3月になると、少しずつ春の気配が高まってきますね。
…とはいっても、まだ朝晩の気温差があるので、体調管理に気をつけたい時期です。
3月は、旧暦では「弥生」といいます。
「いよいよ」という意味の「弥」と、「草木が生い茂る」という意味の「生」が組み合わさった言葉です。
これは、長い冬が明け、新芽が芽吹く月であることを表しているんですよ。
そんな春めく3月にお誕生日を迎えるお友達へ、あなたは何を贈ろうと考えていますか?
なんてまだ決め兼ねているあなたには、「誕生花」がオススメです☆
実は、1年366日、全ての日にはそれぞれに誕生日の花が存在しているんです。
そこで、3月の「誕生花」と「花言葉」の一覧をご用意しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
最初に、一覧でパッと分かるように「カレンダー」をご用意しました。
その後は、それぞれの
- 花の「画像」
- 花言葉の「由来」
をまとめていますので、ぜひご覧ください。
- 【3月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
- 3月1日の誕生花と花言葉「アンズ」
- 3月2日の誕生花と花言葉「ストック」
- 3月3日の誕生花と花言葉「レンゲソウ(ゲンゲ)」
- 3月4日の誕生花と花言葉「アイスランドポピー」
- 3月5日の誕生花と花言葉「ヤグルマギク」
- 3月6日の誕生花と花言葉「ツクシ」
- 3月7日の誕生花と花言葉「ニリンソウ」
- 3月8日の誕生花と花言葉「ニゲラ(クロタネソウ)」
- 3月9日の誕生花と花言葉「アシビ」
- 3月10日の誕生花と花言葉「ルピナス」
- 3月11日の誕生花と花言葉「ハナビシソウ」
- 3月12日の誕生花と花言葉「エニシダ」
- 3月13日の誕生花と花言葉「イカリソウ」
- 3月14日の誕生花と花言葉「アーモンド」
- 3月15日の誕生花と花言葉「レースフラワー(ドクゼリモドキ)」
- 3月16日の誕生花と花言葉「クチナシ(ガーデニア)」
- 3月17日の誕生花と花言葉「サンシュユ」
- 3月18日の誕生花と花言葉「ハナミズキ」
- 3月19日の誕生花と花言葉「コエビソウ(ベロペロネ)」
- 3月20日の誕生花と花言葉「スイートピー」
- 3月21日の誕生花と花言葉「マダガスカルジャスミン」
- 3月22日の誕生花と花言葉「ムクゲ」
- 3月23日の誕生花と花言葉「デルフィニウム」
- 3月24日の誕生花と花言葉「カタクリ」
- 3月25日の誕生花と花言葉「ジャケツイバラ」
- 3月26日の誕生花と花言葉「ハナニラ」
- 3月27日の誕生花と花言葉「ジギタリス」
- 3月28日の誕生花と花言葉「ヤマブキ」
- 3月29の誕生花と花言葉「スモモ」
- 3月30日の誕生花と花言葉「アルメリア(ハマカンザシ)」
- 3月31日の誕生花と花言葉「ルリジサ(ボリジ)」
- まとめ
【3月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
日時 | 誕生花名 | 花言葉 |
3月1日 | アンズ | 乙女のはにかみ・臆病な愛 |
3月2日 | ストック | 永遠の美しさ・愛情の絆 |
3月3日 | レンゲソウ (ゲンゲ) |
こころが和らぐ・あなたと一緒ならば苦痛が和らぐ |
3月4日 | アイスランドポピー | 忍耐・気高い精神 |
3月5日 | ヤグルマギク | 優美・繊細・教育 |
3月6日 | ツクシ | 向上心・驚き・意外 |
3月7日 | ニリンソウ | ずっと離れない・友情・協力 |
3月8日 | ニゲラ (クロタネソウ) |
当惑・密かな喜び |
3月9日 | アセビ | 献身・犠牲 |
3月10日 | ルピナス | 想像力・いつも幸せ |
3月11日 | ハナビシソウ | 成功・富・私を拒否しないで |
3月12日 | エニシダ | 清潔・謙遜・卑下 |
3月13日 | イカリソウ | 旅立ち・あなたを離さない |
3月14日 | アーモンド | 希望・永遠の優しさ・真心の愛 |
3月15日 | レースフラワー (ドクゼリモドキ) |
細やかな愛情・可憐な心 |
