肌が若返るって聞いたんだけど・・・
とローズマリーの効能効果について調べているあなたに
今回は「ローズマリーの効能と効果」についてお話します。
ローズマリーと聞くと、肉料理とかに飾ってありそう・・・というイメージが強いかもしれません。
確かにハーブの印象は、カモミールやミントに比べるとタイムやバジルのように「料理」向きという印象がありますね。
そんなローズマリーのは「若返りのハーブ」とも呼ばれています。
そこで、
- アロマ
- お風呂
- ハーブティー
- 料理
など、それぞれどんな効果が得られるのか説明して行きますね。
副作用についてもお話します。
それでは「ローズマリーの効能と効果」を見ていきましょう!
ローズマリーの効能と効果一覧
日本では「万年朗(マンネンロウ)」といい「永遠の青年」を意味するローズマリー。
名前からも分かるように、古くから若さを保つ薬草として利用されてきました。
ローズマリーの効能には
- 強壮作用
- 神経強壮作用
- 性的強壮作用
- 心臓強壮作用
- 血行促進
- 筋肉弛緩作用
- 消化促進
- 抗酸化作用
- 収れん作用
- 抗菌作用
- 殺菌作用
- 抗炎症作用
- 抗ウイルス作用
- 発汗作用
- 抗うつ作用
- 胆汁分泌促進作用
- 鎮痙作用
- 鎮静作用
- 通経作用
- 駆風作用(くふう)
- 利尿作用
- 心機能の活性化
- 新陳代謝を促す
- 精神安定
- リラックス
- 口臭予防
- 防虫
などがあります。
えええ?
効能?作用?って言われてもよくわからない・・・
そうですね、では、わかりやすくこれらの効能からどんな効果が得られるのかをお話して行きます。
最初に、いくつかお話すると・・・
ローズマリーは主に血管を強くし、血液の流れを良くしてくれるので、全体の血の巡りが良くなります。
筋肉やリウマチなどの痛みを和らげたり、胆汁の排泄を促進も。
疲れたあなたを、目が覚めるような爽快感のある香りで、活性化してくれます。
これは、気持ちを高揚する効果もあるので軽い鬱病を和らげるとも言われています。
疲労回復や、リラックス効果も得られるので仕事で疲れているときに心身の回復を助けてくれます。
そんな仕事疲れなどで消化機能が弱まっている時にも有効。
消化と、新陳代謝を促してくれます。
利尿作用などによりデトックス効果もあって発汗作用を活用すればダイエットする時にも使えます。
含まれる成分のフェノール酸の一種、ロスマリン酸には強力な抗酸化成分が含まれているので収れん作用や抗酸化作用で「老化防止・美肌効果」にも期待できます。
他にも、ローズマリー入りのオイルを使うとヘアケアにも有効。
フケ防止や、頭皮に刺激を与えて血液の流れをよくするので育毛や美髪にも期待できる効果があるとも言われています。
これは抜け毛や白髪の防止にも繋がります。
鎮痙作用では、風邪や花粉症をこじらせて喉を痛め、喘息になったときなどに気管支の痙攣を押さえて呼吸をしやすくしてくれます。
また、脳への効果はペパーミントと合わせて海外でも実験が行われていて、記憶力が向上することから認知症、ボケ防止に繋がる効果があると言われています。
実験内容についてはこちらで詳しくお話していますので合わせてご覧ください。
ローズマリーはこれらの効果が得られ、細胞の老化を防止してくれることや、脳への刺激、肌の引き締めで美肌効果などから「若返りのハーブ」と呼ばれているわけです。
それでは、ここからはアロマや料理、お風呂など違う場面ではどんな効果があるのか見ていきましょう。
アロマ・精油
ローズマリーの精油には、ハーブティーなどと大きく分けられる成分があります。
それは香り成分の「シオネール」
ローズマリー自体も軽く葉に触れただけで爽快感のある香りがしますよね。
この香りには様々な効果があります。
- 頭をリフレッシュしてくれる効果
- 眠気・睡眠からのスッキリした目覚め
- イライラなどのストレスを安定させるリラックス効果
これらの人間の気分を穏やかにしてくれることから「心を元気にするハーブ」と言われています。
また、抗菌、抗炎症、抗ウイルス作用などの効果があるので、風邪やインフルエンザの予防にも役立ちます。
お風呂
ローズマリーに含まれるロズマリン酸、カルノシン酸はシソ科の植物に多く含まれるポリフェノールの一種。
これらは精油成分ではないの、お風呂や料理、ハーブティーなど水に溶けだす方法で取り入れるのがおすすめ。
アンチエイジング効果が期待できます。
- 細胞の老化の原因となる活性酸素を取り除いてくれる「ロズマリン酸」
- 脳の老化を防いでくれる「カルシノン酸」
これらは肌のターンオーバーの促進でシワ予防、肌のハリ、美白効果も期待できますし、認知症(アルツハイマー病)を抑制する働きがあると研究でも発見されています。
特に、お風呂は全身を包んでくれるので効果を得る場合、私の一番おすすめの方法です。
ゆっくりとローズマリーのお風呂に浸かることで、リラックスでき、1日の疲れや、足のむくみもとれることでしょう。
そしてキュッと引き締め効果があるので、肌のむくみ、たるみ、毛穴の黒ずみが気になる方にピッタリ。
この引き締め効果と血行促進効果は、あなたの肌をしっとりすべすべにしてくれますよ^^
低血圧の方、冷え性の方の改善で体の芯からも温まりますので特に寒い冬にはおすすめです。
ローズマリーの入浴剤の作り方、バスソルトの作り方はこちら。
料理・ハーブティー
ローズマリーは料理に使うと主に「臭み消し」の効果があります。
牛肉から鶏肉、豚肉やじゃがいも。
臭みの強い魚など、なんでも使えます。
香りつけの意味もありますが、ハーブティーなどで口から体内に取り入れると食後の口臭予防にも繋がるので一石二鳥。
とても使えるハーブなんです。
さらに、上記でお話してきたリラックス効果や美肌効果なども得られます。
また、駆風作用(くふう)により便秘や消化不良によるガスのお腹の張り、下痢の改善など消化器系のトラブル改善に役立ちます。
これはお風呂の入浴剤として使っても効果があるのですが、体に取り入れることで内側からの効果に期待できますよ。
料理の効果、そこから体に与える効果についてはこちらでお話していますのでぜひ合わせてご覧ください。
リースやサシェで魔除け&虫除け効果
ローズマリーには、虫除け効果もあります。
匂い袋のサシェを作らなくても、乾燥したドライローズマリーをお茶パックに入れるという簡単な方法もあります。
これを、タンスやクローゼット、シューズボックスに入れると防虫効果に期待できます。
また、クリスマスにローズマリーのリースを作る人が近年増えてきました。
玄関先や部屋に飾ることでローズマリーの「浄化効果」による魔除け・厄除け効果にも期待できるからです。
リースはインテリアとしても部屋を華やかにしてくれますし、虫除けと厄除けを一緒にできるというメリットがあります。
禁忌・副作用
ローズマリーは血液の循環を良くするので、妊娠中、授乳中の方、てんかん持ちの方は避けたほうがいいです。
高血圧の方は長期飲用をしないようにしてください。
大きな傷がある方もですね。
幼児・子供にもローズマリーは強いと言われているので控えたほうがいいです。
また、ローズマリーは攻めのハーブとも言われるくらいハーブの中では刺激が強い方なので肌の弱い方が化粧水などに使うとアレルギー反応を起こす可能性があると言われています。
これは他のハーブに関しても言えることなので必ずパッチテストを行うか、かかりつけの医師に相談してから使ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は「ローズマリーの効能と効果一覧」ということで
- アロマ・精油
- お風呂
- 料理・ハーブティー
- リースやサシェで魔除け&虫除け効果
- 禁忌・副作用
これらについてお話ししました。
たくさんの効能がありましたね。
ローズマリーはハーブの中でも効能が強いです。
ですので、料理に使いすぎたりハーブティーを飲み過ぎるのはあまりお勧めできません。
でも、一時的な疲れや精神的な不安を取り除くにはとても効果を発揮します。
日々の仕事で、体がだるいときは肌にも影響が出てボロボロになっていますよね。
体が疲れている、なんだか手足が冷たい・・・
そんなときにはローズマリーのお風呂は肌も気分も冷えも改善してくれるのでとてもおすすめです。
ぜひ、効能を知って生活の中に取り入れてみてくださいね。
今回のお話があなたの生活のお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント