ミントティーの作り方ってどうやるんだろう?
紅茶と合わせるにしても分量が分からないし・・・
ん?まてよ。
そういえば紅茶とブレンドするときって紅茶の茶葉は種類がたくさんあるけどどれがいいんだろうか?
今回は、そんなあなたに「家庭で気軽に作れるミントティーとおいしい紅茶のブレンド」をご紹介します。
基本のミントティーの作り方から紅茶とブレンドする方法まで、注意点などもお話ししますのでぜひ最後までご覧ください。
最初は「ミントティーとハーブティーは違うのか」という所から見ていきます。
と思うかもしれません。
実は、「ミントティー」と言えば、普通、ミントのハーブティーが思い浮かぶのですが緑茶や紅茶が入っているのに「ミントティー」と呼ぶ事もあるんです。
ですので、その辺りを間違えないようにしていただくために「ミントティーとハーブティーの違い」について少しお話しします。
ミントティーとハーブティーは違うのか
まず始めに、「ミントティーとハーブティーはどう違うのか?」と言う事ですが・・・。
いやいや同じでしょう?
ハーブティーの中にミントティーはあるんだから。
確かにそうなんですが、少し疑問に思ったことがあるんですよ・・・
ミントティーと言っても、ミントを使ったハーブティーなのか?
それとも、ティーとついているから紅茶をイメージするし、ミントと紅茶という意味なのか?
そんな疑問を持ったことはありませんか?
ミントティーが主流の本場モロッコやチュニジアなどでは「ミントティー」と言っているにもかかわらず緑茶が入っているんですよ。
ミントと緑茶で「ミントティー」です。
モロッコのミントティーは、ガンパウダーと呼ばれる中国緑茶に砂糖多めで淹れます。
北部ではリプトンティーバッグで淹れることもあるので緑茶に限らず紅茶も合わせるんですよね。
これは地域によって使う茶葉は違うようなんですが、ちょっとややこしくありませんか?
それに、よくよく考えてみると紅茶だけでなく緑茶も「ティー」と呼びます。
ただ、このことに関しては、そんなに難しいことは無く「ハーブティー」という部類の中に紅茶や緑茶とブレンドしたものも入ります。
考え方としてはハーブ単体の物は「ハーブティー」。
ハーブの名前を使えば「ミントティー」のようになります。
紅茶などとブレンドしたものでも国や地域によって「ミントティー」というのでこの点だけはわかりづらいですが、緑茶とブレンドしたものは「モロッコ風ミントティー」と呼ぶのが一般的です。
そして、今回紹介するのは紅茶とブレンドする「ミントティー」になります。
しかし、ブレンドすると言っても、紅茶には茶葉の種類が色々ありすぎてどれが一番いいのかわかりませんよね。
でも、そんなに難しく考えることはありません。
今回は家庭でも簡単にできるおすすめのものを紹介します。
ミントと合わせるおすすめの紅茶の茶葉は?
ミントに合わせる紅茶は、セイロン紅茶の茶葉が一番無難でおすすめでしょう。
手に入りやすいというのもあります。
セイロン茶葉は茶園と加工工場の標高によって分けられます。
ハイ・グロウン・ティー (高産地茶) 標高1200m以上の産地 |
世界三大銘茶のひとつ「ウバ」 他にも「ディンブラ」など |
ミディアム・グロウン・ティー (中産地茶) 標高600m~1200mの産地 |
芳しい香りとやや渋めの味 「キャンディ」など |
ロー・グロウン・ティー (低産地茶) 標高600m以下の産地 |
チャイ用として中東で人気のある 「ルフナ」など |
ディンブラ?
スターバックスで聞いたことあるような・・・
茶葉にはランクもあるのですが、そこまで気にしなくていいです。
というのも今回は「家庭で気軽にミントティーを作れる」がテーマなので、市販で手に入るものを使います。
おすすめは上で挙げたものの中で、
- ミントのような爽やかさのある「ウバ」
- フルーティーでミルクティーにおすすめの「ディンブラ」
- 癖がなく合わせやすい、アイスティーによく使われる「キャンディ」
この辺りがいいですが、他にも、「ニルギリ」は柑橘系に似たフレッシュな風味がするので合います。
しかし、種類を選ぶのはややこしくて大変。
実は、スーパーなどで売っているリプトンのティーバッグでも美味しいものは作れます。
そうです、家で簡単に作れる紅茶と言ったらティーバッグ!