3月16日 | クチナシ (ガーデニア) |
洗練・優雅・とても幸せです・喜びを運ぶ |
3月17日 | サンシュユ | 持続・強健・耐久 |
3月18日 | ハナミズキ | 永続性・返礼 |
3月19日 | コエビソウ (ベロペロネ) |
ひょうきん・思いがけない出会い |
3月20日 | スイートピー | 門出・ほのかな喜び・別離 |
3月21日 | マダガスカルジャスミン | 2人で遠くへ旅を・清純・愛される花嫁 |
3月22日 | ムクゲ | 新しい美しさ・信念 |
3月23日 | デルフィニウム | 清明 |
3月24日 | カタクリ | さみしさに耐える・初恋 |
3月25日 | ジャケツイバラ | 賢者 |
3月26日 | ハナニラ | 悲しい別離 |
3月27日 | ジギタリス | 不誠実・不真面目 |
3月28日 | ヤマブキ | 気品・金運 |
3月29日 | スモモ | 疑惑・誤解・独立 |
3月30日 | アルメリア (ハマカンザシ) |
同情・共感 |
3月31日 | ルリジサ (ボリジ) |
勇気・心変わり・移り気 |
3月1日の誕生花と花言葉「アンズ」
3月1日の誕生花は、「アンズ」です。
アンズは、原産地が中国のバラ科の植物です。
この種や果実は、色々な料理に使われています。
例えば、種は「杏仁(きょうにん)」とよばれていて、生薬や杏仁豆腐・お酒に使われています。
また、果実は「アプリコット」の名前でもおなじみですよね。
こちらも、ジャムやドライフルーツ・飴など幅広く利用されています。
そんなアンズの花言葉は、「乙女のはにかみ」・「臆病な愛」です。
アンズは、サクラより一足先に開花します。
その白やピンク色の愛らしい花が開く様子が、まるではにかんでいるように見えることから、これらの花言葉が付けられたんですよ。
3月2日の誕生花と花言葉「ストック」
3月2日の誕生花は、「ストック」です。
ストックは、南ヨーロッパが原産地のアブラナ科の植物です。
春に開花するこの花は、白・ピンク・赤・黄・紫など様々な色をしています。
ストックの花言葉は、「永遠の美しさ」・「愛情の絆」です。
この花は、切花にしても長く楽しむことができます。
そこから、「永遠の美しさ」という意味が付けられました。
また「愛情の絆」とは、以下の悲しい伝説が由来となっています。
敵国の王子と恋に落ちたある国の姫は父親の怒りを買ってしまい、城に閉じ込められてしまいます。
そこで王子が夜中に城の屋上から綱を投げ入れ、そこから姫が下へと降り、王子との密会を重ねていました。
ところがある日、その綱が切れてしまい、姫は死んでしまいます。
そんな光景を見ていた神様が、姫に同情して彼女を美しいストックの花に変えたのです…。
3月3日の誕生花と花言葉「レンゲソウ(ゲンゲ)」
3月3日の誕生花は、「レンゲソウ(ゲンゲ)」です。
レンゲソウ(蓮華草)という名前が一般的ですが、この植物の本来の名前は「ゲンゲ(紫雲英)」といいます。
別名であるレンゲソウの名前の由来は、この花がレンゲに似ていることから来ているんですよ。
レンゲソウの花言葉は、「こころが和らぐ」・「あなたと一緒ならば苦痛が和らぐ」です。
これらは、レンゲソウには薬効があるということにちなんでいるんですよ。
この草を乾燥させて煎じて飲むと、喉の炎症や咳に効くとされています。
またレンゲソウといえば、はちみつが採れる植物でもあります。
プレゼントとして、レンゲソウのはちみつを贈るっていうのも、いいのではないでしょうか♪
3月4日の誕生花と花言葉「アイスランドポピー」
3月4日の誕生花は、「アイスランドポピー」です。
アイスランドポピーは、別名「シベリアポピー」とも呼ばれます。
これは、この植物が18世紀にシベリアで見つけられたことが由来となっています。
2~5月にかけて、白・ピンク・赤・黄・オレンジなどの様々な色の花を咲かせます。
ケシ科の植物は、モルヒネやアヘンなどの麻薬成分が含まれていますが、アイスランドポピーにはありません。
ちなみに、一般的に出回っているほとんどのポピーは、この種類なんですよ。
アイスランドポピーの花言葉は、「忍耐」・「気高い精神」です。
