アップルミントの育て方ってプランターではどうすればいいんだろう?
挿し木で増やすって、その増やし方はどうやるんだろう・・・?
今あなたは、アップルミントの育て方と挿し木についてお悩みなんですね。
いいタイミングでこの記事に来てくださいました^^
これから「アップルミントの育て方」と「挿し木」についてお話しするところだったんです。
そんな疑問もあると思いますが安心してください。
あなたの悩みはこの記事を読めばマルっと解決します^^
今回は、
- アップルミントの育て方(プランター編)
- 挿し木でのアップルミントの増やし方
これらについてわかりやすくお話しさせていただきます。
それでは、早速アップルミントの育て方を見ていきましょう!
アップルミントの育て方「プランター編」
どんなハーブも「苗」から育てる方が簡単で、初心者向きです。
ですので、苗を使った育て方をご紹介します。
種からの育て方を知りたい方をこちらを参考にして下さい。
→種からミント栽培!手順と冬越し方法をわかりやすく解説!
アップルミントは他のミントよりもさらに繁殖力が強く、育ち始めると一気に大きくなり増えます。
なので、できれば最初から大きなプランター(直径65cmほど)を用意しましょう。
途中で植え替えをする手間が省けて楽ですよ。
そして用意する苗は1つでも、数年経てばプランターを埋め尽くすくらい増えます。
しかし、植えたその年に使うことを考えると2~3つ苗を用意した方がいいでしょうかね。
それでは、育てる流れを書いていきます。
- プランター底の穴が塞がるようにネットをカットして敷きます。
- 鉢底石を鉢の1/10の深さまで入れます。
- 用意した土を鉢の半分の高さまで入れて慣らします。
- ビニールポットからアップルミントの苗を取り出し、根の部分をほぐします。
- 苗をプランターに等間隔に入れて並べます。
- まわりに土を入れて苗を植えます。
- 土を軽く手で押さえます。
- プランター底から水が流れるくらいたっぷりと水を与えます。(この最初に水をたっぷり与えるというのは大事です)
- 根がしっかりつくまで2日間ほど半日陰で管理します。
- 毎日、土が乾燥していたら午前中に水やりをします。
- 葉がかなり多くなってきて重なり出したら適度に剪定・収穫します。
- 必要な時に切って使う、乾燥させて保存し、必要な時に使う。
- 冬越しは地上部分が枯れても根がしっかりついていれば春(3月末頃)にまた芽を出します。
- 10番まで戻る(繰り返し)
1日のうちで数時間(3時間ほど)日が当たるような場所のこと。
他にも、窓際でレースカーテン越しに日光を浴びたり、大きな木の下で葉越しに光が通る「木漏れ日」や「すだれ越し」などの少し日が当たり、陰にもなっている状態のことも半日陰と言います。
ミントの中でも1番と思えるほど強い繁殖力を持つアップルミント。
実は、強さに関してはかなりすごいハーブなんです。
日当たりと水はけのいい場所を作ってあげればほとんど手間をかけることなくすくすく育ってくれます。
それに、育てる流れには「半日陰」と書きましたが、きちんと守らなくてもアップルミントは大丈夫。
少し適当なくらいでも育ちます。
基本的にミントはどれも同じ育て方ですのでこちらもご覧ください。
→ハーブの育て方!初心者でも簡単なミント編!鉢や土の選び方まで丁寧に解説♪
次に「挿し木」についてお話していきます。
増やし方 挿し木と株分け
挿し木を調べてこられた方は、増やし方と言っても「挿し木をどんな風に使えばいいのか?」その方法を知りたい方だと思います。
ここでは、
- 挿し木で増やす3つの方法
- 育った後の株分けで増やす方法
これらをご紹介します。
種で増やす方法もありますが、香りが弱くなるのでこの場では省きますね。
それに、「挿し木」と「株分け」で増やす方がとても簡単なのでこちらをおすすめします。
挿し木で増やす方法 その1
- 10~15cmほどの長さで茎の先を斜めにカットします。
- 下の葉を取り除き、上に葉を3~5枚ほど残します。
- 切り口を水に1時間ほど浸けます。
- そしたら育てるときに用意した土にそのまま挿します。
- あとは、土が乾かないように気を付けて毎日水を与えます。
挿し木で増やす方法 その2
上の方法の2番の後、コップなどに水を入れ、根が2~3cm生えるまで待ちます。
毎日水をかえていれば根が生えますので、そのあと土に植えます。
窓際などの半日陰に2週間ほどで根が生えてきます。
日陰だと根が出てくるまでに1ヶ月ほどかかる場合もあります。
挿し木で増やす方法 その3(一番簡単!)
- 茎をカットするのではなく、根を掘り出してカットします。
- そのまま、別のプランターなどへ挿して植えます。
- 水をたっぷり与えます。
切る根の長さなども画像があり、わかりやすいと思うので挿し木での増やし方についてはこちらを参考にしてください
→【初心者】スペアミントの育て方!日当たり・増やし方など注意点まとめ
株分けで増やす方法
大きくなった時の株を分けて別々の鉢やプランターに植えて増やす方法です。
株分けは3~6月、9~11月頃にしましょう。
- まず、アップルミントは広く浅く根を張っているので掘り出します。
- もしくは鉢やプランターをひっくり返して土ごと出します。
- 2つに分けたいのであれば半分に、3つなら3等分に株を分けます。
- それを、別々の鉢やプランターに挿して植えるだけです。
- 最初はたっぷり水を与えましょう。
強いミントなので、多少強引にブチブチっと根が切れてしまっても大丈夫です。
私が育てたときは問題なく根付いて大きくなりました。
見た目をこんもり増やす方法
また、「増やす」と言っても株はそのままで見た目を増やしていくという方法もあります。
たまにお花屋さんなどに行くと、きれいにこんもり茂っているハーブを見かけることありませんか?
あのイメージです。
20cmほどの大きさになったら芽の先端を摘む「摘心(てきしん)」をします。
そうすることで、摘み取った後の部分から「わき芽」が生え、株が茂るのでたくさん収穫することができます。
20cmほどと書きましたが、アップルミントを使いたいときにこの作業と合わせて行えば一石二鳥ですね。
だんだん茂ってくると下の方は、風通しや日当たりが悪くなるので、上ばかりではなく下の方からも摘んであげましょう。
茎の途中をカットして枝葉を増やすことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、
- アップルミントの育て方「プランター編」
- 増やし方 挿し木と株分け
これらについてお話しさせていただきました。
これで育て方と挿し木での増やし方はバッチリ!
でも、もしプランターではなく地植えすることになったときは気を付けてくださいね。
私はたまたま使わない庭があったので地植えでアップルミントを増やしていますが、数年経つと予想以上にものすごい勢いで広がります。
まさに、ミントについて調べると時々目にする「ミントテロ」や「ミント 危険」という状況です。
ミントの中でも特にアップルミントは他の雑草を駆逐することもあり、辺り一面アップルミント畑のようになってしまいます。
繁殖力が強いというのは、育てるのが簡単な反面、下手をすると植物の生態系を壊したりしてしまうんですよね。
そして、プランターで育てる場合でも気軽な気持ちで摘んだアップルミントをポイっと投げ捨てると大変なことが起きるかもしれません。
落ちた先が、土の上だったらそこに根付いてアップルミントの群生が・・・
なんてこともあるんです。
これは実際にあった話で、私の知人がマンションから投げ捨てたアップルミントが、隣接している公園の花壇に入って数年後群生しました(笑)
ノンフィクションですよ(汗)
(;゚Д゚)
笑い事ではないんですけど、まさかと思って笑ってしまいました。
大家さんや近所の方などの中で「花壇の花がおかしい」と噂になり、「よくよく思い出してみると自分の可能性が高い」と知人が言っていました。
偶然、アップルミントにとっていい環境がそこにあっただけだったとしても、こういった軽はずみな行動で、きれいな花がたくさん咲いていた花壇をアップルミントで埋め尽くすこともあるんです。
大げさすぎる・・・と思う人もいるでしょう。
しかし、現に私も目の当たりにしていますし、繁殖力の強さは身をもって知っています。
ですので、「ミントテロ」と呼ばれるような出来事があるということだけは覚えておいてください。
これで、育て方と挿し木での増やし方についてのお話は終わりますが、アップルミント以外にもスペアミント、ペパーミントについて書いた記事がありますので、ぜひご覧ください。
他の記事を見ていただくと育て方だけでなく効能や効果などもマスターできますよ^^
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
これは、私にうってつけですね。怠け者で時々植木の世話を忘れます。。でもミントは世話を忘れている間に枯れるどころかますます繁殖するイメージがありますね。普通のミントは育てたことがありますが、繁殖が強く鉢分けしてるのになぜかとなりのプランタまで出張しはじめてました。でも自分で作ることができたらいつでも飲めますね(^^)
>まいなさん
コメントありがとうございます。
ミントは強いですからね(;^_^A
他のプランターまで出張してしまったのは、たぶん種が飛んだせいだと思います。
でも、コツさえ覚えれば簡単に育てられるのでいつでもハーブティーが飲めるようになります^^