6月は、梅雨シーズンです。
ジメジメした天候でうっとおしく感じる反面、雨の景色の美しさに思わずハッとする時期でもありますね♪
旧暦の呼び名で、6月は「水無月(みなづき)」と呼ばれます。
これは、この月には田んぼの水を抜いて再び入れ直すことが由来となっているんですよ。
そんな6月に、あなたは誕生日を迎えるお友達へどんなの贈り物を考えていますか?
もし・・・
と、悩んでいるのであれば「誕生花」がオススメです☆
実は、1年366日、全ての日にはそれぞれに誕生日の花が存在しているんです。
そこで、6月の「誕生花」と「花言葉」の一覧をご用意しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
最初に、一覧でパッと分かるように「カレンダー」をご用意しました。
その後は、それぞれの
- 花の「画像」
- 花言葉の「由来」
をまとめていますので、ぜひご覧ください。
- 【6月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
- 6月1日の誕生花と花言葉「バラ」
- 6月2日の誕生花と花言葉「ニーレンベルギア」
- 6月3日の誕生花と花言葉「アマ」
- 6月4日の誕生花と花言葉「ウツギ(ウノハナ)」
- 6月5日の誕生花と花言葉「ホタルブクロ(チョウチンバナ)」
- 6月6日の誕生花と花言葉「アストランティア」
- 6月7日の誕生花と花言葉「ツツジ」
- 6月8日の誕生花と花言葉「ジャスミン」
- 6月9日の誕生花と花言葉「ガウラ(ハクチョウソウ)」
- 6月10日の誕生花と花言葉「アカンサス」
- 6月11日の誕生花と花言葉「ベニバナ」
- 6月12日の誕生花と花言葉「ライラック」
- 6月13日の誕生花と花言葉「トケイソウ」
- 6月14日の誕生花と花言葉「ブルースター」
- 6月15日の誕生花と花言葉「タチアオイ」
- 6月16日の誕生花と花言葉「ベロニカ」
- 6月17日の誕生花と花言葉「キバナコスモス」
- 6月18日の誕生花と花言葉「フランネルフラワー」
- 6月19日の誕生花と花言葉「ノアザミ」
- 6月20日の誕生花と花言葉「サンスベリア(チトセラン)」
- 6月21日の誕生花と花言葉「マツヨイグサ」
- 6月22日の誕生花と花言葉「ガマズミ」
- 6月23日の誕生花と花言葉「ミヤコワスレ」
- 6月24日の誕生花と花言葉「バーベナ」
- 6月25日の誕生花と花言葉「ヒルガオ」
- 6月26日の誕生花と花言葉「グロリオサ」
- 6月27日の誕生花と花言葉「アガパンサス」
- 6月28日の誕生花と花言葉「ゼラニウム」
- 6月29日の誕生花と花言葉「ディモルフォセカ」
- 6月30日の誕生花と花言葉「スカビオサ(マツムシソウ)」
- まとめ
【6月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
日時 | 誕生花名 | 花言葉 |
6月1日 | バラ | 愛・美しさ |
6月2日 | ニーレンベルギア | 許されない恋 |
6月3日 | アマ | 感謝の気持ち |
6月4日 | ウツギ (ウノハナ) |
古風・秘密 |
6月5日 | ホタルブクロ (チョウチンバナ) |
正義・忠実 |
6月6日 | アストランティア | 星に願いを・愛の渇き |
6月7日 | ツツジ | 慎み・節度 |
6月8日 | ジャスミン | 官能的・優美・愛想の良い |
6月9日 | ガウラ (ハクチョウソウ) |
清楚・負けず嫌い |
6月10日 | アカンサス | 芸術・技巧 |
6月11日 | ベニバナ | 化粧・装い |
6月12日 | ライラック | 初恋・恋の芽生え・無邪気 |
6月13日 | トケイソウ | 信仰・宗教的な情熱・聖なる愛 |
6月14日 | ブルースター | 幸福な愛・信じあう心 |
6月15日 | タチアオイ | 気高く威厳のある美しさ・大きな望み・豊かなみのり |
6月16日 | ベロニカ | 名誉・忠実 |
6月17日 | キバナコスモス | 野性的な美しさ |
6月18日 | フランネルフラワー | 誠実・高潔・いつも私を愛して |
