が見れますよ♪
12月21日の誕生花と花言葉「カサブランカ」
12月20日の誕生花は、「カサブランカ」です。
カサブランカは、大輪の白い花が印象的なユリ科の植物です。
1970年代にオランダで品種改良により生まれたこの花は、その美しさからたちまち人気になり、今でもその地位はゆるいでいません。
ちなみにこの花の元となったタモトユリは、すでに絶滅危惧種としてその姿は失われつつあるようです…。
また、この花の香りは強く甘く、とても魅力的です。
そんなカサブランカの花言葉は、「純潔」・「高貴」・「威厳」です。
これらの花言葉は、もちろんこのカサブランカの花の持つ魅力がそのまま表現されたものです。
「高貴」な「威厳」がありつつも、「純潔」性も漂わせる、とても美しい花ですよね♪
12月22日の誕生花と花言葉「アザレア」
12月22日の誕生花は、「アザレア」です。
アザレアは乾燥に強い植物で、「Azaleos(乾燥)」というラテン語がこの名前の由来となっています。
ツツジ属の1つで、「西洋ツツジ」とも呼ばれ、可愛らしい白・ピンク・赤・紫などの花を咲かせます。
アザレアの花言葉は、「恋の喜び」・「節制」・「禁酒」です。
「恋の喜び」とは、白いアザレアがまるで喜びに溢れた花嫁の姿に見えることからつけられました。
そして「節制」や「禁酒」は、英語の「Dry」が禁酒の意味も持っているという事から付けられたんですよ。
12月23日の誕生花と花言葉「シネラリア(サイネリア)」
12月23日の誕生花は、「シネラリア(サイネリア)」です。
シネラリア(サイネリア)は、白・ピンク・赤・黄・青などの様々な可憐な花を咲かせる、キク科の植物です。
この植物の正式な名前は「シネラリア」なのですが、縁起が悪い響きを持つ事から、「サイネリア」という名前で売られていることが多いです。
シネラリアの花言葉は、「喜び」・「いつでも快活」です。
これらは、シネラリアは冬から春にかけて元気いっぱいに開花する様子にちなんでいます。
見ているだけでも元気になれるシネラリアですが、この名前が原因でお見舞いに贈るのにはあまりふさわしくない花とされています。
贈り物にする際は、この素敵な花言葉を添えてあげてくださいね♪
12月24日の誕生花と花言葉「ヤドリギ」
12月24日の誕生花は、「ヤドリギ」です。
ヤドリギという名前は、この植物が落葉樹に寄生をして養分を吸い取り成長することが由来となっています。
他の木に寄生するといっても、ヤドリギは寄生主の植物を枯らせることはないんですよ。
ヤドリギの花言葉は、「困難に打ち勝つ」・「私にキスをして」です。
この植物は丈夫で、例え雪の下にあっても葉っぱの緑を保てることから、「困難に打ち勝つ」という意味がつけられました。
また、クリスマスにはヤドリギにキスをするという風習が欧米であることから、「私にキスをして」という花言葉も付いています。
なんだかロマンチックですよね!
12月25日の誕生花と花言葉「ポインセチア」
12月25日の誕生花は、「ポインセチア」です。
ポインセチアといえば、クリスマスの花ですよね。
これは、ポインセチアの色に由来があるんですよ。
ポインセチアの葉っぱは緑と赤で、白い樹液を流します。
これら緑・赤・白はクリスマスカラーで、さらにこのポインセチアの花の形が星型であることから、この植物がクリスマスの定番となったんですよ。
「あれ、ポインセチアの赤い部分って花じゃないの?」
と思ったあなた。
花はその中心にある黄色の粒状の部分なんですよ!
ポインセチアの花言葉は、「祝福」・「私の心は燃えています」です。
「祝福」は、この植物がクリスマスのイメージを持つ事からつけられました。
「私の心は燃えています」とは、この真っ赤に燃えるような葉の色から来ているんですよ。
12月26日の誕生花と花言葉「ブバリア(ブバルディア)」
12月26日の誕生花は、「ブバリア(ブバルディア)」です。
ブバリア(ブバルディア)という名前は、ルイ13世の専属医兼パリ植物園の園長シャルル・ブバールという人物が由来となっています。
細長い筒のような形状の白・ピンク・赤・黄・オレンジなどの色の花を咲かせるアカネ科の植物です。
ブバリアの花言葉は、「交流」・「親交」・「情熱」です。
ブバリア属には、原種が30種類程度存在していて、それらをベースに多くの品種が作られています。
そんなところから、「交流」や「親交」という花言葉がつけられました。
そんな園芸家たちの「情熱」によって、私たちは様々な美しいブバリアの花を楽しむことができるんですね♪
12月27日の誕生花と花言葉「パフィオペディルム(パフィオペディラム)」
12月27日の誕生花は、「パフィオペディルム(パフィオペディラム)」です。
パフィオペディルムとは、「※Paphio(アフロディテの別称)」と「Pedilion(スリッパ)」というギリシャ語が元となっています。
これは、この花びらの一片がまるでスリッパのような形状をしていることが、由来なんですよ。
パフィオペディルムの花言葉は、「官能的」・「変わりやすい愛情」です。
洋ラン独特の魅力を持つパフィオペディルムは、まさに「官能的」です。
また、この植物の語源となったアフロディーテの多情さから、「変わりやすい愛情」の連想がされたんですよ。
実はこのパフィオペディルム、育てることが難しい品種なのですが、最近では園芸初心者向けの品種もあるんです。
鉢を贈る場合は、そのような品種を選ぶといいですね☆
(※アフロディーテとアフロディテ両方の呼び方があるようです。)
12月28日の誕生花と花言葉「ザクロ」
12月28日の誕生花は、「ザクロ」です。
ザクロという名前は、ペルシア湾の東側にある「ザグロス山脈」という原産地が由来といわれています。
ザクロの花言葉は、「円熟している優雅さ」。
これは、ギリシャ神話の冥土の女神ペルセポネーにちなんでいる言葉なんですよ。
ペルセポネーは豊穣の女神デメテルの娘で、もともと地上で暮らしていました。
冥土の神ハデスに見初められたペルセポネーは冥土に連れて行かれ、そこでザクロを口にします。
冥土の食べ物を食べるとそこから帰れなくなるというきまりを、彼女は知らなかったのです。
デメテルがそのことを悲しみ、本来の仕事をしなくなったため、地上は荒れ果ててしまいます。
そこで神々は協議を行い、ペルセポネーが一年の半分ずつを地上・冥土と移動して過ごすことでひとまず事態は収拾がつきました。
神様の世界も大変なようですね…!
12月29の誕生花と花言葉「ホオズキ」
12月29日の誕生花は、「ホオズキ」です。
ホオズキは、日本に古くからある植物です。・
文献上初めてホオズキが出てくるのは古事記で、ヤマタノオロチの目の色の表現に用いられています。
平安時代の薬物事典にも登場しており、薬草としての役割もあったことが伺えます。
ヨーロッパでは、ホオズキを食用とするところもあります。
私も実際ドライフルーツを食べてみましたが、酸味がありなかなか美味しかったです。
ヘルシーなフルーツとして、人気のようです。
ホオズキの花言葉は、「ごまかし」・「偽り」です。
これは、ホオズキのふっくらとした大きな萼の中にたった1つの赤い実しか入っていないことに由来しているんですよ。
12月30日の誕生花と花言葉「ハボタン」
12月30日の誕生花は、「ハボタン」です。
ハボタンは「葉牡丹」と書き、この植物の持つ美しい葉っぱの重なりがまるで牡丹の花のようなことが由来になっています。
英語では、「Ornamental Cabbage(観賞用キャベツ)」や「Flowering Kale(花のようなケール)」などとも呼ばれています。
ハボタンの花言葉は、「祝福」・「利益」です。
ハボタンは紅白の色の組み合わせから、お正月の飾り物としても使われます。
「祝福」という言葉は、ここから来ているんですよ。
また、「利益」という花言葉は、中国の軍人諸葛孔明(しょかつこうめい)が戦中食料を得る手段として、キャベツを戦場で栽培していたという話が由来になっています。
このハボタン、白・ピンク・赤・紫などの花に見えているところは葉っぱなんです。
アブラナ科の植物なだけあり、菜の花のような花を咲かせるんですよ。
12月31日の誕生花と花言葉「ユズ」
12月31日の誕生花は、「ユズ」です。
焼き魚などと相性ぴったりのユズはミカン科の植物で、原産地は中国揚子江の上流辺りの地域です。
日本では、奈良時代には栽培されていたという文献が残っていて、この国で長く愛されてきた植物なんですよ。
ユズの花言葉は、「健康美」・「汚れのない人」です。
これらは、ユズの白くさわやかな花が由来となっている言葉です。
実はユズは最近海外でも人気で、フランス料理に取り入れられたり、イタリアではジェラートフレーバーが売られていたりします。
また、香水の香りとして使われることもあります。
香水好きなお友達にはぴったりのギフトになりそうですね♪
まとめ
12月はクリスマス・年末シーズンということもあり、これらを連想させる誕生花がちらほら見られます。
しかし、中にはお友達の誕生花が、季節がズレて手に入らない場合もあります。
そんな時は、その花にちなんだグッズを贈っても良いでしょう♪
ぜひ、参考にしてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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