う~ん、風邪ひいたかな?
免疫力を高めるハーブって聞いたけど、エキナセアのハーブティーってどうやって飲めばいいんだろう?
エキナセアティーの作り方が知りたいなぁ。
とエキナセアについて調べているあなたに今回は、
「エキナセアハーブティーの作り方」について
- エキナセアティーの作り方
- 美味しい飲み方
- いつ飲むのか?タイミングや量について
- 飲みにくい方のためのブレンドにおすすめのハーブ5選
- カフェイン含有量
- 味や香り
これらを合わせてお話しします。
お茶屋さんや人によっては「エキナセア茶」とお茶として呼ばれているエキナセアのハーブティー。風邪を引いた時、その予防に使えるとして有名です。
昔から免疫力を高めるハーブ「インディアンハーブ」と呼ばれアメリカ先住民に大切にされてきた歴史があります。
そんなエキナセアの効能を知って、今まさに「風邪を引いたかも?」と思っているあなたのためにさっそく「エキナセアティーの作り方」を見ていきましょう!
エキナセアティーの作り方・淹れ方
おすすめのエキナセアティーの作り方・淹れ方を紹介します。
作り方
ここでは1年間、季節の変わり目に作ることができるように
- ホット
- アイス(水出し)
これらの作り方をご紹介しますね。
ホットのエキナセアティー
【ティーカップ1杯分】
- ドライエキナセア:ティースプーン1杯山盛り
- お湯:180~200cc
ティースプーン山盛りというのは大体の目安です。
他のハーブでもティースプーン1杯というのは大体山盛りのことを表しています。
今回の場合は、花、茎、葉の3つ。
画像の花部分は分かりやすくするために大きなまま撮影していますが、この半分くらいでOKです。
【作り方】
- ティースプーン1杯分のエキナセアをポットに入れる
- 約180cc~200ccのお湯をポットに注ぎ、3~5分ほど蒸らす
- ティーカップに注いで出来上がり
これが基本の分量と作り方なので、一度飲んでみてあとはお好みで濃度を調整してください。
花、葉は2~3分ほど。根や茎は堅いので5分ほど蒸らすのが良いと言われています。
一緒に入れるのであれば5分ほど蒸らすのが良いですかね。
水出しエキナセアティー
- エキナセア:7g
- 水(出来ればミネラルウォーター):500cc
水出しの場合は、500ccの水に対して7gほど入れます。
ボトルは、中が綺麗なペットボトルを使ってもいいですね。
ハーブと水を入れたら、4~10時間ほど常温に置いて抽出しますが、私は常温は少し怖いので冷蔵庫で一晩抽出するようにしています。
基本は熱湯消毒をした入れ物を使いますが、毎回はめんどくさいという方もいますよね。
ですので、短期間で飲み切ってしまうものであればきれいにした入れ物でも作る事が出来ます。
冷蔵だと抽出に少し時間がかかりますが常温よりも安心して入れておくことができるのでおすすめです。
そして、時間が経ったら少し飲んでみて、十分にハーブの香り・味が出ていたら完成です。
お湯出しでもほとんど渋みなどを感じないエキナセアですが、水出しだと更にサッパリして飲みやすくなります。
ハーブティーの作り方はこれで分かりましたね。
そこで「美味しく飲む方法」をお話していきます。
美味しい飲み方
エキナセアティーの作り方が分かっても、美味しい飲み方が知りたいですよね。
いつ飲むべきか?という飲むタイミングや飲み過ぎても大丈夫なのか?という量も気になります。
そんな摂取方法についてですが・・・
蒸らし時間は5分
長くても5分ほどで注いだ方が良いと思います。
長く蒸らしすぎてしまうと、エキナセアの香りが損なわれることがあるんです。
むしろ、蒸らし過ぎると草木の香りが異常に強く出てしまう可能性もあります。
ですので、10分くらいが限界でしょうか。
物にもよるんですが私は10分以上は蒸らさないほうが美味しく飲めると思います。
いつ飲むのか?飲むタイミングや量
いつ飲むべきなのか?
