7月に入ると、いよいよ夏の到来を感じますね。
後半に差し掛かると学生さんは夏休みに入ったり、夏祭りが始まる地域もあったり、なにかと楽しい月です。
さて、7月は旧暦では「文月(ふみづき/ふづき)」といいます。
これは「文被月(ふみひろげづき)」という、七夕に短冊に願い事を書く風習をさした言葉が省略されたものと言われています。
そんな7月に、あなたは誕生日を迎えるお友達へどんなの贈り物を考えていますか?
もし・・・
と、悩んでいるのであれば「誕生花」がオススメです☆
実は、1年366日、全ての日にはそれぞれに誕生日の花が存在しているんです。
そこで、7月の「誕生花」と「花言葉」の一覧をご用意しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
最初に、一覧でパッと分かるように「カレンダー」をご用意しました。
その後は、それぞれの
- 花の「画像」
- 花言葉の「由来」
をまとめていますので、ぜひご覧ください。
- 【7月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
- 7月1日の誕生花と花言葉「マツバギク」
- 7月2日の誕生花と花言葉「ブローディア(ヒメアガパンサス)」
- 7月3日の誕生花と花言葉「タツナミソウ」
- 7月4日の誕生花と花言葉「ネジバナ」
- 7月5日の誕生花と花言葉「ニワゼキショウ」
- 7月6日の誕生花と花言葉「ツユクサ」
- 7月7日の誕生花と花言葉「アベリア(ハナツクバネウツギ)」
- 7月8日の誕生花と花言葉「グァバ」
- 7月9日の誕生花と花言葉「ギボウシ(ホスタ)」
- 7月10日の誕生花と花言葉「グロキシニア」
- 7月11日の誕生花と花言葉「ハイビスカス」
- 7月12日の誕生花と花言葉「ノコギリソウ」
- 7月13日の誕生花と花言葉「テッポウユリ」
- 7月14日の誕生花と花言葉「カワラナデシコ(ヤマトナデシコ)」
- 7月15日の誕生花と花言葉「ササユリ」
- 7月16日の誕生花と花言葉「ジンジャー」
- 7月17日の誕生花と花言葉「ハマユウ(ハマオモト)」
- 7月18日の誕生花と花言葉「マリーゴールド」
- 7月19日の誕生花と花言葉「ゲッカビジン」
- 7月20日の誕生花と花言葉「ヒマワリ」
- 7月21日の誕生花と花言葉「ルドベキア」
- 7月22日の誕生花と花言葉「ペチュニア」
- 7月23日の誕生花と花言葉「ブーゲンビリア」
- 7月24日の誕生花と花言葉「エンレイソウ」
- 7月25日の誕生花と花言葉「ヘリクリサム(ムギワラギク)」
- 7月26日の誕生花と花言葉「ニガヨモギ」
- 7月27日の誕生花と花言葉「ビバーナム・スノーボール」
- 7月28日の誕生花と花言葉「オシロイバナ」
- 7月29日の誕生花と花言葉「サボテン」
- 7月30日の誕生花と花言葉「ニチニチソウ」
- 7月31日の誕生花と花言葉「ツルバラ」
- まとめ
【7月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
日時 | 誕生花名 | 花言葉 |
7月1日 | マツバギク | なまけもの・勲功 |
7月2日 | ブローディア (ヒメアガパンサス) |
淡い恋・大切に守る・愛の訪れ |
7月3日 | タツナミソウ | 私の命を捧げます |
7月4日 | ネジバナ | 思慕 |
7月5日 | ニワゼキショウ | 繁栄・豊かさ |
7月6日 | ツユクサ | 尊敬・なつかしい関係 |
7月7日 | アベリア (ハナツクバネウツギ) |
謙虚・謙譲・強運 |
7月8日 | グァバ | 強運 |
7月9日 | ギボウシ (ホスタ) |
沈静 |
7月10日 | グロキシニア | 艶麗・華やかな日々・媚態 |
7月11日 | ハイビスカス | 繊細な美しさ・新しい恋 |
7月12日 | ノコギリソウ | 勇敢・戦い・治癒 |
7月13日 | テッポウユリ | 威厳・純潔 |
7月14日 | カワラナデシコ (ヤマトナデシコ) |
