ミントをお風呂に入れるとスッキリすると聞きますよね。
しかも、ミントには効能がたくさんあって体にもいいとかなんとか・・・
入浴剤の作り方にも色々あるようですが、できれば簡単な作り方がいいですよね。
調べてみると、健康や美容にいいと言われ、リラックス効果も期待できるとのこと。
ミント入浴剤は特に夏バテしやすい時期に効果的のようです。
今回は、疲労回復などにもおすすめのミント入浴剤について「作り方」や「使い方」をご紹介します。
たくさん使うこともできるので、
と思っている人は解決できるかもしれませんよ^^
それでは作り方、使い方を見ていきましょう。
手作り入浴剤の作り方・使い方
それでは、作り方・使い方をご説明していきます。
量も参考になるように画像を用意しましたが、好みで変えることもできます。一度試してみて、足りなければ増やしてください。
使う量:ほのかな香りを楽しむ場合
ほのかな香りを楽しむ場合は、お茶パック1つに入るくらいの量で大丈夫です。
フレッシュミント(生のミント)は画像の量くらい。
画像はかなり大きくなっているので1つの葉が直径6cmほどあります。
ドライミントはお茶パックがもっさりするくらい。
乾燥している分入れる量は少し多くなります。
※お茶パックは横幅6cmくらいのものです。
使う量:ミント風呂にする場合
ミント風呂にする場合は、枝の長さ10cmくらいを4~6本ほど。
フレッシュミントは画像くらいの量です。
画像は、街中で見かける赤いコーン。
大体の大きさがイメージできますでしょうか。
頭に穴が開いているコーンがあるのですが、そこから出ている赤丸部分くらいの量がいいですね。
これも成長しすぎているので1つの葉が直径6cmほどあります。
ドライミントも画像のミントを乾燥させたくらいの量。
風通しのいい日陰で乾燥させたら使います。
乾燥の仕方についてはこちらをご覧ください。
→ペパーミントの使い方!生の葉は乾燥させて使うべき?乾燥方法は?
ミント入浴剤の作り方・使い方
●使える袋(例)
- お茶パック
- 不織布(ふしょくふ)
- 布袋
- ストッキング
- ガーゼ
- 洗濯ネット など
●作り方・使い方
- ミントを目の細かい網の袋に入れます。
- 口を紐などで縛ります。
- お風呂に入れます。
- 軽く揉みます。
以上!とても簡単!
使う時におすすめの袋は「不織布(ふしょくふ)」
こんな感じの袋です。
スーパーの台所用品売り場に行くと、排水溝や三角コーナー用の網があります。そこに目の細かい「不織布」の網があるはずです。
サイズが大きいのでミント風呂用に使うのがいいですかね。
お茶パックの場合はこんな感じにします。いつも使っているお茶パックは不織布でした。
枝をまとめて紐で縛り、袋に入れずに浴槽の中へ入れてもいいのですが、葉が細かくなったりゴミなどが浮いてきたりした場合、掃除がめんどくさくなるので袋に入れることをおすすめします。
1度使うと色が茶色に変色し、香りも悪くなるので使い終わったら捨てましょう。
枝ごと数本とってきて袋に入れず使う場合は、2度~3度使えることもありますが衛生上のことも考えて、できれば1度使ったら捨てたほうがいいと思います。
そしてミント風呂の効能を知ることで、より一層人間の体は効果を意識するようになります。
ですので、次にミントの効能を見ていきましょう。
ミントの効能効果
入浴剤として使いたいミントは2種類。
- ペパーミント
- スペアミント
そのほか、アップルミントなどフルーツ系のミントも使えますが、この二つより効能が少ないため効果も弱くなります。
入浴剤なので、ハーブティーのように飲むことはありません。
香りがメインになります。
効能・効果は、
- 疲労回復
- 血行促進
- 不安やイライラを落ち着かせる
- リラックス効果
- 冷え性の予防と改善
- 保温効果
- 風邪の予防
- 夏バテ回復効果
- リフレッシュ効果
- 抗菌作用
- 鎮静作用
- 消炎作用
- 抗炎症作用 など
これらにより、かなり多くの効果に期待できます。
メントールによる毛細血管の刺激が血行を促進。新陳代謝もアップし冷え性にも効果的。
しかも、皮膚に適度な刺激を与えてくれるので美肌効果にも期待できてしまう。
生き生きとした肌にしてくれますし、抗菌作用が強いので皮膚を清潔に保ってくれるんです。
スーッとした爽やかな香りはストレス解消にも。
また、発汗を抑えて身体を保温してくれたり、消炎作用(しょうえんさよう)とお湯につかることで体もほぐれます。
立ち仕事など疲れた場合、足がむくんだりしますよね。そんな時にも効果がありそう。
とにかく、ミント風呂はお湯によるリラックス効果との相乗効果がすごそうです!
夏のジメジメ、ベタベタしたときにピッタリの入浴剤ですね。
炎症を抑える、消すという意味
他にも色々とミント入浴剤の作り方があるのでお話ししていきますね^^
その他の入浴剤の作り方
ここまでは私がよくやっているミント入浴剤のご紹介でしたが他にも作り方があります。
精油を使う
ミントの葉以外にも精油を使う方法があります。
今は、アロマテラピー用のものをインターネットなどで簡単に手に入れることができますね。
使い方はとても簡単で、湯船に3~4滴ほど垂らすだけ。
そのあと軽く全体を混ぜてください。
とても簡単なので、カモミールやラベンダーなど別のハーブの精油を揃えておけば、その日の気分に合わせて使うこともできますよ。
煮出して抽出液を浴槽に入れる
生のミントをとってきたら、成分を抽出するために鍋で煮出します。
●作り方
- 鍋にミントとミントが浸かるくらいの水またはお湯を入れます。
- 沸騰したら3~4分煮ます。
- 火を止めたら完成。
- これで濃い抽出液ができました。
- この液を50~100ccほど湯船に入れて混ぜます。
量は好みで調節してみてください。
このミント抽出液は、冷めたら冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
まとめて作っておいて1週間の内、使いたいときに使いましょう。
こちらの動画が参考になります。
入浴剤として使う場合は動画に出てくる水の量を1/2くらいにした方がいいですね。
チンキを作る
チンキは長期保存も可能なので使いたいときに使うことができます。
エタノールなどのアルコールに浸し、ハーブの成分を抽出した液のこと。
保存するために作る浸剤のこと。
●分量は、
- お茶パックにもっさり入るくらいのミントの量
- 500mlの無水エタノール(基本)orアルコール
(消毒用エタノールの場合は時間がかかる)
●作り方は、
- ミントの葉、茎を完全に乾燥させる(茎ごと乾燥させて使える)
- そのミントを無水エタノールorアルコール度数40度以上のウォッカなどに入れる
- 1週間ごとにひっくり返し全体にミントが浸るようにして
- 冷暗所で1ヶ月以上寝かす
- お風呂に入るとき数滴垂らして混ぜる
アルコール度数は高いほど腐敗やカビの発生を防ぐ効果があります。
保管するときは直射日光を避けて冷暗所や冷蔵庫で保管してください。
シュワシュワ入浴剤
入浴剤と言えば一度はシュワシュワするものを使ったことがありませんか?
