エキナセアの効能や効果がヤバいって聞いたんだけど、
「天然の抗生物質」っていうぐらいそんなにすごいの?
花粉症や風邪とかインフルエンザにも良いって聞いたけど・・・。
と、エキナセアのすごい効能について調べているあなたに、今回は
「エキナセアの効能効果」について
- 花粉症
- 風邪やインフルエンザ
- 妊婦さんや子供への副作用
これらを合わせてお話しします。
エキナセアは、万能薬とも言われているエルダーフラワーと肩を並べるくらいすごいハーブだと思っています。
しかも、育てるのも簡単ですし園芸用としても見栄えがします。
そんなエキナセアですが、どんなハーブか知りたい方は、こちらでエキナセアの季節や歴史、名前の由来などをお話していますのでぜひご覧ください。
それでは、どんな風にすごいのか?
「エキナセアの効能と効果」を見ていきましょう!
エキナセアの効能と効果
エキナセアの効能には、
- 抗アレルギー
- 抗ウイルス
- 抗炎症
- 抗菌
- 免疫賦活(めんえきふかつ) など
これらがあります。
免疫賦活とは?
免疫力を活性化させて高めること。
免疫が上がることで外敵や異物の侵入から身を守ることができる。
今回は、
- 花粉症
- 風邪、インフルエンザなどの病気
これらにスポットを当ててエキナセアの効能効果の魅力をお話します。
また、副作用についても禁忌事項などがあるのでこれは覚えておいた方がいい、と言う事をお話しますね。
まず、花粉症についてですがその前に、少し効能についてお話しします。
エキナセアは免疫系に働くハーブ
エキナセアは、「インディアンのハーブ」と呼ばれ、古くから北米先住民によって大切にされてきました。
まだ、成分や効果が分かっていない時代に伝染病や毒蛇に噛まれた時の治療や解毒に使われ、免疫力を高める効果があることを先人たちは生活から知っていました。
後に研究が進められ、エキナセアに含まれる多糖類がマクロファージという白血球の一種の活動を活発にし、異物の侵入に反応して細胞が出す蛋白質の分泌を促進させることが分かりました。
そして免疫力をアップさせることから「天然の抗生物質」と呼ばれるようになったのです。
カンジダ、尿道炎、膀胱炎、ヘルペスなどの感染症に医薬品の補助療法や予防に、治りにくい傷には外用されます。
もともと、エキナセアの根部を使っていましたが、今は地上部も使われるようになり、絞り汁やチンキ、サプリ・錠剤などのカプセル剤にも製剤され利用されています。
それでは花粉症への効果を見ていきましょう。
花粉症への効果
花粉症の大きな症状は、
- 鼻炎
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
ですよね。
そこから、ムズムズしてくしゃみが誘発され、喉がイガイガして痒くなります。
エキナセアの効能に「抗炎症」があるので鼻の中の炎症などを抑制してくれます。
症状が軽くなりますが、治るわけではないので注意してください。
それでも、軽減されるので何とか3~4ヵ月間を乗り切りましょう。
エキナセアは即効性に関してはあまり感じませんでした。
しかし、これは私の体感なので何とも言えません。
効果の表れ方は人それぞれ個人差があります。
即効性に期待するよりも、予防として摂取していた方が安心できると思いますので花粉症になる前、2月の末~3月、4月にかけて週に2回ほどハーブティーで飲むのが良いと思います。
風邪やインフルエンザへの効果
風邪やインフルエンザのウイルス系にエキナセアが効くと言われている理由として、効能の
- 抗炎症作用
- 抗菌作用
- 抗ウイルス作用
があります。
本来なら予防に使うのがおすすめですが、病気になってしまってからでも免疫力をアップしてくれるため症状の改善に役立ちます。
予防としては、濃い目のハーブティーをうがいに使う事も可能。
そうすることで喉から来る風邪を防げますね。
コネチカット大学薬学部のクレイグ・コールマン博士による研究によればエキナセアを服用した人が風邪をひくリスクが58%も低下したという研究結果があります。
そして、風邪を引いている期間も平均で1.4日間(ほぼ一日半)も短縮されるそうです。
ちなみに、ビタミンCと同時に摂取することで風邪の発症率を86%も軽減したとの報告もあるので、ビタミンCがレモンの20~40倍もあるローズヒップとブレンドして飲むと効果に期待できますね。
風邪やインフルエンザの予防ができれば、
- 頭痛
