良いところに来ましたね。
ちょうどこれからローズマリーの入浴剤の作り方をお話するところだったんです。
入浴剤にも色々あるのですが、今回は「バスソルト」という「塩」を使った入浴剤を紹介しますね。
そして、
- 生のハーブを使うのか?乾燥ハーブを使うのか?
- バスソルト以外の入浴剤
- ローズマリーの効果
- 塩の効果
これらも合わせてお話しします。
今回紹介する、若返りのハーブとしても有名なローズマリーの入浴剤と塩の効果で美肌作りが簡単にできますよ。
ということで、さっそく「ローズマリーのお風呂での使い方」を見ていきましょう!
ローズマリーのお風呂での使い方
ローズマリーをお風呂で使うとき、
入浴剤を作るのは生のハーブがいいのか?
それとも乾燥ハーブがいいのか?
ちょっと迷いますよね。
ですので、最初に「生と乾燥どちらを使うべきか」をお話します。
生と乾燥どちらを使う?
答えは、どちらでもOKです。
が、基本は「乾燥ローズマリー」を使います。
長期間の保存ができることや、入浴剤を作るときにそのままハーブを使えるので乾燥ハーブの方が使い勝手がいいですね。
もちろん生のハーブでも入浴剤はできます。
生だと香りにフレッシュ感があるのでその辺は好みになりますね。
それではバスソルトの作り方を紹介していきます。
入浴剤バスソルトの作り方
バスソルトも色々な作り方や配合がありますので、
- 簡単なバスソルト
- 高級なバスソルト
2つ紹介します。
超簡単な家庭でできるバスソルト
【材料・分量】
- 食用塩:大さじ2
- ローズマリー(生or乾燥):2~3本(約8cm)
【作り方・使い方】
- ローズマリーと食用塩をお茶パックに入れる
- 浴槽に入れて揉む
天然塩と精油を使った高級バスソルト
【材料・分量】
- 天然塩:1カップ
- 精油ライム:7滴
- 精油ローズマリーシネオール:5滴
- 精油ゼラニウム:5滴
- 精油サイプレス:2滴
- ジンジャー:1滴
- ローズマリー:乾燥小さじ1
【作り方・使い方】
- 天然塩に精油を垂らしよく混ぜる
- ハーブを加えてさらに混ぜる
- 半日ほど置く
(香りが全体に馴染む) - 大さじ1~3杯を浴槽に入れてよく混ぜる
- お茶パックに入れずに使うやり方ですが、使った方があとの掃除が楽です。
ローズマリーのバスソルトとバスフィズ
こちらの記事に、ローズマリーのバスソルトとしゅわしゅわ~と泡も楽しめるバスフィズの作り方を紹介していますので合わせてご覧ください。
今回使っている塩は「伯方の塩」などスーパーで簡単に手に入るものでも代用できます。
天然塩だと「マグネシウム」や「カリウム」などのミネラル分が豊富なのでその分、老廃物を汗と一緒に出してくれるデトックス効果に期待できます。
そのまま入浴剤にする方法
と思うかもしれないので、バスソルトなどにしなくてもそのままの使い方をご紹介します。
生の場合は、一度鍋で煮出してからその煮汁をお風呂に入れるといいですね。
他にも洗濯ネットや不織布、お茶パックなど目の細かいものに入れてそのままお風呂に入れ、浴槽内で揉んでもOKです。
乾燥の場合は、枝付きのままなら生葉と同じように目の細かい網に入れてそのままお風呂に入れます。
網に入れずに浴槽に入れると葉が取れたりして後で掃除するのがとても手間になるので気を付けてください。
入浴剤以外のおすすめの使い方
「若返りのハーブ」とも呼ばれるローズマリー。
せっかくなら効能をもっと感じたいと思いますよね。
そこで、お風呂で使うなら入浴剤以外にもオススメの使い方があるのでご紹介します。
ローズマリービネガーリンスの作り方
【材料・分量】
- りんご酢:200cc
- ローズマリー:乾燥は大さじ4、生なら約10cmのものを4~5本
※フレッシュハーブを使う時は、硬くなっていない緑の部分だけを使う
【作り方・使い方】
- 熱湯消毒し、綺麗にしたガラス瓶などの容器を用意
- ローズマリーとりんご酢を入れる
- 2週間ほど置く
- 使う時は6~8倍に薄めて頭皮、頭髪にかけて馴染ませる
- そのあとぬるま湯でサッと流す
※常温で2~3ヶ月保存可能
りんご酢には、肌や頭皮を弱酸性にする作用があります。
そこに、髪にツヤを与えるローズマリーをプラスすることで黒髪の艶とハリを保ちます。
白髪やフケの予防効果もあるのでおすすめです。
これを1ヶ月ほど続けた後に美容院に行くと多分驚かれると思いますよ。
髪の毛が多くなったような・・・
ハリが違う・・・
など言われるくらい違いが出ますのでぜひ試してみてくださいね。
さらに、このリンスは入浴剤にも使えますのでそのまま浴槽に入れてもOKです。
入浴剤の効能・効果
ここまで入浴剤についてお話してきましたが、その効果が気になりますよね。
ここからは、
- ローズマリーの効果
- 塩の効果
これらをお話していきます。
ローズマリーの効果
ローズマリーの効能にはこんなものがあります。
- 収れん作用
- 鎮痛作用
- 抗酸化作用
- 血行促進作用
- 新陳代謝の促進
- 精神安定、リラックス効果
- 認知症の予防
- 鎮静作用 など
ローズマリーティーとして飲んでもそうなんですが、血液の循環を良くし、老化防止、そして集中力や記憶力をアップしてくれます。
また筋肉やリウマチの痛みを和らげたりしてくれるので肩こりや関節痛、神経痛などにも効果があります。
収れん作用による肌の引き締めなどもあるので肌のたるみや毛穴の黒ずみが気になる方にはおすすめですね。
そしてローズマリーを入浴剤に使うとどうなるのか・・・。
一番効果を感じるのは風呂上りに体を拭いているときかもしれません。
いつもと違って肌がしっとりすべすべしている感じがすると思います。
また、血行促進作用があるので心からポカポカ感が通常の入浴よりも長続きします。
冷え性の方には特におすすめです。
寒い冬には入浴剤として使うのがいいですね。
夏には、疲労回復効果やリラックス効果で夏バテ防止にも使えますよ。
※個人差はあります
妊娠中、高血圧、てんかん持ちの方は使用しないでください。
塩の効果
ハーブを使ったバスソルトの作り方を紹介しているサイトはいくつもありますが、肝心のソルト「塩」の効果を書いているところは少ないです。
そこで、今回は塩の効果についてもお話していきます。
塩にはデトックス効果があり美容に良いと言われています。
よく言われているのがこの2つ。
- 発汗作用
- 血行促進作用
これらの作用で汗をたくさんかくことができます。
つまり、体の中にたまっている老廃物を排出できて、冷えやむくみ、コリの解消にもなるんです。
さらには、毒素を出すことで臭い対策としても有効です。
夏などの汗で臭いが気になるとき、加齢臭が気になるときにおすすめです。
他にも塩は、肌のターンオーバーを促してくれます。
基礎代謝も上がりますし、ダイエットしやすい体になるんです。
しかし、汗が出るということは水分が出て行ってしまうということ。
入る前に、しっかり水分補給しておいた方がいいです。
入る時間も10~20分程度にしておきましょう。
デトックス効果は良いのですが、そのせいで逆に体が疲れてだるさを感じるようになって元も子もありません。
また、身体に傷があるときは沁みるので避けたほうがいいですね。
塩は、半身浴できる量のお湯に、大さじ3杯の天然塩を使うだけで汗をかきにくい人も汗が出ると言われているくらい効果は絶大。
上記で紹介した配合の塩部分を天然塩にしてもいいですね。
ただ、食用塩と天然塩はミネラル分に差があるためしっかり効果を実感したいという方は天然塩を使ってください。
ヒマラヤ岩塩などですね。
また、塩には浄化効果があります。
体の中の毒素を出す浄化とは別に清めるという意味で玄関先に置いたりしますよね。
実はローズマリーにも厄除け、魔除け効果があると言われていて、昔から玄関先などに飾るところもあるようです。
つまり、ローズマリーと塩、両方で浄化効果の相乗効果を得ることもでき、運気を上げることも可能です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は
- ローズマリーのお風呂での使い方
- 入浴剤バスソルトの作り方
- 入浴剤以外のおすすめの使い方
- 入浴剤の効能・効果
これらについてお話ししました。
乾燥ローズマリーはハーブティーとして購入することもできますが、スーパーなどにある「S&Bシリーズ」で200円ほどで購入できます。
そして手元に用意できたら入浴剤を作ってみましょう。
ローズマリーと塩を合わせることで
- 血行促進
- デトックス効果
- 美肌効果
- 冷え性改善
など、美容にいいことばかり。
この機会にぜひ作ってみて下さいね。
紹介したのは、ローズマリーを使った方法でしたが他のハーブでも同じように入浴剤を作ることができます。
という方はエッセンシャルオイル(精油)を買ってきてお塩に数滴混ぜるだけでも簡単に作ることができます。
ぜひ、ローズマリーと塩の入浴剤でデトックス効果を実感してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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