これらの言葉は、シベリアのような寒い大地でも咲く気高いこの花の姿が由来となっているんですよ。
3月5日の誕生花と花言葉「ヤグルマギク」
3月5日の誕生花は、「ヤグルマギク」です。
ヤグルマギクは、漢字で「矢車菊」と書きます。
この名前は、5月の節句近くに、こいのぼりに付いている矢車に似た花を咲かせることにちなんでいるんですよ。
ヤグルマギクの花言葉は、「優美」・「繊細」・「教育」です。
「優美」や「繊細」とは、この花の美しく優しい青色から付けられました。
また、「教育」とは、以下のドイツの逸話が元になっています。
ナポレオンがプロイセン(今のドイツ)を侵略してきたとき、プロイセンの王妃ルイーゼは麦畑に子ども達と一緒に隠れます。
その時に王妃はヤグルマギクで花冠を作り、子どもたちの気持ちを落ち着かせました。
ちなみにこの子どもの1人がドイツの初代皇帝になり、ヤグルマギクを紋章としました。
今でもドイツの国花は、この花なんですよ。
3月6日の誕生花と花言葉「ツクシ」
3月6日の誕生花は、「ツクシ」です。
ツクシは、スギナの胞子茎(胞子が入っている袋を持つ茎のこと)で、春先にすくすくと伸びている姿を見ることができます。
この名前の由来は、ツクシがスギナにくっついて生えてくる「付く子」からだといわれています。
また漢字では「土筆」と書きますが、これはツクシの形が土に刺さった筆のように見えることから名付けられたんですよ。
そんなツクシの花言葉は、「向上心」・「驚き」・「意外」です。
「向上心」とは、ツクシがぐんぐんと伸びていく様を表しています。
また、土の下でつながっているツクシとスギナの見た目が全く違うことが、「驚き」や「意外」の由来となっているんですよ。
3月7日の誕生花と花言葉「ニリンソウ」
3月7日の誕生花は、「ニリンソウ」です。
ニリンソウはキンポウゲ科の植物で、春に白い花を咲かせます。
この植物は、英語では「Soft Windflower(柔らかな風の花)」と呼ばれています。
これは、春先のやさしい風が吹く頃にこの花が開くことにちなんでいるんですよ。
そんなニリンソウの花言葉は、「ずっと離れない」・「友情」・「協力」です。
ニリンソウは、1つの茎から2つの花茎が伸び、それぞれに花を咲かせます。
その仲睦まじそうな花の姿から、これらの花言葉が付けられました。
ちなみにニリンソウは漢字では「二輪草」と書き、この特徴的な茎が名前の由来となっているんですよ。
長く続く友情の意味を込めて、お友達へのプレゼントにしたい花ですね♪
3月8日の誕生花と花言葉「ニゲラ(クロタネソウ)」
3月8日の誕生花は、「ニゲラ(クロタネソウ)」です。
ニゲラとはこの植物の学名で、「Niger(黒い)」というラテン語が由来となっています。
別名であるクロタネソウは、漢字で「黒種草」と書き、これはニゲラの種が黒いことから来ているんですよ。
ちなみにニゲラの種は、インド料理などのスパイスとしても使われています。
この花は春の終わりから夏の初めに咲き、白・ピンク・黄・青・紫などの花を細い葉っぱの中から覗かせてくれます。
そんなニゲラの花言葉は、「当惑」・「密かな喜び」です。
ニゲラは英語で、「Love-in-a-mist(霧の中の愛)」といいます。
この名前が、これらの意味の由来となっているんですよ。
3月9日の誕生花と花言葉「アシビ」
3月9日の誕生花は、「アセビ」です。
アセビは、漢字では「馬酔木」と書きます。
この葉っぱには毒があり、馬や牛が食べるとしびれてしまうことが名前の由来となっています。
アシビは日本に昔からある植物で、なんと万葉集にも登場しているんですよ。
そんなアセビの花言葉は、「献身」・「犠牲」です。
アセビには、「Japanese Andromeda(日本のアンドロメダ)」という英語の名前があります。
ギリシャ神話に登場する姫アンドロメダは、自分の国を救うために自ら怪物の生贄となります。
英雄ペルセウスが彼女を救い、後にアンドロメダは彼の妻となります。
この神話が、これらの花言葉の由来となっているんですよ。
3月10日の誕生花と花言葉「ルピナス」
3月10日の誕生花は、「ルピナス」です。
ルピナスという名前は、「Lupus(オオカミ)」というラテン語が由来となっています。