6月19日 | ノアザミ | もっと私のことを知って・権利 |
6月20日 | サンスベリア (チトセラン) |
永久・不滅 |
6月21日 | マツヨイグサ | 湯上り美人・移り気 |
6月22日 | ガマズミ | 結合・私を見てください |
6月23日 | ミヤコワスレ | 別離・しばしの慰め |
6月24日 | バーベナ | 魔法・魔力 |
6月25日 | ヒルガオ | 絆・情事 |
6月26日 | グロリオサ | 栄光・勇敢 |
6月27日 | アガパンサス | 知的な装い・恋の訪れ・ラブレター |
6月28日 | ゼラニウム | 信頼・真の友情 |
6月29日 | ディモルフォセカ | 豊かさ・富 |
6月30日 | スカビオサ (マツムシソウ) |
私を全て失った・不幸な愛 |
6月1日の誕生花と花言葉「バラ」
6月1日の誕生花は、「バラ」です。
バラという和名は、「イバラ」というトゲの付いた低い木の総称が変化したものといわれています。
学名を「ローザ」といい、「Rhodon(バラ)」というギリシャ語や、「Rhodd(赤)」というケルト語が由来とされているんですよ。
そんなバラの花言葉は、「愛」・「美しさ」です。
花の女王ともいわれるバラは、ギリシャ神話でも美の女神ヴィーナスの花とされ、古来より「愛」や「美しさ」を象徴する存在でした。
バラの花言葉は、色別・本数別にもたくさんあります。
例えば定番の赤いバラは、「情熱」「あなたを愛しています」など熱烈な愛のメッセージを持っているんですよ。
また黄色いバラは「友情」という意味を持っています。
一方で「嫉妬」や「愛情の薄らぎ」といったネガティブな意味もあるので、恋人に贈るときは注意してくださいね☆
6月2日の誕生花と花言葉「ニーレンベルギア」
6月2日の誕生花は、「ニーレンベルギア」です。
ニーレンベルギアという名前は、スペイン人の植物学者ニーレンベルグという人物が由来となっています。
この植物はナス科で、夏になると白や紫のカップのような形の花を咲かせます。
そのため、英語では「Cup Flower(カップの花)」と呼ばれているんですよ。
そんなニーレンベルギアの花言葉は、「許されない恋」です。
これは、この植物の名前の由来になった人物が修道士でもあったということから来ている言葉です。
なんとも切ない花言葉ですね…。
6月3日の誕生花と花言葉「アマ」
6月3日の誕生花は、「アマ」です。
アマは、漢字では「亜麻」と書きます。
これは、麻とは似ているけれども別の植物であるということを表す言葉です。
両方共繊維や布に加工されますが、アマの方が手触りが良く、こちらは「リネン」という名前の高級素材として扱われています。
またこの種から作られる亜麻仁(アマニ)油はオメガ3という健康成分を含んでいて、ヘルシーな油として注目されているんですよ。
そんなアマの花言葉は、「感謝の気持ち」です。
アマは、衣服から油の原料まで、人々の生活に欠かせない植物です。
そんなアマに対する「感謝の気持ち」から、この花言葉がつけられました。
6月4日の誕生花と花言葉「ウツギ(ウノハナ)」
6月4日の誕生花は、「ウツギ(ウノハナ)」です。
ウツギは原産地が日本・中国・朝鮮半島で、初夏に開花するアジサイ科の植物です。
ウツギは漢字で「空木」と書き、この幹の真ん中が空洞であるということを表す「空ろ木(うつろぎ)」が変化した名前です。
別名ウノハナ(卯の花)と呼ばれることもあり、これはウツギの最初の音のウから取った呼び名なんですよ。
そんなウツギの花言葉は、「古風」・「秘密」です。
「古風」とは、白やピンクの控えめな美しさを持つ花の姿にちなんでいます。
また「秘密」とは、この幹の中心部が空であることから付けられた花言葉なんですよ。
6月5日の誕生花と花言葉「ホタルブクロ(チョウチンバナ)」
6月5日の誕生花は、「ホタルブクロ(チョウチンバナ)」です。
ホタルブクロは、漢字では「蛍袋」と書きます。
これは、昔子供たちがこの袋状の花の中に捕らえた蛍を入れて遊んでいたということにちなんだ名前なんですよ。
また、提灯のようにも見える花を持つ事から、チョウチンバナ(提灯花)と呼ばれることもあります。
キキョウ科のこの植物は、蛍が見られる初夏頃に白・赤紫・紫などの花を咲かせます。
そんなホタルブクロの花言葉は、「正義」・「忠実」です。
これらは、ホタルブクロの教会の鐘を思わせる花の姿から付けられたんですよ。
1つの花から、提灯や教会の鐘など色々な形が連想できて面白いですね♪
6月6日の誕生花と花言葉「アストランティア」
6月6日の誕生花は、「アストランティア」です。
アストランティアは、「Aster(星)」というギリシャ語から来ている名前です。
これは、白・ピンク・赤・紫などの色のこの花が、まるで星のような形をしていることにちなんでいるんですよ。
そんなアストランティアの花言葉は、「星に願いを」・「愛の渇き」です。
「星に願いを」とは、この星の形をした花から連想された言葉です。
また「愛の渇き」とは、この花が乾燥しやすい性質を持っていることに由来しているんですよ。
アストランティアの花はドライフラワーとしてもよく用いられますので、こちらを贈り物にするのもオススメです☆
6月7日の誕生花と花言葉「ツツジ」
6月7日の誕生花は、「ツツジ」です。
ツツジは、漢字で「躑躅」と書きます。
これは、花が連なって咲いているという意味の「続き」から転じたものとされています。
その他にも、この花が筒状であることにちなんでいるともいわれているんですよ。
そんなツツジの花言葉は、「慎み」・「節度」です。
これらは、水が少ない岩場などで育つツツジ科ツツジ属のサツキと同じ花言葉なんです。
お互いによく似ている植物ですが、ツツジの方が開花時期が少し早く4~5月となっています。
そのすぐあとに、サツキの花の季節となるんですよ。
また、ツツジの花はサツキより大きめで、白・ピンク・赤紫などの色を咲かせます。
6月8日の誕生花と花言葉「ジャスミン」
6月8日の誕生花は、「ジャスミン」です。
ジャスミンは、「Yasmin(神様からの贈り物)」というペルシャ語を由来としています。
「茉莉花(マツリカ)」と呼ばれることもありますが、これはジャスミンの1種のことで、全体を指す名前ではないんですよ。
そんなジャスミンの花言葉は、「官能的」・「優美」・「愛想の良い」です。
ジャスミンの花は、「官能的」でエキゾチックな芳香を持っています。
そして、この花は白く清い姿をしています。
そこから、「優美」や「愛想の良い」という意味も付けられたんですよ。
ジャスミンは香水の原料はもちろんのこと、ジャスミンティーやハーブオイルとしても人気があります。
これらをお友達に贈っても、喜ばれるでしょう♪
6月9日の誕生花と花言葉「ガウラ(ハクチョウソウ)」
6月9日の誕生花は、「ガウラ(ハクチョウソウ)」です。
ガウラは、「Gauros(華麗な)」というギリシャ語が語源となっています。
また、和名をハクチョウソウ(白蝶草)といいます。
これはこの4枚の花びらを持つ白い花が、まるで蝶々のような姿をしていることにちなんでいる名前なんですよ。
そんなガウラの花言葉は、「清楚」・「負けず嫌い」です。
この花は「清楚」な姿をしていますが、とても繁殖力の強い植物です。
そんなところから「負けず嫌い」という意味も付けられました。
6月10日の誕生花と花言葉「アカンサス」
6月10日の誕生花は、「アカンサス」です。
アカンサスは、「Akantha(トゲ)」というギリシャ語が由来となっています。
これは、アカンサスの葉っぱの先端がトゲのように尖っている種類があることから来ているんですよ。
この植物は、夏頃に白・ピンク・紫などの独特な形の花を咲かせます。
そんなアカンサスの花言葉は、「芸術」・「技巧」です。
これらは、この葉っぱのモチーフが、コリント式という古代ギリシャの建築様式の円柱に装飾として用いられていたことにちなんでいます。
また、ルネッサンス様式でもこのモチーフはよく用いられていて、とてもアーティスティックな植物なんですよ。
6月11日の誕生花と花言葉「ベニバナ」
6月11日の誕生花は、「ベニバナ」です。
ベニバナは、漢字で「紅花」と書きます。
これは、この花から紅色の染料が取れることから来ている名前です。
また、英語名を「Safflower(サフラワー)」といい、この種から取れる油はサフラワー油やベニバナ油という名前で広く使われています。
ベニバナはキク科の少し変わった花で、咲き始めの花の色は黄色ですが、時が経つにつれて赤みを帯びてきます。
そんなベニバナの花言葉は、「化粧」・「装い」です。
これらは、紅花が口紅などの化粧品や染料の原料になっていることにちなんだ言葉なんですよ。
6月12日の誕生花と花言葉「ライラック」
6月12日の誕生花は、「ライラック」です。
ライラックは、学名を「シリンガ」といいます。
これは「Syrinx(笛)」というギリシャ語から来ていて、古代ギリシャではこの枝で作った笛を羊飼いたちが使っていたという話にちなんでいるんですよ。
ライラックの花言葉は、「初恋」・「恋の芽生え」・「無邪気」です。
「初恋」や「恋の芽生え」とは、ライラックの葉っぱがハートの形をしているということから生まれた花言葉です。
また、白いライラックはフランスでは青春の象徴とされていることから、白い花には「無邪気」という意味もあります。
ちなみにライラックといえば紫や白い花が広く知られていますが、ピンクや青といった色もあるんですよ♪
6月13日の誕生花と花言葉「トケイソウ」
6月13日の誕生花は、「トケイソウ」です。
トケイソウは、漢字で「時計草」と書きます。
この花は独特の風貌をしていて、その形がまるで時計のようなことがこの名前の由来となっています。
また、英語名を「Passion Flower」といい、これは「Flos Passiones」というラテン語が語源となっています。
これは、この花をイエズス会の宣教師が布教活動の時に使っていたことにちなんでいます。
ちなみに、このPassionとはキリストの受難を示しているんですよ。
そんなトケイソウの花言葉は、「信仰」・「宗教的な情熱」・「聖なる愛」です。
これらの言葉は、この花がキリストの処刑のシンボルでもあることから来ているんですよ。
6月14日の誕生花と花言葉「ブルースター」
6月14日の誕生花は、「ブルースター」です。
ブルースターは、青い5枚の花びらが星のように見えることが由来の名前です。
この植物の原産地はウルグアイやブラジルで、初夏から秋にかけてが開花時期となっています。
そんなブルースターの花言葉は、「幸福な愛」・「信じあう心」です。
この花の青い色は幸せを呼ぶ色とされていて、ヨーロッパでは男の子が生まれた時のお祝いに贈られます。
また、結婚式に身につけると幸せな結婚生活を送れるという「サムシング・フォー」の1つの「サムシング・ブルー」としても使われます。
そのことから、「幸福な愛」や「信じあう心」という花言葉が付けられたんですよ♪
6月15日の誕生花と花言葉「タチアオイ」
6月15日の誕生花は、「タチアオイ」です。
タチアオイは、漢字で「立葵」と書きます。
これは、まっすぐと伸びる太い茎を持っているアオイ科の植物であるという性質が由来の名前です。
そんなタチアオイの花言葉は、「気高く威厳のある美しさ」・「大きな望み」・「豊かなみのり」です。
「気高く威厳のある美しさ」とは、この花のすらっと伸びた白・ピンク・赤・黄・オレンジなどの美しい花の姿から生まれた言葉です。
また「大きな望み」や「豊かなみのり」は、タチアオイにはたくさんの実がなることにちなんだものなんですよ。
6月16日の誕生花と花言葉「ベロニカ」
6月16日の誕生花は、「ベロニカ」です。
ベロニカは、キリスト教の聖女ベロニカに捧げられた花です。
この植物はオオバコ科で、夏に青をはじめとして白・ピンク・紫などの小花を穂状に咲かせます。
この花はすぐに散ってしまうことから、「Speedwell」という英語名も付けられているんですよ。
そんなベロニカの花言葉は、「名誉」・「忠実」です。
これらは、この植物の語源ともなった聖ベロニカが由来になっています。
聖ベロニカは、処刑の地であるゴルゴダの丘に行く最中の、十字架を背負ったキリストの汗をぬぐいます。
そうすると、その布にキリストの顔が浮き出たという伝説があるんですよ。
6月17日の誕生花と花言葉「キバナコスモス」
6月17日の誕生花は、「キバナコスモス」です。
キバナコスモスはキク科コスモス属の花で、黄色い花を咲かせることがこの名前の元となっています。