リプトンのイエローラベルティーバッグを用意しましょう。
リプトンのセイロンティーバッグもあるのですが、最初はイエローラベルでいいと思います。
安いのと何にでも合わせられる柔軟さがある無難な紅茶だからです。
それに、ティーバッグなら捨てるときも簡単ですからね。
では、ここからはミントティーの作り方をご紹介します。
ミントだけで作るミントティーの作り方
基本の作り方なので覚えておいて損はないです。
もし、あなたが他のハーブでハーブティーを作りたいときにも必ず役に立ちます。
あと、ミントの種類は「ペパーミント」がおすすめです。
デトックス効果や冷え性、便秘解消にも期待できますよ^^
乾燥のミント(ドライハーブ)の場合の分量 | |
乾燥ミント | ティースプーン1杯 |
お湯 | 200cc |
砂糖やはちみつ | 適量 |
生葉のミント(フレッシュハーブ)の場合の分量 | |
生葉のミント | 葉を5~8枚 |
お湯 | 200cc |
砂糖やはちみつ | 適量 |
作り方
- ミントをティーポットへ入れます。
- 沸騰したお湯を注ぎフタをして2~3分蒸らす。(※やけどに注意)
- カップへ注ぎます。(乾燥ミントの場合は茶こしを使います)
- お好みで砂糖やはちみつを加える。
次は紅茶をブレンドするときの作り方です。
紅茶とブレンド!ミントティーの作り方
分量 | |
ミント | 乾燥ミント:ティースプーン1杯 or 生葉のミント:5~8枚 |
紅茶のティーバッグ | 1つ (茶葉ならティースプーン1杯) |
お湯 | 200cc |
砂糖やはちみつ | 適量 |
作り方
- ティーポットに摘んで洗ったフレッシュミントを多めに押し込む。もしくは乾燥ミントを入れる。
- そこに紅茶のティーバッグを1つ入れる。もしくは茶葉をティースプーンに1杯入れる。
- 沸騰したお湯を注ぐ。
- 3~5分蒸らして茶こしで漉す。
- 好みでブラウンシュガーやはちみつなど砂糖を入れて飲む。
私の使っているティーポットでは生葉とティーバッグの組み合わせの場合は茶こしは使わなくても大丈夫でしたが小さな葉の繊維などが気になる方は茶こしで漉してください。
注意点と好みの違い
注意点は、ミントを使っているので避けたほうがいい人がいます。
それは幼児と妊婦さん。
幼児にはミントの種類にもよるのですが刺激が強かったり発育途中の身体にはあまりよくない成分が入っています。
妊婦さんは母乳が出にくくなるのでやめておきましょう。
好みの違いについてですが、ご紹介したものはミントと紅茶を合わせたミントティー。
モロッコのように甘みを加えて飲むのがお好きな方もいれば、シンプルに甘みのないものが好きな方もいます。
私は紅茶とブレンドした場合は、後者の甘みの無いものが好みでした。
他の組み合わせでは甘みがあった方が良かったりもするのですが、この組み合わせの場合、私は甘くすると何故か飲めなくなってしまうんですよね(^▽^;)
もし、何かの会合などでミントティーを出すときは勝手に砂糖などを足して甘みを加えてしまうと飲めなくなってしまう方がいるかもしれないので気をつけてください。
自分の好みの濃さや甘さを見つけるのもハーブティーの楽しみ方の1つですからいろいろと分量を変えて探してみてくださいね^^
先程、ミントティーの効能が便秘解消や冷え性、デトックス効果に期待できるとお話しましたが詳しくはこちらをご覧ください。
ミントのハーブティーには他にもアイスにしたものやミルクを加えたものなどがあります。
特に暑くなる夏にはピッタリのアイスミントティーがおすすめですよ。
アイスミントティーの作り方に関してはこちらをご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、
- ミントティーとハ―ブティーの違い
- ミントと合わせるおすすめの紅茶の茶葉
- ミントだけで作るミントティーの作り方
- 紅茶とブレンド!ミントティーの作り方
- 注意点と好みの違い
これらについてお話しさせていただきました。
今から、明日からミントティーは作れそうでしょうか。
紅茶とブレンドしたミントティーは、シンプルなものと比べ飲みやすいという意見も聞きます。
蒸らし(抽出)時間を長くし、紅茶の渋みや苦味をあえて出してミントの爽やかさと合わせて楽しむ方もいるそうです。
楽しみ方は無限大のハーブティー。
ぜひあなたの好みの1杯を見つけてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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