これは、この植物がまるで荒地でもすくすく育つ狼のような、強い生命力を持っている事から来ています。
この植物はマメ科で、白・ピンク・赤・黄・オレンジ・青・紫などのフジを逆さまにしたような花を咲かせます。
そんなルピナスの花言葉は、「想像力」・「いつも幸せ」です。
ヨーロッパでは昔、ルピナスは薬草として用いられてきました。
この草を食べると心が晴れ、想像力も増すと信じられてきたことが、これらの意味の元となっているんですよ。
3月11日の誕生花と花言葉「ハナビシソウ」
3月11日の誕生花は、「ハナビシソウ」です。
ハナビシソウは、漢字では「花菱草」と書きます。
これはこの花が、4つの花びらが菱形上に並ぶ花菱紋のように見えることにちなんだ名前です。
またハナビシソウの花は、ポピーにも似ています。
このことから英語では「Golden Poppy(黄金のポピー)」、また原産地であることから、「California Poppy(カリフォルニアポピー)」とも呼ばれます。
ハナビシソウの花言葉は、「成功」・「富」・「私を拒否しないで」です。
「成功」や「富」は、この花の群生する姿がまるで輝く黄金のようなことが由来となっています。
また、一般的に黄色い花には、ネガティブな意味が付けられることが多いです。
「私を拒否しないで」という花言葉も、そんなことから付けられているんですよ。
3月12日の誕生花と花言葉「エニシダ」
3月12日の誕生花は、「エニシダ」です。
エニシダは、「Genista(ゲニスタ)」というローマ時代に呼ばれていた名前が由来となっています。
この植物は、春から夏の初めに黄色が目に眩しい花を咲かせます。
エニシダの花言葉は、「清潔」・「謙遜」・「卑下」です。
エニシダは英語では「Broom(ホウキ)」と呼ばれ、そこから「清潔」という意味が連想されました。
ちなみにこの呼び名は、エニシダの枝でホウキを作っていたことが由来となっているんですよ。
また「謙遜」や「卑下」は、以下の伝説が元となっています。
フランスのある王子が王位につきたいために、王様であった実の兄を殺してしまいます。
このことを後悔した王子は、城を出て巡礼の旅に出ることにします。
彼が毎晩懺悔をするときに持っていたのが、このエニシダの枝だったのです…。
3月13日の誕生花と花言葉「イカリソウ」
3月13日の誕生花は、「イカリソウ」です。
イカリソウは、漢字で「碇草」と書きます。
これは、この花の形が船の碇に似ていることが由来となっています。
イカリソウは春に、白・ピンク・黄・紫などの様々な色の花を咲かせます。
そんなイカリソウの花言葉は、「旅立ち」・「あなたを離さない」です。
「旅立ち」とは、イカリソウの名前の元となった船の碇から、船出を連想することから付けられました。
また碇が船を固定させる道具であるこということから、「あなたを離さない」という意味を持つようになったんですよ。
3月14日の誕生花と花言葉「アーモンド」
3月14日の誕生花は、「アーモンド」です。
アーモンドといえば、ナッツを思い浮かべる人が多いと思います。
バラ科のこの植物は、春先にサクラに似たピンク色の花を咲かせます。
この果実は小さなモモのような形をしていますが、実が薄くて酸味があり、食べてもおいしくありません。
私たちが食べているのは、この実の中にある種の中にある核なんですよ。
アーモンドの花言葉は、「希望」・「永遠の優しさ」・「真心の愛」です。
春に花を咲かせ、その後たくさんの実をみのらせることが、「希望」という意味の由来です。
また、アーモンドはキリスト教では新しい命の象徴とされているところから、「永遠の優しさ」や「真心の愛」という花言葉が付いたんですよ。
3月15日の誕生花と花言葉「レースフラワー(ドクゼリモドキ)」
3月15日の誕生花は、「レースフラワー(ドクゼリモドキ)」です。
レースフラワーとは、小さな白い花がまるでレースのように集まって咲くところから付けられた名前です。
この植物は、別名「ドクゼリモドキ(毒芹擬き)」というちょっと物騒な名前も持っています。
これは、ドグゼリという毒を持つ植物と見た目が似ていることから付けられたんですよ。
レースフラワーの花言葉は、「細やかな愛情」・「可憐な心」です。