大胆・可憐 |
7月15日 | ササユリ | 上品・清浄・純潔 |
7月16日 | ジンジャー | 豊かな心・慕われる愛・あなたを信頼します |
7月17日 | ハマユウ (ハマオモト) |
汚れのない・どこか遠くに |
7月18日 | マリーゴールド | 絶望・嫉妬・悲しみ |
7月19日 | ゲッカビジン | あでやかな美人・はかない恋 |
7月20日 | ヒマワリ | あなただけを見つめる |
7月21日 | ルドベキア | 正義・公平・あなたを見つめる |
7月22日 | ペチュニア | 心の安らぎ・あなたと一緒ならば心が和らぐ |
7月23日 | ブーゲンビリア | 情熱・あなたしか見えない・あなたは魅力に溢れています |
7月24日 | エンレイソウ | 奥ゆかしい美しさ・叡智 |
7月25日 | ヘリクリサム | ずっと続く喜び・永遠の思い出 |
7月26日 | ニガヨモギ | 不在・別れと恋の悲しみ |
7月27日 | ビバーナム・スノーボール | 茶目っ気・誓い |
7月28日 | オシロイバナ | 内気・臆病・愛を疑う |
7月29日 | サボテン | 燃える心・偉大・枯れない愛 |
7月30日 | ニチニチソウ | 楽しい思い出 |
7月31日 | ツルバラ | 無邪気・いつも美しい・爽やか |
7月1日の誕生花と花言葉「マツバギク」
7月1日の誕生花は、「マツバギク」です。
マツバギクは、漢字では「松葉菊」と書きます。
これは、松葉に似た葉っぱと白・ピンク・赤・黄・オレンジなどの色のキクに似た花を咲かせることを表している名前です。
しかし実は、この植物はキク科ではなくハマミズナ科で、原産地は南アフリカなんですよ。
そんなマツバギクの花言葉は、「なまけもの」・「勲功」です。
「なまけもの」とは、この花が夜間や曇・雨の日には咲かずに、晴れた昼間にだけ開花することから来ています。
そして「勲功」とは、花びらがキラキラとまるで勲章のような輝きを持っていることにちなんだ花言葉なんですよ。
7月2日の誕生花と花言葉「ブローディア(ヒメアガパンサス)」
7月2日の誕生花は、「ブローディア(ヒメアガパンサス)」です。
ブローディアは、スコットランド人の植物学者ブローディという人物の名前が由来となっています。
ユリ科のこの花は、初夏に青紫のラッパのような形の花を咲かせます。
この花がアガパンサスに似ていることから、「ヒメアガパンサス」と呼ばれることもあるんですよ。
ブローディアの花言葉は、「淡い恋」・「大切に守る」・「愛の訪れ」です。
「淡い恋」とは、この花の可愛らしい姿から生まれた言葉です。
また、ブローディアは冬の間は休眠状態となり、球根が地中で命を「大切に守る」のです。
そして開花時期になると、まるで恋人たちが寄り添うように楽しげに群れて咲く様子から、「愛の訪れ」という花言葉も付けられたんですよ。
7月3日の誕生花と花言葉「タツナミソウ」
7月3日の誕生花は、「タツナミソウ」です。
タツナミソウは、漢字で「立浪草」と書きます。
これは、花が開くときの姿がまるで波が立っているかのように見えることにちなんでいます。
開花時期は春で、白・ピンク・紫などの色の花を咲かせます。
タツナミソウの花言葉は、「私の命を捧げます」です。
ちょっとびっくりする意味を持ちますが、これはこの植物が漢方として使われていたことに由来します。
立浪草はシソ科の植物で、この全草を煎じて飲むと滋養強壮や生理不順に効果があるんですよ。
7月4日の誕生花と花言葉「ネジバナ」
7月4日の誕生花は、「ネジバナ」です。
ネジバナは、漢字では「捩花」と書きます。
これは、白やピンク色の花が茎の周りのらせん状に取り巻くようにして開花する姿が元になっている名前です。
ちなみに英語では、「Screw Flower(ねじれた花)」や「Lady’s Tresses(婦人の巻き毛)」と呼ばれているんですよ。
そんなネジバナはラン科の植物で、原産地は日本・サハリン・中国・朝鮮半島です。
ネジバナの花言葉は、「思慕」です。