英語では、「Yellow Cosmos(黄色いコスモス)」・「Golden Cosmos(金色のコスモス)」・「Orange Cosmos(オレンジ色のコスモス)」などと呼ばれています。
そんなキバナコスモスの花言葉は、「野性的な美しさ」です。
この花は通常のコスモスと比較すると繁殖力が高く、夏の暑さにもよく耐えます。
そんなキバナコスモスのワイルドで「野性的な美しさ」は、この花言葉にぴったりですね♪
6月18日の誕生花と花言葉「フランネルフラワー」
6月18日の誕生花は、「フランネルフラワー」です。
フランネルフラワーは、花や葉っぱ、そして茎にまで細かい毛に覆われています。
それがまるでフランネルを触っているかのような柔らかな感触を持つことから、この名前がつけられたんですよ。
そんなフランネルフラワーの花言葉は、「誠実」・「高潔」・「いつも私を愛して」です。
「誠実」や「高潔」は、この白い花の凛とした姿にちなむものです。
またフランネルフラワーは、1つの花が咲いている期間が長いという特徴を持っています。
この美しい花を長く愛でることが出来ることから、「いつも私を愛して」という意味もあるんですよ。
6月19日の誕生花と花言葉「ノアザミ」
6月19日の誕生花は、「ノアザミ」です。
ノアザミは漢字で「野薊」と書き、野に咲くアザミということを表している名前です。
原産地は日本で、春から夏にかけて白・赤・紫などの色の花を咲かせます。
ノアザミは他のあざみと違い、花の下の部分の総苞(そうほう)という部分を触るとネバネバとした粘液が出てきます。
(総苞とは、花を包んでいる変形した葉っぱのことです)
そんなノアザミの花言葉は、「もっと私のことを知って」・「権利」です。
これらの花言葉は、粘液や葉っぱに鋭いトゲを持っていることに由来しているんですよ。
6月20日の誕生花と花言葉「サンスベリア(チトセラン)」
6月20日の誕生花は、「サンスベリア(チトセラン)」です。
サンスベリアは、ナポリの皇太子であるライモンド・デ・サングロという人物の名前が語源となっています。
観葉植物として人気のあるこの植物は、ジャスミンのような香りのする白い花を付けます。
しかし、この花を咲かせるのは年数がかかり、難しいとされているんですよ。
そんなサンスベリアの花言葉は、「永久」・「不滅」です。
サンスベリアの和名は、「チトセラン(千年蘭)」といいます。
この名前は、この品種の中にはランに似た葉っぱを付けるものがあり、その葉っぱを土に挿しておくと新しい個体が育つことに由来しています。
そしてこの性質から、「永久」や「不滅」という花言葉が付けられたんですよ。
6月21日の誕生花と花言葉「マツヨイグサ」
6月21日の誕生花は、「マツヨイグサ」です。
マツヨイグサは、漢字で「待宵草」と書きます。
これは、宵の頃あいを待つかのように、夕方に開花するという性質が元になった名前です。
マツヨイグサは、黄色の花を初夏から夏にかけて咲かせます。
そしてこの花は、しぼんだ時に赤く変色するという変わった性質を持っているんですよ。
そんなマツヨイグサの花言葉は、「湯上り美人」・「移り気」です。
「月見草(ツキミソウ)」とも呼ばれる白いマツヨイグサの花は、時が経つとどんどんピンク色へと変化していきます。
この様子から、ほんのりと上気した「湯上り美人」や「移り気」という花言葉が付いたんですよ。
6月22日の誕生花と花言葉「ガマズミ」
6月22日の誕生花は、「ガマズミ」です。
ガマズミは、その木材を鎌(カマ)の柄の素材として使い、木の実を染物と使ったことにちなんだ名前といわれています。
5~6月に白い小さな花をたくさん付け、秋になるとなる赤い実は食用にもなります。
原産地は日本・中国・朝鮮半島で、英語名では「Japanese Bush Cranberry(ジャパニーズ ブッシュ クランベリー)」とも呼ばれているんですよ。
そんなガマズミの花言葉は、「結合」・「私を見てください」です。
「結合」とは、ガマズミの木は柔軟性があり丈夫なので、木材として利用用途が広いことにちなみます。
そして「私を見てください」は、この秋になる赤い実が周りの注意をひこうとしているように見えることに由来しているんですよ。
ちょっと怖い花言葉ですね…!
6月23日の誕生花と花言葉「ミヤコワスレ」
6月23日の誕生花は、「ミヤコワスレ」です。
ミヤコワスレは、漢字で「都忘れ」と書きます。
この不思議な名前が付いたのは、鎌倉時代に起きた承久の乱という戦いに由来があるんですよ。
順徳天皇は父である後鳥羽上皇とともに倒幕の計画をしたものの、それに敗れて佐渡島に流されていしまいます。
そこでミヤコワスレの花を見ながら、かつて住んでいた都を思い馳せていたという話が、この植物の名前の元となっているんですよ。
ミヤコワスレの花言葉は、「別離」・「しばしの慰め」です。
これらは、ミヤコワスレの名前の由来となった佐渡島に流された順徳天皇の気持ちを表したものなんです。
切ない話ですね…。
6月24日の誕生花と花言葉「バーベナ」
6月24日の誕生花は、「バーベナ」です。
バーベナは、「Herbabona(良い植物)」というヘブライ語が由来となっています。
この植物は、古代ケルトでは魔女の薬草とされていて、「ベルベーヌ」という名で今でもハーブとしても使われているんですよ。
また、和名を「ビジョザクラ(美女桜)」といい、これはサクラの花のような5枚の花びらの花を咲かせるということにちなんでいます。
そんなバーベナの花言葉は、「魔法」・「魔力」です。
バーベナは、昔から不思議な力がある植物とされてきました。
予言などの魔力を授けてくれる効果があるとされてきたことが、これらの言葉の由来なんですよ。
6月25日の誕生花と花言葉「ヒルガオ」
6月25日の誕生花は、「ヒルガオ」です。
ヒルガオは原産地が日本・中国・朝鮮半島で、漢字では「昼顔」と書きます。
これは朝に花が開き、夕方にしぼむということに由来した名前です。
ヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属の植物で、夏に白やピンク色の花を咲かせます。
同じく夏の花のアサガオ(朝顔)はヒルガオ科サツマイモ属で、朝に開花し昼にはしぼんでしまうんですよ。
そんなヒルガオの花言葉は、「絆」・「情事」です。
これらは、ヒルガオはツルを他の植物にしっかりと絡ませて伸びていく性質から生まれた言葉です。
6月26日の誕生花と花言葉「グロリオサ」
6月26日の誕生花は、「グロリオサ」です。
グロリオサは、「Gloriosus(見事な)」というラテン語が語源となっています。
このユリ科の植物は、華やかな花を咲かせます。
その見た目から、英語では「Glory Lily(栄光のユリ)」や「Flame Lily(炎のユリ)」などとも呼ばれているんですよ。
そんなグロリオサの花言葉は、「栄光」・「勇敢」です。
これらの花言葉は、この花の燃え上がる炎のような色と形の威厳のある姿に由来しています。
ちなみにグロリオサの花の色は黄色と赤色の組み合わせのものが一般的ですが、白・ピンク・オレンジなども珍しい色としてあるんですよ。
6月27日の誕生花と花言葉「アガパンサス」
6月27日の誕生花は、「アガパンサス」です。
アガパンサスは、「Agape(愛)」と「Anthos(花)」というギリシャ語が由来の名前です。
この名前の元となったのは、ギリシャ神話です。
全能の神ゼウスが虹の女神イリスに恋をし、彼女に熱烈なアプローチをかけます。
しかしそれから逃げたいイリスは、ゼウスの妻ヘラに「彼のいないところへ行きたい」と願い出ます。
その願いを聞き入れたヘラが彼女の首飾りに酒をかけました。
するとイリスは神々のメッセンジャーとなる虹になり、ゼウスから逃げることができました。