これらの花言葉は、真っ白で繊細な小花の姿にちなんでいるんですよ。
ちなみに、レースフラワーはどの花とも相性が良いので、ブーケやアレンジメントのアクセントとしてもよく用いられています。
3月16日の誕生花と花言葉「クチナシ(ガーデニア)」
3月16日の誕生花は、「クチナシ(ガーデニア)」です。
クチナシという名前は、熟しても割れることのない果実を持つことが由来となっています。
また別名のガーデニアは、この植物を記録したアメリカ人植物学者のアレキサンダー・ガーデンの名前にちなんでいます。
この白く美しい花からは、ジャスミンのような芳香な香りが漂います。
そのため、「Cape Jasmine(ケープジャスミン)」と英語では呼ばれているんですよ。
そんなクチナシの花言葉は、「洗練」・「優雅」・「とても幸せです」・「喜びを運ぶ」です。
「洗練」された「優雅」なクチナシの花は、アメリカでは女性をダンスパーティーに誘うときに男性が贈る花です。
そんなところから、「とても幸せです」や「喜びを運ぶ」という意味が付けられたんですよ。
3月17日の誕生花と花言葉「サンシュユ」
3月17日の誕生花は、「サンシュユ」です。
サンシュユは、「山茱萸」というこの植物の中国名を音読みにした呼び方です。
「茱萸」とは「グミ」のことで、サンシュユの果実がグミに似ていることが由来となっています。
また赤い実を秋に実らせることから、別名を「秋サンゴ」ともいいます。
そんなサンシュユの花言葉は、「持続」・「強健」・「耐久」です。
これらは、サンシュユが薬用として用いられることにちなんでいる言葉なんですよ。
ちなみに乾燥させたサンシュユの果実には、滋養強壮・利尿・鎮静作用などのいろいろな効果があります。
ちょっとお疲れ気味のお友達には、生薬のプレゼントなんていかがでしょうか…?
3月18日の誕生花と花言葉「ハナミズキ」
3月18日の誕生花は、「ハナミズキ」です。
ハナミズキは、ミズキ科の植物です。
白やピンクの花をたくさん咲かせることから、ハナミズキという名前が付きました。
ハナミズキの花言葉は、「永続性」・「返礼」です。
実はキリストが磔になった時に使われた木材は、ハナミズキだったと伝えられています。
キリストがこの木の上で痛みに耐えたことから、「永続性」という意味が付けられたのです。
ちなみにキリスト教圏では、ハナミズキは「キリストのシンボル」となっているんですよ。
また「返礼」は、1912年に東京市長がアメリカ・ワシントン市にサクラを送ったお返しとして、1915年にハナミズキが送られて来たことが由来となっています。
3月19日の誕生花と花言葉「コエビソウ(ベロペロネ)」
3月19日の誕生花は、「コエビソウ(ベロペロネ)」です。
コエビソウという名前は、赤色の苞(ほう)と呼ばれる花の周りの葉っぱに包まれた花の姿が、まるで小エビのようなところから付きました。
学名のベロペロネは、「Belos(矢)」と「Perone(留め具)」というギリシャ語が由来となっていて、これもこの花の姿にちなんだ名前なんですよ。
コエビソウの花言葉は、「ひょうきん」・「思いがけない出会い」です。
独特な形をした「ひょうきん」な花を持つコエビソウ。
紫の斑点を持つ白い花びらと、それを包む赤い葉っぱの「思いがけない出会い」が魅力の花ですね♪
3月20日の誕生花と花言葉「スイートピー」
3月20日の誕生花は、「スイートピー」です。
スイートピーは、甘い香りをほのかに香らせるマメ科の植物です。
名前のスイートとはこの香りのこと、ピーとは豆のことを指すんですよ。
春に白・ピンク・赤・青・紫などの様々な花を咲かせるこの植物は、江戸時代の終わりに日本にやってきました。
香りが良く、見た目がエンドウに似ていることから、和名では「ジャコウエンドウ」や「ニオイエンドウ」とも呼ばれます。
そんなスイートピーの花言葉は、「門出」・「ほのかな喜び」・「別離」です。
これらの由来は、この花がまるでヒラヒラと飛び立っていくチョウチョのような姿をしていることから来ているんですよ。
3月21日の誕生花と花言葉「マダガスカルジャスミン」
3月21日の誕生花は、「マダガスカルジャスミン」です。
マダガスカルジャスミンは、名前に「ジャスミン」と付いているものの、これとは別の種類の植物です。
マダガスカルジャスミンはガガイモ科、ジャスミンはモクセイ科です。
マダガスカルが原産地のこの花がジャスミンに似ていることから、この名前が付いたんですよ。
マダガスカルジャスミンの花言葉は、「2人で遠くへ旅を」・「清純」・「愛される花嫁」です。
マダガスカルジャスミンの種は、タンポポのように綿毛を持っています。
それが風に乗って飛んでいく様子が、「2人で遠くへ旅を」という意味の由来です。
また、ジャスミン似た白いスッキリとした印象の花を咲かせることから、「清純」という意味も持ちます。
西洋ではブライダルブーケなどに使われることから、「愛される花嫁」という花言葉も付けられたんですよ。
3月22日の誕生花と花言葉「ムクゲ」
3月22日の誕生花は、「ムクゲ」です。
ムクゲとは、「木槿」という中国名を音読みにした「もくさん」が転じて生まれた名前です。
ムクゲはアオイ科の植物で、夏の初めから秋にかけて白・ピンク・赤・紫などの花を咲かせます。
この花は朝早く開花し、夕方にはしぼんでしまいます。
しかし、次から次へと新しい花を開花させていき、私たちの目を楽しませてくれます。
ムクゲの花言葉は、「新しい美しさ」・「信念」です。
「新しい美しさ」とは、この花が次々と新しい花を咲かせる性質にちなんでいます。
そして「信念」という花言葉は、この植物がシリアから12世紀に十字軍が運んで来たことから来ているんですよ。
3月23日の誕生花と花言葉「デルフィニウム」
3月23日の誕生花は、「デルフィニウム」です。
デルフィニウムという名前は、「Delphis(イルカ)」というギリシャ語から来ています。
これは、デルフィニウムのつぼみが、まるでイルカのように見えることに由来しているんですよ。
日本では「オオヒエンソウ(大飛燕草)」とも呼ばれることがあります。
これは、まるでツバメが飛んでいるような形をしている花の形から、連想された名前です。
そんなデルフィニウムの花言葉は、「清明」です。
これは、白・ピンク・青・紫などの楚々とした花を咲かせる姿にちなんでいるんですよ。
3月24日の誕生花と花言葉「カタクリ」
3月24日の誕生花は、「カタクリ」です。
カタクリは、ユリ科の植物で、白・ピンク・紫の花を春に咲かせます。
このカタクリの球根は「片栗粉」の原料ですが、現在の市販の片栗粉のほとんどはイモ類が原料となっています。
また、カタクリは漢方としても使われ、胃腸の調子を整え、下痢や嘔吐などに効果あります。
そんなカタクリの花言葉は、「さみしさに耐える」・「初恋」です。
カタクリの花は下を向いて咲くので、一見しょんぼりしているように見えます。
そんなところから、「さみしさに耐える」という意味が付けられました。
そして、自分の気持ちが好きな人に伝えられなくてうつむいているようにも見えることが、「初恋」という花言葉の由来なんですよ。
3月25日の誕生花と花言葉「ジャケツイバラ」
3月25日の誕生花は、「ジャケツイバラ」です。
ジャケツイバラは、漢字で「蛇結茨」と書きます。
これはマメ科のつる性植物のジャケツイバラが、まるでヘビが絡み合うようにそのツルを伸ばすことにちなんでいるんですよ。
この種は毒がありますが、乾燥させたものは漢方として用いられます。
これには、下痢止め・マラリアの解熱の効果があるんですよ。
そんなジャケツイバラの花言葉は、「賢者」です。
これは、可憐な黄色い花を咲かせるこの植物にトゲがあること、そしてキリスト教ではジャケツイバラが賢さのシンボルであることが由来となっています。
3月26日の誕生花と花言葉「ハナニラ」
3月26日の誕生花は、「ハナニラ」です。
ハナニラは、漢字では「花韮」と書きます。
これは、この葉っぱからニラのような臭いがすることから付けられた名前なんですよ。
ちなみにハナニラはハナニラ属ですが、ニラはネギ属ですので、属性は違います。
春に星のような形の花を咲かせることから、「Spring Starflower(春の星形の花)」と英語では呼ばれています。
そんなハナニラの花言葉は、「悲しい別離」です。
ハナニラの青みがかった白い花は、どこか悲しみをたたえたような印象を受けます。