あのシュワシュワする感触っていいですよね。
湯船に入れると炭酸ガスが発生して筋肉のコリをほぐしたりする効果に期待できます。
そんなシュワシュワ入浴剤をハーブを使って家庭で作る方法がありますのでご紹介します。
●材料、分量
- 重曹:50g
- クエン酸:小さじ5
- 乾燥ミント:大さじ2
- ミントの精油:5~10滴
●作り方
- ジッパー付きなど口を閉じれるポリ袋に重曹、クエン酸、ミントを入れてシャカシャカ振り混ぜる
- 精油を入れ、さらによく混ぜ合わせる
- 湿気が入らないように密閉して常温で保存
使う時には、そのまま入れてもいいですし、不織布などの袋に入れて使ってもOKです。
ハーブの種類や、精油の組み合わせで様々な香りが楽しめますよ^^
ここまではミント入浴剤の作り方・使い方をご紹介しました。
でも、作る前に香りの違いって気になりますよね。
入浴剤として使う時、「生の葉」と「乾燥した葉」には『どんな違い』があるのか疑問に思った人もいるはず。
一体どんな違いがあるのでしょうか。
生と乾燥では香りと効果に違いはあるのか?
一般的には生の方が香りがいいと言われています。
最終的には好みになりますが、私は乾燥したミントの方が好みです。
というのも、フレッシュ感はとても緑を感じることができていいんですが「特有の緑臭さ」があるんですよね。
乾燥したミントはその緑臭さがあまりないので爽やかな感じが強く感じられます。
なので、お風呂に入れるときはいつも乾燥させたものを使っています。
ハーブティーにした場合は乾燥の方が3倍ほど効果が高くなるという違いがありますが、お風呂では香りだけなので差ほど変わりは無いと思います。
むしろ、浴槽に入っている間、好みではない香りを嗅いでいた方がストレスが溜まってあまりいい効果を得られない気がします。
ペパーミントとスペアミント香りの違いは?
ペパーミントの香りは、コンビニに売っている「ブラックガム」が一番イメージしやすいかと思います。
スペアミントの香りは、メントールという成分が少ないのでスーッとした感じはペパーミントより弱いです。
どちらかというと、ちょっとスーッとしつつも、やわらかい&優しい感じですね。
個人的には、
「くぅ~~!スーッとしててさわやかぁ~~!」
という気分になりたい方はペパーミントを。
スッキリはしたいけど、メントールのスーッとした感じがちょっと苦手・・・という方はスペアミントを使いましょう。
両方混ぜてしまっても構いません。
あなたの好みを見つけてみてください^^
注意点
妊婦さんでも、ミントの効能や効果をあまり気にしない人なら問題ないのですが、少しでも気になるという方は辞めたほうがいいですね。
その理由はこちらをご覧ください。
→ミントティーの効能は?妊婦さんが飲んではいけない理由とは?いつからならいい?
他にも、
- 5歳以下の乳幼児
- 授乳中の女性
- 神経疾患のある人
- てんかんの持病がある人
- 高血圧症の人
これらに該当する人たちはミント入浴剤は避けたほうがいいです。
アップルミント風呂、入浴剤の効能効果について知りたい方はこちらをご覧ください。
→アップルミント風呂!入浴剤の効能効果は?【体験談あり】
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、
- ミントの効能効果
- 手作り入浴剤の作り方・使い方
- その他の入浴剤の作り方
- 生と乾燥では香りと効果に違いはあるのか?
- ペパーミントとスペアミント香りの違いは?
- 注意点
これらをお話しさせていただきました。
煮出したり、乾燥させて使うのもおすすめですけど、やはり一番手っ取り早く簡単な方法は生の葉を使うことでしょうか。
ミントを切って、袋に入れて湯船に放り込むだけですからね。
これだけでミント風呂ができるというのもすごい。
(;゚Д゚)
楽しむなら「シュワシュワ入浴剤」がいいですね。
香りには好みがあるので、1種類単体でもいいですし混ぜたりしてあなた好みの入浴剤を作ってみてください。
それもハーブの楽しみ方の1つですから^^
手軽に精油を使うのもいいですが、庭やプランターにミントが増えすぎて困っている人はそのミントを使えば大量に消費することができますよね。
料理やデザートなどに使っても全然減らないという人にはもってこいの方法じゃないでしょうか。
また、注意点として書いた5歳以下の乳幼児や妊婦さんなどは気を付けてくださいね。
スッキリしたい時におすすめのミント入浴剤の作り方・使い方の紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^
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