その時にこぼれ落ちた酒から生まれたのが、この花なんですよ。
この花はアイリスという説もありますが、本来はアガパンサスだったようです。
アガパンサスの花言葉は、「知的な装い」・「恋の訪れ」・「ラブレター」です。
「知的な装い」とは、この繊細な青紫色の花の姿のイメージからつけられました。
そして「恋の訪れ」や「ラブレター」とは、イリスの伝説にちなむ花言葉なんですよ。
6月28日の誕生花と花言葉「ゼラニウム」
6月28日の誕生花は、「ゼラニウム」です。
ゼラニウムは、「Geranos(鶴)」というギリシャ語を語源とする名前です。
これは、この果実の形がまるで鶴のくちばしのような変わった形をしていることに由来しているんですよ。
原産地は南アフリカで、5月~9月にかけて白・ピンク・赤・黄・オレンジ・紫など様々な色の花を咲かせます。
そんなゼラニウムの花言葉は、「信頼」・「真の友情」です。
これらは、この花が寄り集まって仲睦まじく咲いている様子にちなんだものなんですよ。
またゼラニウムは、ヨーロッパでは虫がこの匂いを嫌うことから、虫除けとして窓辺に置かれることが多い植物です。
そこから転じて、魔除けなどの効果もあると信じられているそうですよ♪
6月29日の誕生花と花言葉「ディモルフォセカ」
6月29日の誕生花は、「ディモルフォセカ」です。
ディモルフォセカは、「Dimorhos(2つの形)」と「Theca(箱)」というギリシャ語が元となっています。
これは、この種が円盤のような形のものと角張っているものの2種類あることに由来します。
また、南アフリカが原産地でマリーゴールドのような花を咲かせることから、「Cape marigold(ケープのマリーゴールド)」と英語では呼ばれています。
ディモルフォセカの花言葉は、「豊かさ」・「富」です。
これらは、このキラキラと光沢のある黄金のような花の姿から連想された言葉なんですよ。
金運を呼ぶ縁起物としてのプレゼントに、この花を贈ってみてもいいですよね♪
6月30日の誕生花と花言葉「スカビオサ(マツムシソウ)」
6月30日の誕生花は、「スカビオサ(マツムシソウ)」です。
スカビオサは、「Scabiea(疥癬)」というラテン語に由来する名前です。
これは、この植物が皮膚病に効くとされていたことにちなんでいます。
また、和名をマツムシソウ(松虫草)ともいいます。
これは松虫が鳴く頃に花が咲くからとも、花が散ったあとが松虫鉦(マツムシガネ)という金属製の楽器の形に似ているからともいわれているんですよ。
そんなスカビオサの花言葉は、「私を全て失った」・「不幸な愛」です。
これらは、紫のスカビオサのブーケは、パートナーを亡くした未亡人にふさわしいとヨーロッパでは考えられていることから生まれた言葉です。
ちなみにスカビオサの花の色は、他に白・ピンク・赤・青などもあります。
気になる場合は、紫を避けてこれらの花を贈ってもよいですね☆
まとめ
今回は6月1日~6月30日の花言葉をご紹介しました。
この月の誕生花は、アサやベニバナなど人々の生活に役立つ植物もあります。
花をプレゼントできない場合でも、
それらを原料とした雑貨品、アイテム、グッズなんかも、気の利いたギフトとして喜ばれますよ!
大切なお友達へ、素敵な贈り物を見つけてくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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