- 下痢
- 扁桃腺炎
- 気管支炎
- 胃痛・胃腸炎
などの症状にもなりにくいので、おすすめは病気になる前にハーブティーを飲むことですかね。
細菌性の下痢も改善する作用があるので、風邪を引いてからでも効果はありますができれば予防を心がけましょう。
風邪をこじらせて咳から喘息になった場合は、エルダーフラワーと一緒に飲むと、さらに効果に期待できます。
個人差はありますが、咳、喘息系にエルダーフラワーが効くのは私が実際に体験しているので、炎症を抑えるエキナセアと合わせれば症状を和らげる事が出来るはずです。
風邪薬との併用ですが、問題無いと言われています。
理由は、風邪薬は風邪の症状の緩和に用いられる一方、エキナセアは免疫細胞の働きを強め、抵抗力を高めるからです。
しかし、風邪薬を処方された方は医師にご相談ください。
効能の副作用について
ここからは、覚えておいた方がいいエキナセアの副作用についてお話します。
エキナセアは基本的に副作用なく安全に使用できると言われているのですが、長期服用、毎日摂取しないほうが良いとも言われています。
その理由は摂取した人の中には稀に、
- 頭痛・めまい
- 発熱・吐き気・嘔吐
- 動悸
- 腹痛・下痢
- 喉の痛み・口の乾燥・舌のしびれ・味覚障害
- 不眠症
- 関節痛・筋肉痛
- 蕁麻疹・発疹・肌のかゆみ
これらの症状が出る方がいたと報告されているからです。
1つは、カフェインを摂取している場合は相互作用があるので、血中のカフェイン濃度が高まり、頭痛や動機を引き起こす可能性があると言われています。
コーヒーや緑茶、紅茶などは一緒に飲まないようにしましょう。
そして、8週間以上は飲み続けないようにしてください。
免疫系に過度の負荷をかけない期間の8週間を超える服用においても「有害事象は報告されていません」と言われていますが、摂取量は2~3回ほどにして毎食後や毎日は飲まないほうがいいです。
というのも私は、予防と思って続けて飲んでいたら少し気持ち悪くなりました。
また、免疫に作用する薬を飲んでいる方、キク科アレルギーの方は避けましょう。
妊娠中は大丈夫?
ハーブの中には妊婦さんは飲まないほうがいい・・・。
という種類もあるので気になりますよね。
エキナセアは基本的に大丈夫と言われています。
妊娠初期や中期~後期、出産後の授乳中などの母乳に関しても特に有害な影響は見られないと2016年ノルウェーの研究において結果が出ています。
しかし、妊娠中の一番の天敵はストレスなので、それでも心配・・・不安・・・と思うのであれば避けておくべきでしょう。
子供は飲んでもいい?何歳から?
エキナセアは、子供は特に注意してください。
EMEA(欧州医薬品審査庁)においては1歳未満の幼児の使用を禁忌となっています。
ですので、赤ちゃんにはハーブティーなど飲ませないほうがいいです。
また、2~11歳までの子供は7%ほどの確率でアレルギー性発疹が見られるとのことなので12歳未満の子供にはエキナセアの処方を控える機関もあります。
子供へは12歳以上になってからの方が安心して使えますね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は
- エキナセアの効能と効果
- 花粉症への効果
- 風邪やインフルエンザへの効果
- 効能の副作用について
これらについてお話ししました。
エキナセアは人間の持つ免疫力をアップして病気に対しての抵抗力をサポートしてくれます。
ハーブティーは飲むことで、体の中からしっかりと効果を得る事ができますのでおすすめです。
季節の変わり目などに飲んで抵抗力をアップさせ、花粉症などの症状になる前に体の調子を整えてくださいね。
しかし、風邪やインフルエンザ、花粉症のキッカケは普段の生活での疲れやストレスから来ることがほとんどです。
ハーブにすべて頼るのではなく普段の生活習慣の改善も心がけることが大切です。
と言っても、「天然の抗生物質」と言われるくらい効果には定評があるので、病気になったときに医薬品ではなく体の治癒力を底上げして治したい方はぜひ使ってみてくださいね。
また、エキナセアは虫歯に効くという研究結果もあるので詳しくはこちらをご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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