どうにかならないかなぁ?
そんなあなたのために、今回は「花粉症の症状別におすすめのブレンド5選」と言う事で、毎年つらい、
- 鼻水・鼻づまり
- 喉のイガイガや咳
- 目のかゆみ
などの花粉症の症状に効果が期待できるハーブティーのオリジナルブレンドを5つ紹介します。
花粉症の時期は、早い人だと2月から。
遅い人でも3月には発症しますよね。
毎年注射をしたり、薬を飲んで何とか乗り越えている方もいますが、注射はチクっと痛いですし、花粉症の薬は楽ですけど眠くなったりもして何だか気が進まない・・・。
副作用が比較的少ないと言われる有名なアレグラでさえ眠気の副作用が約0.5~2.3%ありますから、大丈夫と言われていても心のどこかでは不安は付きまといます。
確かに薬は、ピンポイントで症状が緩和されるのですごく効果を感じたように思えますが副作用が怖いとも言われますよね。
私も注射は1度打ってもらったのですが、どうしても痛いのが苦手で次の年からは打っていませんし、薬もコンタックを服用していたのですが、妙にめまいや眠気、喉のかゆみが増してしまって体に合わないことがありました。
そんな時、私が出会ったのはハーブでした。
ハーブは薬よりも効果が穏やかですが、副作用も少なく人間の体質改善を目的として飲めるので体に優しいです。
体質改善が目的なので飲み方によっては花粉症にならない体つくりに役立ちます。
ですので、副作用が気になったり、体質改善をしたいと思うのであればぜひ今回紹介するハーブティーを試してみてください。
また、今回はハーブだけでなく、花粉症に効果的と言われる甘いお茶「甜茶」を使ったブレンドも紹介します。
という方には甘みのあるハーブティーになるのでおすすめです^^
それでは、最初に「花粉症に効く人気ハーブ&お茶の種類と効果」から見ていきましょう!
花粉症に効く人気ハーブ&お茶の種類と効能効果
ここでは、
- エキナセア
- アイブライト
- ペパーミント
- ジャーマンカモミール
- 甜茶
これら花粉症に特に効果が期待できる5つをご紹介します。
エキナセア
学名:Echinacea angustifolia,Echinacea purpurea
科名:キク科
和名:ムラサキバレンギク
【効能】
- 抗アレルギー作用
- 抗炎症作用
- 殺菌作用
- 体の抵抗力を高める
など
昔から、北米先住民が大切にしてきたハーブで「免疫力を高めるハーブ」とも呼ばれています。
風邪やインフルエンザなどに効果を期待できるので花粉症以外に季節の変わり目に飲むといいですね。
※キク科の植物にアレルギーがあるひと、免疫に作用する薬を服用している人は避けてください。
また、エキナセアは毎日2~3杯で間を2時間以上空けて、飲み続けずに2週間飲んだら1週間休むくらいが良いと言われています。
アイブライト
学名:Euphrasia officinalis
科名:ゴマノハグサ科
和名:コゴメグサ
【効能】
- 抗炎症作用
- 抗アレルギー作用
- 殺菌作用
- 血行促進
- 強壮作用
- 粘膜の強壮
など
訳すと「輝く目」と言われるように目のトラブル解消に効果的なハーブ。
目のかゆみ、疲れ、充血、さらには鼻や喉の粘膜にも働きかけるので花粉症の症状緩和にはうってつけです。
少し苦味があるので他のハーブとブレンドがおすすめ。
ペパーミント
学名:Mentha piperita
科名:シソ科
和名:セイヨウハッカ
【効能】
- 抗アレルギー作用
- 抗菌作用
- 鎮静作用
- 鎮痙作用
など
ペパーミントの特徴でもあるメントールのスーッとした清涼感ある香りが鼻水・鼻づまり、咳の解消に役立ちます。
また、中枢神経を刺激して脳を活性化するので、花粉症で疲れた頭をスッキリし集中力の欠如を改善してくれるのが良いですね。
イライラしている状態を落ち着かせてくれる効果、ストレスからくる下痢や便秘などの改善にも役立ちます。
※幼児には飲ませないほうがいい。
※断乳効果があると言われているので妊娠、授乳中の人は避けたほうがいい。
ジャーマンカモミール
学名:Matricaria recutita
科名:キク科
和名:カミツレ
別名:カモマイル
【効能】
- 鎮静作用
- 抗炎症作用
など
カモミールは主にリラックス効果を生みます。
消炎作用で炎症を起こしている鼻や目に効果が期待でき、ハーブティーにして飲むことで喉のイガイガも抑えてくれるので落ち着きますね。
また、牛乳(ミルク)と相性が良く相乗効果で本来の安眠効果をさらにアップしてくれるので花粉症のつらい時期の寝る2時間前に飲むと寝つきが良くなります。
※キク科の植物にアレルギーを持つ人は避けてください。
甜茶
学名:Rubus suavissimus
科名:バラ科キイチゴ属
別名:テンヨウケンコウシ
【効能】
- 抗アレルギー
- 食欲増進
- 咳止め
- 解熱
- リラックス効果が高い
など
ハーブの本などにはハーブとして書かれている甜茶ですが一般的には「お茶」として認識されています。
そんな甜茶ですが、
- バラ科の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)
- ユキノシタ科の臘蓮繍球(ろうれんしゅうきゅう)
- アカネ科の牛白藤(ぎゅうはくとう)
- ブナ科の多穂石柯葉(たすいせきかよう)
これらの4種類があり、花粉症に効果があると言われているのは「バラ科」のみ。
このバラ科の甜茶に含まれる「甜茶ポリフェノール(GODポリフェノール)」にアレルギーの原因となるヒスタミンの過剰生産・過剰分泌を抑える働きが認められています。
ヒスタミンの過剰生産・過剰分泌を抑えるので特に、鼻水やくしゃみなどの鼻アレルギーで悩んでいる方におすすめです。
目のかゆみ、喉のかゆみにも有効ですね。
そして、この「甜茶ポリフェノール」は医薬品と同じくらい効き目があると言われているんです。
さらに、ノンカフェインでカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルを含み、栄養科の高いので花粉症対策には優秀なハーブですね。
また、中国では古くから健康茶としても使われていたので、
- 咳止め
- 痰の除去
- 解熱
- 歯周病・虫歯予防
- 口臭予防
- 高血圧予防
- 胃腸障害改善
- 骨粗しょう症予防
などの効果もあると言われています。
花粉症の症状別におすすめのブレンド5選
ここからは、おすすめのオリジナルブレンド5選と言う事で症状別に、
- 花粉症がつらくなる前
- 目のかゆみ
- 鼻づまり・鼻水
- 喉の痛み・咳
- ストレス(リラックス効果)
これらに使えるブレンドを紹介します。
他には無いオリジナルブレンドですので、ぜひ飲んでみてくださいね。
先程紹介していなかったハーブ、
- シソ
- レモンバーム
- ローズレッド
- ハイビスカス
- ローズマリー
- スペアミント
- マロウブルー
- ジンジャー
- レモングラス
- ローズヒップ
これらも登場しますが、飲みやすくするためや、花粉症で消耗したビタミンCなどを補給するため、リラックスなどの効果があります。
免疫力アップで花粉症が辛くなる前に
【分量(カップ1杯分)】
- エキナセア:ティースプーン1/2
- シソ:ティースプーン1/2
- レモンバーム:ティースプーン1/2
- ローズレッド:ティースプーン1/2
- お湯:180cc~200cc
エキナセアの免疫力アップ。
そして、シソはビタミンCや鉄分でストレスからくる肌荒れに。
レモンバームとローズレッドで不安やイライラを鎮めてくれます。
花粉症が酷くなる前に体内の免疫力をアップできるブレンドです。
目のかゆみを和らげるブレンド
【分量(カップ1杯分)】
- アイブライト:ティースプーン1/2
- レモンバーム:ティースプーン1/2
- ハイビスカス:ティースプーン1/2
- ローズマリー:ティースプーン1/3
- お湯:180cc~200cc
アイブライトで目のトラブル解消。
ハイビスカスで疲労回復とアントシアニンから目の疲れを解消するアイブライトをサポート。
ローズマリーで血行促進、花粉症で疲れた脳を活性化し、記憶力や集中力アップ。
鼻づまり・鼻水を抑えるブレンド
【分量(カップ1杯分)】
- スペアミント:ティースプーン1/2
- ペパーミント:ティースプーン1/2
- ローズレッド:ティースプーン1/2
- 甜茶:ティースプーン1/2
- お湯:180cc~200cc
スペアミントとローズレッドで心身のリフレッシュ、リラックス。
ペパーミントのメントールで鼻水・鼻づまりを解消しつつ、イライラを落ち着かせてくれます。
そこに甜茶が合わさることで甘みが加わり飲みやすくなります。
また、花粉症でたまったストレスからくる食欲不振の改善に役立つブレンド。
喉の痛みやイガイガ、咳の緩和ブレンド
【分量(カップ1杯分)】
- カモミール:ティースプーン1/2
- マロウブルー:ティースプーン1/2
- ローズレッド:ティースプーン1/2
- 甜茶:ティースプーン1/2
- お湯:180cc~200cc
カモミールのリラックス効果と消炎作用で喉の炎症や鼻の炎症を緩和。
マロウブルーが粘膜の保護をしてくれて席が出にくくなります。
ローズレッドのリラックスも加わり、甜茶での炎症緩和と甘さで飲みやすいブレンドハーブティー。
リラックス&芯から体を温めるブレンド
【分量(カップ1杯分)】
- ジンジャー(ショウガ):ティースプーン1/2
- レモングラス:ティースプーン1/2
- ローズヒップ:ティースプーン1/2
- 甜茶:ティースプーン1/2
- お湯:180cc~200cc
ジンジャーで血行を良くし、体を芯から温めてくれます。
さらに冷え性などの女性の悩みにもオススメ。
ジンジャーとレモングラスは胃腸の機能を活性化してくれるので、花粉症から来るイライラ、ストレスで起こった胃もたれ・胃痛などを和らげてくれます。
そこで消耗したビタミンCをローズヒップで補給し、肌荒れ予防に。
炎症を抑えてくれて、甘みもある甜茶で飲みやすいブレンドです。
おすすめブレンドハーブティーの作り方
- ポットとカップをお湯で温める
- ハーブをティーポットに入れ、90℃前後のお湯を注ぎ3~5分待つ。
(沸騰した湯沸かしポットのお湯でOK) - 時間が経ったら全体が混ざるようにポットを軽く回して、カップに注ぐ。
- 後は、ゆっくり香りを楽しみながら飲みましょう。
こちらはカモミールの入れ方ですが、ハーブティーの作り方は基本的に同じです。
全体的な流れが分かるのでぜひ動画を参考にしてみてください。
また、こちらの記事も合わせてご覧ください。
花粉症を和らげるハーブティーの飲み方
ハーブティーの飲み方で覚えておいていただきたいのは、即効性はあまりないと言う事。
私がエルダーフラワーティーを飲んで数時間で花粉症の症状が軽くなり、効果が表れた反面、友人はなかなか症状が改善されなかった・・・。
というように、個人差はあるので一概には言えませんが、ハーブティーは人間の体に穏やかに作用します。
また体質改善を目的としているので、「だんだん効いていく」ということを覚えておいてください。
飲んでみないと分からない部分もありますが、即効性を期待するより1週間ほど飲み続けることで効果に期待するようにしてください。
しかし、
花粉症になってしまって辛い症状をどうにかしたい!
と思いますよね。
そこで少しでも即効性を上げるための飲み方があります。
数分で花粉症の症状を緩和させる飲み方
即効性はあまりない・・・と言いましたが、直接粘膜を刺激することで飲むのとは別に花粉症の症状を和らげる事が出来ます。
蒸気吸入という方法をハーブティーで応用します。
その方法とは、
- ホットハーブティーを作る
- 飲むときにコップもしくはカップに口と鼻を近づけてゆっくり口から「フー・・・」と息を吐いて、鼻で蒸気を「スー・・・」っとゆっくり吸う
これだけです。
私のやり方は、
- 3秒ほど口から息を吐く
- 5秒くらいかけて鼻から息を吸う
この工程を3~5回繰り返します。
ゆっくりやるのがポイントです。
息を吐いている時に鼻に蒸気が入り、鼻で吸うことでさらに蒸気と香りや成分から鼻の中の粘膜に直接効果が得られます。
どうしてもつらい方はぜひ試してみてくださいね。
ちなみに、目に蒸気が入るとあまり良くないので目を閉じてゆっくりやってみてください。
まとめ
今回は、
- 花粉症に効く人気ハーブ&お茶の種類と効能効果
- 花粉症の症状別におすすめのブレンド5選
- おすすめブレンドハーブティーの作り方
- 花粉症を和らげるハーブティーの飲み方
- 数分で花粉症の症状を緩和させる飲み方
これらについてお話ししました。
花粉症に効果的な、
- 免疫力アップ「エキナセア」
- 目のトラブルに使える「アイブライト」
- 鼻づまり・鼻水に「ペパーミント」
- 炎症を抑えてくれる「ジャーマンカモミール」
- 症状緩和と甘みで飲みやすくしてくれる「甜茶」
これらを使い、症状別でオリジナルブレンドをご紹介しましたのでぜひあなたの症状に合わせて飲んでみてください。
今回紹介したブレンドに更に自分で別のハーブを合わせてみたり入れ替えてみるのも良いと思います^^
特に、甜茶はハーブティーに合わせることで甘みが加わり飲みやすくなるのでおすすめですよ。
ちょっと花粉症になるキッカケについて補足しておきますね。
花粉症になるキッカケの8割は、実は「ストレス」と言われています。
ストレス社会になるにつれ、花粉症人口も増えているのが現実です。
常にストレスを抱えている方は花粉症になりやすいんです。
ですので、今回紹介したハーブティーで症状を和らげたり、リラックスして日々のストレスを解消したりと生活習慣を変えることで花粉症になりにくい体ができます。
私も、最初は薬や注射に頼っていたのであまり変わりませんでしたが、ハーブティーを飲み出して、ストレスを溜めないような生活を心がけてからは不思議と症状が軽くなりました。
ヨーグルトや甜茶だけ1年間食べたり飲み続けても改善されなかった花粉症がストレスを溜めないことを心がけてハーブティーを飲むことで和らいでいるんです。
これは個人的な体感なので参考程度にしかならないと思いますが、実際に経験していますので、もし花粉症に悩んでいるのであれば、
- ストレスを溜めない事
- ハーブティーでの体質改善
この2つを意識して1年間過ごしてみてください。
あなたの症状が少し軽くなる可能性はあります。
今回のお話があなたのお役に立てば幸いです。
こちらでも、花粉症におすすめの超おすすめブレンドを紹介していますのでぜひ合わせてご覧ください。
細かな注意点などもお話しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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