なるほど。
お客様を招くのでしたら美味しいハーブティーを出したいですよね。
それでしたら、今回は「美味しいカモミールティーの作り方」をあなたにお伝えします。
一般的には乾燥させたカモミールの花を使ったハーブティーが多いですが、育てているカモミールが間に合うかもしれないということなのですね。
それなら生の花を使ったおいしいカモミールティーの入れ方もお話しますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
それでは、「美味しいカモミールティーの作り方」を見ていきましょう。
美味しいカモミールティーの作り方
お茶会などでお客様に出すときに失敗したくないですよね。
そこで、まずは美味しいカモミールティーを作るための条件を最初にお話しします。
条件1「新鮮さ」
美味しいハーブティーを作るためには、新鮮さが命です。
「新鮮さ」というのは・・・
- 生の花を使うなら摘んですぐ。
- 乾燥したカモミールなら適切な場所に保存して半年以内。
摘み取ってすぐのカモミールは新鮮なのはわかりますよね。
そのまま放置しておくと、もちろんハーブティーにした時の香りや味も変わります。
乾燥したカモミールも「ドライハーブ」の状態での新鮮さが保たれていないと味が悪くなります。
現に、
と言われていることがあるんです。
カモミールに限らずハーブ全体に言えることですが、摘み取った後は直射日光・紫外線に弱いんです。
色素成分が破壊されてしまうんですよ。
さらに言えば日焼けして本来の香りではなくなります。
生の花はすぐにハーブティーにしてしまうのでいいのですが、乾燥したものはその過程と保存状態が大事です。
風通しのいい、日陰でカラカラになるまで乾燥させた後は、湿気が少なく、紫外線の当たらない冷暗所で保管していないと味が変わります。
実際に、私は業者から購入したカモミールが色が茶色に変色していて薬臭かったのを覚えています。
しっかり管理していたのかもしれませんが、よく見ると製造から1年経っていました。
その時は、まだ自分で育てていなかったので、ドライカモミールというのは茶色で薬臭いのが当たり前だと思っていたんですよね。
でも、自分で育てて乾燥させたときその考えは覆りました。
全然、香りも味も違うじゃないかと。
ですので、品質管理はとても大事です。
購入したものなら製造日から半年以内かチェックする必要がありますし、お茶会などで出すのなら必ず1度は自分で飲んでみてください。
条件2 使うのは「ジャーマン種」で「花」だけ
今回は、「生と乾燥の花・葉」から作るハーブティーをお伝えしたいのですが、美味しいハーブティーにするためには「ジャーマンカモミール」を使用します。
そして、このジャーマン種は「葉」を使いません。
生でも、乾燥でも「花」だけ使います。
もう一種類「ローマン種」がありますが、こちらはハーブティーにすると苦いのでやめておきましょう。
お茶会に出して
何て言われたらせっかくの楽しい雰囲気を台無しにしてしまいます。
種類(ジャーマン)と部位(花)をハーブティーにするということを覚えておいてくださいね。
ということで、先に乾燥させたカモミールティーの作り方をお話します。
乾燥させた花を使ったカモミールのハーブティー
- 使うのは製造から半年以内のモノ
- そして、色が茶色すぎないモノ
お店で購入したときはチェックしておきましょう。
また、日本で売られているハーブティー用のカモミールはほとんど「ジャーマン種」のはずなので大丈夫だと思いますが、名前が明記されていない場合はショップに確認しておきましょう。
乾燥させた花を使ったカモミールティーを入れる際には、▼こちらの記事の乾燥したドライハーブティーを参考にしてください。
初心者でもできる基本の入れ方をまとめていますので、誰でも美味しいハーブティーを入れることができますよ。
生の花を使ったフレッシュカモミールティー
基本的には、乾燥カモミールを使ったハーブティーと同じ手順です。
しかし、生の花は摘むところから始まります。
おいしいハーブティーを入れるためには収穫のタイミングも大事ですので、収穫の時期や収穫後の流れも把握しておきましょう。
そして、摘んできたカモミールの花でハーブティーを作りましょう。
生の花を使ったカモミールティーの詳しい入れ方・飲み方はこちらを参考にしてください。
カモミールのハーブティーには葉を使わない!
先程、条件2で少しお話ししましたが、一般的にハーブティーにするのは「ジャーマンカモミール」です。
ジャーマンは葉や茎からは香りはしません。
ですので、特に使うことが無いんです。
「ローマンカモミール」の方は葉や茎から香りがするため使うのですが、こちらはハーブティーにすると苦いためカモミールティーにして飲むことはほとんどありません。
ヨーロッパ、ドイツなどでは民間薬として使われているため、あえて苦くて効果が期待されるローマンカモミールを使ったハーブティーを飲むことがあるようです。
が、日本では無いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「美味しいカモミールティーの作り方」について
- ドライハーブのカモミールティー
- 生のフレッシュハーブティー
これらの作り方をお話しました。
ハーブティーの作り方は簡単ですが、それ以前に品質・新鮮さは香りや味に大きな違いが出るので注意が必要です。
また、カモミールが手に入ったら自分で一度ハーブティーを作ってみることをおすすめします。
上記で紹介したリンク先のカモミールティーの入れ方は【基本】ですので、その手順と分量、方法を覚えておけばバッチリ。
あとは、何度も入れてアレンジしていくといいですよ。
カモミールの量を変えたり、時間を変えたりすると自分好みが見つかりますし、変化が楽しめます。
お茶会ではなく自分だけで優雅な時間を過ごすときも、美味しいハーブティーを作る条件は大事です。
今回のお話を参考にぜひおいしいカモミールティーを作ってみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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