これは、ネジバナのねじれて開花する姿と、恋に苦しむようすを重ねた万葉集の歌があることに由来しています。
「芝付(しばつき)の御宇良崎(みうらさき)なる根都古草(ねつこぐさ)逢ひ見ずあらば吾(あれ)恋ひめやも」
この「根都古草」が、ネジバナの事なんですよ。
7月5日の誕生花と花言葉「ニワゼキショウ」
7月5日の誕生花は、「ニワゼキショウ」です。
ニワゼキショウは、漢字では「庭石菖」と書きます。
これは、庭に生えるこの植物の葉っぱが、サトイモ科のセキショウ(石菖)に似ているに由来している名前です。
開花時期は5月~6月で、白・赤・青・紫などの色の花を咲かせます。
そんなニワゼキショウの花言葉は、「繁栄」・「豊かさ」です。
この植物はこぼれ種からも繁殖する強い生命力を持ち、「繁栄」とはそれにちなんだ言葉です。
またこの花は一日で枯れてしまう一日花ですが、次々と新しく花が咲くことが「豊かさ」という意味の由来なんですよ。
7月6日の誕生花と花言葉「ツユクサ」
7月6日の誕生花は、「ツユクサ」です。
ツユクサは、漢字で「露草」と書きます。
もともとは、色を着ける草という意味の「着き草」と呼ばれていたのが転じて、ツユクサと呼ばれるようになったといわれているんですよ。
この花は触っただけでも指に色が移りやすくそして落としやすいことから、昔から染料の下絵を描くときに用いられてきました。
ツユクサの花言葉は、「尊敬」・「なつかしい関係」です。
「尊敬」とは、この花の奥ゆかしく美しい青い色にちなんだものといわれています。
また「なつかしい関係」とは、古来から日本人にとってこのツユクサは馴染みのある植物であるということが由来なんですよ。
7月7日の誕生花と花言葉「アベリア(ハナツクバネウツギ)」
7月7日の誕生花は、「アベリア(ハナツクバネウツギ)」です。
アベリアの名前は、この植物を採集したイギリス人医師兼博物学者のクラーク・エーベルという人物名が由来です。
また、日本ではハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)と呼ばれることもあります。
これは、この植物の萼(がく)が羽根つきの羽根のような形をしていて、花がウツギという植物に似ていることにちなんでいるんですよ。
アベリアの花言葉は、「謙虚」・「謙譲」・「強運」です。
「謙虚」や「謙譲」とは、白やピンクの小花が控えめな印象をもつことにちなんでいます。
そして「強運」とは、この香りのする小花が、長い期間枝の上で咲き続けるという強い生命力から来ている言葉なんですよ。
7月8日の誕生花と花言葉「グァバ」
7月8日の誕生花は、「グァバ」です。
グァバは、「Guayabo(果実)」というスペイン語が語源となっています。
グァバといえば、淡い緑色の皮を持つ果実を思い浮かべる方も多いでしょう。
これの植物はフトモモ科で、春に白い花を咲かせるんですよ。
ちなみに、グァバは漢方としても使われていて、この葉っぱで作ったグァバ茶は血糖値の上昇を抑えてくれるという効果があります。
そんなグァバの花言葉は、「強運」です。
これはこの葉っぱが虫に食われることが少なく、スクスク育つことにちなんでいるんですよ。
7月9日の誕生花と花言葉「ギボウシ(ホスタ)」
7月9日の誕生花は、「ギボウシ(ホスタ)」です。
ギボウシは、漢字では「擬宝珠」と書きます。
これは、この植物のつぼみが擬宝珠(ギボシ)と呼ばれる玉ねぎを逆にしたような形のお寺や橋などにある装飾に似ていることにちなんでいるんですよ。
また別名を「ホスタ」といい、これはオーストリアの医者兼植物学者のニコラス・トーマス・ホストという人名が語源となっています。
そんなギボウシの花言葉は、「沈静」です。
これは、白や薄い紫のこの花の控えめな姿が、人々に安らぎを与えるということにちなんでいるんですよ。
(※擬宝珠の読みはギボウシ、ギボシ両方使われます)
7月10日の誕生花と花言葉「グロキシニア」
7月10日の誕生花は、「グロキシニア」です。
グロキシニアは、ドイツ人植物学者ベンジャミン・ペーター・グロキシンという名前が語源となっています。
夏から秋にかけてに開花するこの植物は、ブラジルが原産地です。
その風貌が豪華なことから「夏の鉢花の女王」とも呼ばれる事があり、観葉植物としても人気があるんですよ。
そんなグロキシニアの花言葉は、「艶麗」・「華やかな日々」・「媚態」です。
これらは、白・ピンク・赤・紫から複色まである、ビロードのような質感の豪華な花の姿から生まれた言葉なんですよ。
7月11日の誕生花と花言葉「ハイビスカス」
7月11日の誕生花は、「ハイビスカス」です。
ハイビスカスといえば、ハワイを代表する花ですね。
この花が髪飾りやレイなどに使われているのを、見たことがある方も多いんじゃないでしょうか。
原産地は中国で、バラのように美しいことから、英語では「China Rose(中国のバラ)」とも呼ばれることがあります。
ハイビスカスの花言葉は、「繊細な美しさ」・「新しい恋」です。
この花は一日だけ開花し、その日中にはしぼんでしまう一日花です。
そんな「繊細な美しさ」を持つハイビスカスは、日当たりが良い場所ではどんどんと新しい花を咲かせ続けます。
そんな性質から、「新しい恋」という意味も付いたんですよ。
7月12日の誕生花と花言葉「ノコギリソウ」
7月12日の誕生花は、「ノコギリソウ」です。
ノコギリソウは、漢字では「鋸草」と書きます。
これは、この葉っぱがノコギリの歯のような形をしていることが元となった名前なんですよ。
5月~9月にかけて白い花を咲かせるこの植物は繁殖力が高く、国内の一部では野生化したものも見られます。
ノコギリソウの花言葉は、「勇敢」・「戦い」・「治癒」です。
ギリシャ神話の英雄アキレスは、トロイア戦争中に兵士たちの傷を癒すのにこの植物を使ったという話があります。
これが花言葉の由来となっているんですよ。
ちなみにノコギリソウの学名は、彼から名前をとってアキレアといいます。
7月13日の誕生花と花言葉「テッポウユリ」
7月13日の誕生花は、「テッポウユリ」です。
テッポウユリは、漢字では「鉄砲百合」と書きます。
これは、この花がラッパ銃に似た形をしていることにちなんでいます。
原産地が日本のこのユリは他の種類と交配しやすく、テッポウユリを元とした品種がたくさん作られているんですよ。
そんなテッポウユリの花言葉は、「威厳」・「純潔」です。
「威厳」とは、この花の堂々とした風貌に由来します。
そして「純潔」とは、白いユリは西洋では聖母マリアのシンボルとされていることから来ている言葉なんですよ。
7月14日の誕生花と花言葉「カワラナデシコ(ヤマトナデシコ)」
7月14日の誕生花は、「カワラナデシコ(ヤマトナデシコ)」です。
カワラナデシコは、漢字では「河原撫子」と書き、この花が河原で咲くことにちなんでいます。
また、別名:ヤマトナデシコ(大和撫子)とも呼ばれています。
これは、平安時代に中国からやってきたカラナデシコ(唐撫子)と混同しないように付けられた名前なんですよ。
カワラナデシコの花言葉は、「大胆」・「可憐」です。
これらは、緑の中で目立つ白・ピンク・赤・紫などの「大胆」で「可憐な」カワラナデシコの姿に由来しています。
実は、ナデシコ全般は生薬としても使われる植物で、消炎・生理不順などに効果があるんですよ。
これらの症状にお悩みな方は、お試しくださいね♪
7月15日の誕生花と花言葉「ササユリ」
7月15日の誕生花は、「ササユリ」です。
ササユリは漢字では「笹百合」と書き、笹に似た葉っぱを持つことが語源となっています。
これは日本が原産地であるユリ科の植物で、6月~7月に良い香りのする白やピンクの花を咲かせます。
そんなササユリの花言葉は、「上品」・「清浄」・「純潔」です。
これらの言葉は、白いユリは聖母マリアに捧げられた神聖な花であることから付けられたものなんですよ。
ところで近年、ササユリの数が減ってきたことはご存知でしょうか。
この植物は環境の変化に敏感で、今では野山で自生していることは珍しくなってしまったのです。
これからもこの美しい花を愛でられるように、私たちも協力して自然を大事にしていきたいですね!
7月16日の誕生花と花言葉「ジンジャー」
7月16日の誕生花は、「ジンジャー」です。
ジンジャーはショウガ科の植物ですが、こちらは食用ではなく観賞用の植物のことを指します。
英語では「Ginger Lily(ショウガユリ)」と呼ばれ、これはユリのような白い花を咲かせることが由来となっているんですよ。
そんなジンジャーの花言葉は、「豊かな心」・「慕われる愛」・「あなたを信頼します」です。
これらは、この花の香りが良く、香水の原料にもなることにちなんでいます。
ちなみに、ジンジャーは別名「花縮砂(ハナシュクシャ)」とも呼ばれます。
「縮砂」という漢方がありますが、これとジンジャーは別物なんですよ。
7月17日の誕生花と花言葉「ハマユウ(ハマオモト)」
7月17日の誕生花は、「ハマユウ(ハマオモト)」です。
ハマユウとは、漢字で「浜木綿」と書きます。
これは、この花の色が白く、花びらが神事などで使われる木綿(ユウ)のように垂れ下がっていることに由来しているんですよ。
またハマユウは、別名ハマオモト(浜万年青)といいます。
これは、この葉っぱがオモトのように長いことから付けられたものです。
そんなハマユウの花言葉は、「汚れのない」・「どこか遠くに」です。
「汚れのない」とは、ハマユウの花の神聖な開花姿にちなんでいます。
そして「どこか遠くに」は、ハマユウの種が海の流れに乗って、色々な地域に運ばれて生息範囲が広がったことから来ているんですよ。
7月18日の誕生花と花言葉「マリーゴールド」
7月18日の誕生花は、「マリーゴールド」です。
マリーゴールドとは、「聖母マリアの黄金の花」という意味です。
これは、年に数日ある聖母マリアの祭日に、開花の時期が長いこの花がいつも咲いていることに由来しているんですよ。
そんなマリーゴールドの花言葉は、「絶望」・「嫉妬」・「悲しみ」です。
これは、ある女性が恋人への激しい嫉妬から精神を病んだ末に死んでしまい、その後マリーゴールドへと変化したという言い伝えにちなみます。
黄色い花には不吉な花言葉が付くことが多く、マリーゴールドもそれに漏れずにこんな意味がつけられたんですよ。
7月19日の誕生花と花言葉「ゲッカビジン」
7月19日の誕生花は、「ゲッカビジン」です。
ゲッカビジンは、漢字で「月下美人」と書きます。
昭和天皇が皇太子の頃、台湾でこの花を見て名前を尋ねられました。
当時の台湾総督の田健次郎氏がその時に「月下の美人です」と答え、それがこの名前の由来となったんですよ。
英語では「A Queen of the Night(夜の女王)」といいます。
まさにこの花にぴったりの名前ですね♪
ゲッカビジンの花言葉は、「あでやかな美人」・「はかない恋」です。
夜に咲く大輪の白いゲッカビジンは、まさに「あでやかな美人」です。
しかし、そんな美しい花も一晩限りしか見られません。
そんなことから、「はかない恋」という意味も付けられたんですよ。
7月20日の誕生花と花言葉「ヒマワリ」
7月20日の誕生花は、「ヒマワリ」です。
ヒマワリは、漢字で「向日葵」と書きます。
これは、この花がまるで太陽を追うように向きを変えるということが語源となっています。
しかし実際に太陽の方角に向きを移動するのは成長期だけで、開花後のヒマワリは動かなくなるんですよ。
そんなヒマワリの花言葉は、「あなただけを見つめる」です。
これは、ギリシャ神話に由来します。
水の精クリュティエは、太陽神アポロンに恋をします。
しかし、アポロンは彼女の姉のカイアラピのことが好きだったので、クリュティエの恋は片想いとなってしまいました。
諦めきれない彼女は、ひたすらアポロンを見つめ続けます。
9日もの間彼の姿を目で追い続けたクリュティエは、ついに一輪のヒマワリとなってしまったのです…。
7月21日の誕生花と花言葉「ルドベキア」
7月21日の誕生花は、「ルドベキア」です。
ルドベキアの名前は、スウェーデン人植物学者カール・フォン・リンネが、その師のオロフ・ルドベックという人物と同名の彼の父親をたたえて付けたものです。
ルドベキアの花言葉は、「正義」・「公平」・「あなたを見つめる」です。
「正義」や「公平」は、ルドベキアの語源となったルドベックが研究結果に対して中立の立場で評価する人物であったことにちなんでいます。
また「あなたを見つめる」とは、黄色い花びらの中心にある大きな茶色の花芯が、まるで大きな目のように見えることから来ているんですよ。
7月22日の誕生花と花言葉「ペチュニア」
7月22日の誕生花は、「ペチュニア」です。
ペチュニアは、「Petum(タバコ)」というブラジル先住民の言語が語源となっています。
これは、ペチュニアとタバコが同じナス科の近縁の植物であるということが由来となっているんですよ。
この植物の原産地は南アメリカで、春から秋にかけて白・ピンク・赤・黄・オレンジ・紫・青などの様々な色の花を咲かせます。
ペチュニアの花言葉は、「心の安らぎ」・「あなたと一緒ならば心が和らぐ」です。
これらの言葉は、ペチュニアの語源のタバコのもたらす効果にちなんでいるものです。
7月23日の誕生花と花言葉「ブーゲンビリア」
7月23日の誕生花は、「ブーゲンビリア」です。
ブーゲンビリアとは、フランス人探検家「ブーガンヴィル」の名前が元となっています。
彼は、ブラジルでこの植物を見つけた人物なんですよ。
オシロイバナ科のブーゲンビリアは、春の終わり頃から夏にかけて開花します。
そんなブーゲンビリアの花言葉は、「情熱」・「あなたしか見えない」・「あなたは魅力に溢れています」です。
これらは、この花が赤やオレンジをはじめとした鮮やかな色をしていて、トロピカルな雰囲気を持っていることから生まれた言葉です。
ちなみにこの花びらに見える箇所は、実は葉っぱです。
花は、この葉っぱに包まれている白い真ん中の部分なんですよ。
7月24日の誕生花と花言葉「エンレイソウ」
7月24日の誕生花は、「エンレイソウ」です。
エンレイソウは、漢字で「延齢草」と書きます。
この植物は毒性がありますが、同時に根っこは薬用・食用に用いられます。
使い方によっては人の生命を救うことが出来る植物ということから、このような名前が付いたんですよ。
エンレイソウは、葉っぱ・花びら・萼(がく)がそれぞれ3枚ずつという特徴を持っています。
開花時期は春で、白・ピンク・赤・黄・紫などの花を咲かせます。
そんなエンレイソウの花言葉は、「奥ゆかしい美しさ」・「叡智」です。
これらの花言葉は、エンレイソウの花の控えめで知的なイメージから付けられました。
この植物には薬効があるとしても基本的には毒性を持っているので、うっかり口にしないように気をつけてくださいね!
7月25日の誕生花と花言葉「ヘリクリサム(ムギワラギク)」
7月25日の誕生花は、「ヘリクリサム(ムギワラギク)」です。
ヘリクリサムという名前は、「Helios(太陽)」と「Chrysos(黄金色)」というギリシャ語が由来となっています。
これは、この植物がまるで太陽のように輝く黄金色の花を持つことにちなんでいるんですよ。
和名をムギワラギク(麦藁菊)といい、この花びらが麦藁のように乾燥している性質を表したものです。
ヘリクリサムの花言葉は、「ずっと続く喜び」・「永遠の思い出」です。
これらは、この花がドライフラワーにしてもその質感や色が変わらずにいることから来ているんですよ。
ドライフラワーは贈り物にしやすいので、オススメです☆
7月26日の誕生花と花言葉「ニガヨモギ」
7月26日の誕生花は、「ニガヨモギ」です。
ニガヨモギは、キク科のヨモギの一種です。
ヨモギと比べると細かい葉っぱを持ち、産毛に覆われているので全体的に白っぽく見えます。
この草は独特な香りがあり、健胃薬・食品添加物・防虫剤など様々なものの原料として使われているんですよ。
ニガヨモギの花言葉は、「不在」・「別れと恋の悲しみ」です。
「不在」とは、この植物を原料として作るアブサンというお酒の語源の「Absance(不在)」にちなむものです。
ちなみにアブサンは非常にアルコール度数が高いお酒で副作用があり、飲むことを禁止している国もあります。
そして「別れと恋の悲しみ」とは、カリア国のアルテミシア王妃が自分の夫の遺灰をニガヨモギから出来た飲み物に混ぜて飲んだという逸話から生まれました。
7月27日の誕生花と花言葉「ビバーナム・スノーボール」
7月27日の誕生花は、「ビバーナム・スノーボール」です。
ビバーナム・スノーボールは、省略して「スノーボール」とも呼ばれます。
これは、花が真っ白くまるで雪の玉のようなことが由来となっているんですよ。
ビバーナムという植物の種類はたくさんあり、スノーボールはその中の1つです。
また、この花は咲き始めは緑色をしていて、だんだんと白く変化していく面白い性質を持っています。
そんなビバーナム・スノーボールの花言葉は、「茶目っ気」・「誓い」です。
この花がまん丸とまとまって咲く姿は愛嬌があり、「茶目っ気」たっぷりです。
そして純白の花は、結婚式のブーケなどで使われることが多いことから、「誓い」という意味も付けられたんですよ。
7月28日の誕生花と花言葉「オシロイバナ」
7月28日の誕生花は、「オシロイバナ」です。
オシロイバナは、漢字では「白粉花」と書きます。
これは、種の中にある胚乳が粉状で、白粉に似ていることから付けられた名前です。
子供の頃に、この種を潰して遊んだ方もいるんじゃないでしょうか?
オシロイバナは夏に白や赤の花が咲かせますが、この花びらに見えている箇所は萼(がく)なんですよ。
そんなオシロイバナの花言葉は、「内気」・「臆病」・「愛を疑う」です。
「内気」や「臆病」は、この花が夕方から開花する様子が、まるでこっそりと人目を避けているように見えることにちなんでいます。
そして、1本の同じ株から異なる色の花を咲かせる事から、「愛を疑う」という花言葉が付けられたんですよ。
7月29日の誕生花と花言葉「サボテン」
7月29日の誕生花は、「サボテン」です。
サボテンは、実は和名です。
これは日本にこの植物を持ち込んだ南蛮人が、サボテンの一種であるウチワサボテンの樹液を石鹸(サボン)として使っていたことに由来します。
「石鹸体(サボンテイ)」という呼び名が転じて、サボテンとなったんですよ。
サボテンは部屋のインテリアとして人気ですが、それ以外にも食用としても楽しまれています。
ドラゴンフルーツも実はサボテンの一種で、ウチワサボテンの葉っぱはメキシコで野菜として食べられているんですよ。
そんなサボテンの花言葉は、「燃える心」・「偉大」・「枯れない愛」です。
これらは、暑い地域で力強く成長し、まるで燃え上がっているような色をした花を咲かせることから生まれたものです。
7月30日の誕生花と花言葉「ニチニチソウ」
7月29日の誕生花は、「ニチニチソウ」です。
ニチニチソウは、漢字で「日々草」と書きます。
これは、夏の初めから秋にかけて毎日新しい花をどんどん咲かせる、この植物の特徴を表したものです。
原産地はマダガスカルで、「Madagascar Perwinkle(マダガスカル・ツルニチニチソウ)」と英語では呼ばれます。
そんなニチニチソウの花言葉は、「楽しい思い出」です。
これは、白・ピンク・赤・紫・青など様々な色の花がたくさん楽しげに咲く姿にちなんでいるものなんですよ。
新しい花が次々と咲く様子は、まるで夏を毎日謳歌しているようにも見えますね♪
7月31日の誕生花と花言葉「ツルバラ」
7月31日の誕生花は、「ツルバラ」です。
ツルバラは漢字で「蔓薔薇」と書き、ツル性のバラのことを指します。
その性質から、「Climbing Rose(登るバラ)」という英語名があるんですよ。
ツルバラは品種がたくさんあり、花の色や形も様々です。
開花時期は基本的には5月~6月ですが、中には6月~11月の種類もあります。
そんなツルバラの花言葉は、「無邪気」・「いつも美しい」・「爽やか」です。
ツルバラは、「無邪気」にどんどんツルを伸ばして成長していきます。
そして花の女王とも冠されるバラの花の姿から、「いつも美しい」や「爽やか」という言葉が付けられたんですよ。
まとめ
7月の誕生花は、夏らしいものもチラホラありますね。
花によってそれぞれの花言葉は全く違い、また見た目のイメージと違うものもあったりして、興味深いものです。
ご自身やお友達の花言葉は、何でしたか?
色々な使い方ができますので、誕生花をモチーフにしたグッズ、アイテムなどもおすすめです。
これら誕生花を、ぜひプレゼント選びにお役立てください☆
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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