そんなところから、「悲しい別離」という意味が付けられました。
3月27日の誕生花と花言葉「ジギタリス」
3月27日の誕生花は、「ジギタリス」です。
ジギタリスという名前は、「Digitus(指)」というギリシャ語が由来となっています。
これは、白・ピンク・赤など色をしたこの花が、指サックに似ていることにちなんでいるんですよ。
ジギタリスの花言葉は、「不誠実」・「不真面目」です。
これらは、ギリシャ神話が由来となっています。
全能の神ゼウスの妻ヘラは、サイコロ遊びが趣味でした。
いつものようにサイコロ遊びをしていたヘラは、うっかりそのサイコロを地上に落としてしまい、ゼウスに拾ってくるように頼みます。
ところが妻の趣味にうんざりしていたゼウスは、このサイコロをジギタリスの花に変えてしまいました。
3月28日の誕生花と花言葉「ヤマブキ」
3月28日の誕生花は、「ヤマブキ」です。
ヤマブキは、漢字では「山吹」と書きます。
山吹色の語源となったヤマブキは、風に吹かれるほっそりとしたこの枝の様子から「山振り」と付けられた名前が変化したものなんです。
その他にも、「ヤマハルキ(山春黄)」という、春に黄色い花で山をおおい尽くすという意味が転じたものであるともいわれているんですよ。
そんなヤマブキの花言葉は、「気品」・「金運」です。
「気品」あふれるヤマブキの花には、谷底に落ちた金貨がヤマブキの花へと変わったという言い伝えがあります。
この話から、「金運」という花言葉が付けられたんですよ。
3月29の誕生花と花言葉「スモモ」
3月29日の誕生花は、「スモモ」です。
スモモは「モモ」と名前にありますが、バラ科の植物でモモとは種類が違います。
この名前は、酸っぱい桃に似た果実をみのらせることが由来となっているんですよ。
スモモの花言葉は、「疑惑」・「誤解」・「独立」です。
これらの花言葉は、中国の「李下に冠を正さず」という故事が元となっています。
スモモの木の下で自分の冠をかぶりなおす行動は、まるでスモモの実を盗み取ろうとしているようにも見えてしまいます。
「あらぬ疑いをかけられてしまうかもしれないので、誤解を与える行動はしないほうが良い」という教訓を含んだ話です。
3月30日の誕生花と花言葉「アルメリア(ハマカンザシ)」
3月30日の誕生花は、「アルメリア(ハマカンザシ)」です。
アルメリアの名前は、「Armar(海)」というケルト語が語源となっています。
これは、この植物が海の浜辺で自生することにちなんでいるんですよ。
また和名を「ハマカンザシ(浜簪)」といい、白・ピンク・赤などの花がまるでカンザシのように浜に咲く姿から名付けられました。
そんなアルメリアの花言葉は、「同情」・「共感」です。
これらは、この植物の英語名「Thrift(倹約・節約)」という言葉にシンパシーを覚えるということが由来となっているんですよ。
3月31日の誕生花と花言葉「ルリジサ(ボリジ)」
3月31日の誕生花は、「ルリジサ(ボリジ)」です。
ルリジサはルリヂシャと呼ばれることもあり、漢字では「瑠璃苣」と書きます。
瑠璃(ルリ)は青、苣(チシャ)はレタスのことを表し、青い花を咲かせるレタスのように食べられる植物であることにちなんでいます。
ルリジサの花はサラダなどに使われ、キュウリに似た風味がするんですよ。
またボリジという名前は、「Borra(剛毛)」というラテン語から来ていて、全体が荒い毛に覆われている様子が由来となっています。
ルリジサの花言葉は、「勇気」・「心変わり」・「移り気」です。
ルリジサは、ヨーロッパでは昔から薬草として用いられてきました。
この花や葉っぱには気分を高める効果があり、特に兵士が使っていました。
そんなところから、「勇気」という花言葉が生まれました。
また「心変わり」や「移り気」は、この花をワインなどの酸性の液体に浸すと、青からピンクへと変わる性質にちなんだものなんですよ。
まとめ
3月の誕生花は、春の訪れを思わせるものがちらほらと見受けられますね。
あなたのお友達の誕生花は、なんでしたか?
是非、プレゼント選びのヒントにしてくださいね♪
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