タイミングに関しては、病気にかかってからよりも予防として飲みましょう。
ですので、季節の変わり目から1ヶ月ほど前に飲み始めるのが効果的です。
免疫力を付けた状態で季節の変わり目を迎えれば、気温の変化などに負けず健康を維持できるでしょう。
一般的なエキナセアティーの飲み方としては、8週間以上飲み続け無い方が良いと言われています。
これは、免疫系に過度の負荷をかけない期間と言う事で設定されているようですが飲み続けても有害事象は報告されていません。
しかし、そう言われているからには何かあってからでは遅いので守ったほうがいいでしょう。
これらのことから、
- 2週間飲み続ける
- そのあと1週間は飲まずに休む
- 量は1日に2~3杯(食事の時がおすすめ)
- 間は1~2時間置く
このサイクルが良いと言われています。
ただ、これは特に体調が優れないときに有効な飲み方です。
予防として免疫力を高めておく程度に飲むのであれば週に2~3杯ほどで十分だと私は思っています。
これは、季節の変わり目に何度かこういった飲み方をして効果を感じていたからです。
しかし、人それぞれの体調にもよるので自分に合ったサイクルを見つけてください。
1日1杯でもいいと思います。
多く飲むとしても上で紹介した一般的な飲み方の量が限界ですかね・・・。
どんなものでも食べ過ぎ・飲み過ぎは良くないと言われますから。
健康体で予防に飲むのであれば上記の量より少なくして時々飲むぐらいがおすすめです。
そこで、おすすめの相性が良いブレンドを5つ紹介します。
ブレンドにおすすめの相性が良いハーブ5選
他のハーブをブレンドする場合は、基本的には同量を入れると美味しくなりますので覚えておきましょう。
今回紹介するブレンドは分量を記載しておくので一度その分量で飲んでみて、後は好みで調節してみてください。
エキナセア+紅茶
- エキナセア:ティースプーン1/2杯
- 紅茶:ティースプーン1杯
この組み合わせは紅茶を入れるのでカフェインがプラスされてしまいますが、草木の香りが苦手な方はほとんど紅茶の香りになるので飲みやすくなりますね。
エキナセア+ほうじ茶
- エキナセア:ティースプーン1/2杯
- ほうじ茶:ティースプーン1杯
この組み合わせもエキナセアの草木の香りが苦手な方向け。
ほうじ茶の香ばしい香りが飲みやすくしてくれます。
ほうじ茶はカフェインも少ないですし、ビタミンCがレモンの5倍ほどあるので風邪を引いた時などにエキナセアとブレンドして飲むことで消耗したビタミンを補給できるというメリットもあります。
エキナセア+ネトル
- エキナセア:ティースプーン1/2杯
- ネトル:ティースプーン1/2杯
古くから春季療法にも使われてきたネトルをブレンドすることで、花粉症対策・予防ができます。
エキナセアはインフルエンザや風邪に効くことばかりに目が行きますが、ネトルと合わせることで季節の変わり目の花粉症対策に相乗効果で使えるのがとても良いですね。
しかも、鉄分やカルシウム、カリウムなどのミネラルやビタミンも豊富なので栄養補給にも活躍するブレンドです。
エキナセア+ローズヒップ
- エキナセア:ティースプーン1/2杯
- ローズヒップ:ティースプーン1/2杯
ローズヒップはビタミンCの爆弾とも言われレモンの20~40倍ほどビタミンCを含んでいます。
ですので、体力が消耗しているときや風邪などを引いているときに一緒に飲むと疲労回復などに役立ちますね。
また、ローズヒップの香りは弱いのですが、味には甘さがほんのり加わり飲みやすくなりますのでおすすめのブレンドです。
エキナセア+ローズマリー
- エキナセア:ティースプーン1/2杯
- ローズマリー:ティースプーン1/2杯
エキナセアの肌トラブル系の改善と、ローズマリーの美肌効果で肌をつやつやにするブレンドです。
ローズマリーの香りが強いのでエキナセアの草木の香りはほとんどしません。
脳の活性化や集中力アップにも期待できます。
エキナセアティーについて
ここからは、エキナセアティーの
- 効能効果
- カフェインについて
- 味や香り
これらをお話します。
効能効果と副作用
エキナセアは免疫力を高めるハーブとして有名です。
「インフルエンザの特効薬」と呼ばれているエルダーフラワーもありますが、エキナセアもインフルエンザや風邪などに効果を発揮します。
詳しくは、エキナセアの効能効果を飲み合わせや子どもの摂取、禁忌について合わせてこちらでお話しているのでぜひご覧ください。
ちなみに、キク科なのでキク科アレルギーの方は避けてくださいね。
カフェインはあるのか?
エキナセアのハーブティーにカフェインはありません。
0です。
ハーブでカフェインを含む有名なものは「マテ」です。
マテ以外のハーブはほとんどノンカフェインですね。
味や香りは?
エキナセアティーはくせがなく、草木の香りがします。
後味はすっきりと爽やかなので、子どもからお年寄りまで幅広い年齢の方々にとっても飲みやすいですね。
またネットでの評判・口コミでは・・・
- 味は甘いけどすっきりしていて飲みやすい
- 苦味や酸味といったクセがほとんどない
- あまり癖がなく、乾燥した草の味
といったように、「飲みやすい・クセがない」という意見が多いです。
実際、私が飲んだ感想は、
味はほとんどなく、草木の感じがほのかにするくらいです。
香りは、味わって飲むとほんのり甘い香りが鼻から抜けます。
ですので、比較的飲みやすいハーブティーだと思います。
ハーブティーというよりお茶に近い印象を受けますね。
ただ、エキナセアティーの香りが苦手な方もいるようで、私の親がまずいと言っていました。
合わないらしいです。
同じように、草木の香りや甘い匂いが何だか合わない・・・と思う方は他のハーブとブレンドするのもおすすめ。
ミント系や、セージ、タイム、レモングラスと合わせたりするのもいいですね。
また、はちみつやミルクを入れるとまろやかな味わいになるので、さらに飲みやすくなりますよ。
まとめ
今回は、
- エキナセアティーの作り方・淹れ方
- 美味しい飲み方
- いつ飲むのか?飲むタイミングや量
- 効能効果と副作用
- カフェイン含有量
- 味や香り
- ブレンドにおすすめの相性が良いハーブ5選
これらについてお話ししました。
エキナセアのハーブティーの入れ方は特に難しいと言う事もありません。
蒸らし時間が5分ほどという点を覚えておけば美味しいハーブティーが飲めることでしょう。
また、飲むタイミングは予防として使うのが効果的なので季節の変わり目の1ヶ月ほど前からがおすすめです。
通常なら週に2~3杯ほどでもいいですがもし、風邪などになってしまった場合は1日に2~3杯、朝・昼晩に飲むのを2週間ほど続けましょう。
ノンカフェインですが副作用もあるので、上記で紹介した記事を合わせて読んでいただけたらと思います。
味や香りも特に癖が無く比較的飲みやすいハーブですが、それでもちょっと合わないかも・・・と思ったら紹介したブレンドをぜひ試してみてください。
ブレンドについては、ほうじ茶とのブレンドが個人的に一番おすすめです。
ビタミンが補給できるので疲労回復も期待できますし、ほうじ茶の香ばしい香りになるので飲みやすいですね。
今回のお話があなたのお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント