ん~・・・やっぱり、できるなら薬に頼りたくないし、自然なものというか身体に良さそうなものってハーブが思い当たるけど・・・。
確かに、冷え性は大変ですよね。
私の友人も冷え性で困っていてよく話を聞いていたのでわかります。
そこで、そんなロハス思考のあなたにピッタリのハーブティーがあるのでご紹介します!
冷え性対策、冷え性改善に期待できる効能を持ったハーブ、
「ミント」を使った【ミントティー】
そのミントティーが、どうして冷え性に対して効果が期待できるのか?
これを見れば「なるほど!」と思う理由も書きましたので、ぜひご覧ください。
最後にミントティーの作り方と飲むときの注意点も載せておきますね。
冷え性の原因は何?
原因を知っておいた方が冷え性がミントティーによる改善に期待できる理由が分かるので書かせていただきます。
現代社会はストレス社会。
そして、ストレスの多い先進国によく見られる病気があります。
特に20~40代の人に多いと言われていますが、あなたは下痢や便秘を繰り返していることはありませんか?
もしかしたら、それはストレスから来る病気かもしれません。
小腸にも関係しますが、主に大腸の運動や分泌機能の異常で起きる病気、
「過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん略称:IBS)」という症候群の可能性があります。
この病気は、ストレスや生活習慣から来るもので、 検査をしても炎症や潰瘍などの疾患が見られないのが特徴です。
下痢や便秘、そして腹痛やお腹にガスがたまりポコポコなったりします。
この事から内臓機能が低下して、冷え性を引き起こしやすくなります。
言い換えれば、ストレスが冷え性の原因になることが多いということですね。
ということは、ストレスを軽減できれば冷え性予防になるということ。
また、ストレスによって過敏性腸症候群になっていれば内臓機能を強化することで冷え性改善ができるということにもなります。
100%ストレスが原因というわけではないですが、これで対策&改善方法が見えてきましたよね?
では、ミントティーが効果的な理由をミントの種類から見ていきましょう。
冷え性に効くミントの種類は?
ハーブの中でも特にミントは様々な効能を持ったハーブで、種類によっても効能が違います。
そのミントにはどのくらい種類があると思いますか?
その数、なんと・・・
600種類以上!!
と驚きますよね。私もこれを知ったとき驚きました(笑)
600種類以上もあると、どのミントが冷え性に効くのか迷ってしまいます。
でも安心してください、みなさんも多分聞いたことがある名前のミントが冷え性に対する効果に期待できるんです。
そのミントとは・・・
ペパーミントです!
では、このペパーミントの効能について見ていきましょう。
ペパーミントティーの効能は?
調べると本当にたくさんあるんですよね・・・。
- 筋緊張の緩和
- 整腸作用
- 胃の機能活性化
- 抗菌作用
- 殺菌作用
- 胆汁分泌・排出力アップ
- 鎮静作用
- 免疫力を高める
- 美肌効果
- 花粉症予防
- 口臭予防
- 利尿作用
などなど・・・ここに書いていないものもあります。
ちょっと書き換えてみます。
- リフレッシュ効果
- 胃痛・腹痛を抑える
- 疲労回復やイライラを落ち着かせてくれる働き
- 消化器系の機能を整える作用
- 消化不良などにも効果的
- 胃腸の機能を強化してくれる
- 解毒作用がある
わかりやすくするとこんな感じです。
ペパーミントの効能が分かりましたね。
では、ここからはこれらの効能が「どうして冷え性改善に繋がるのか?」を順を追って見ていきましょう。
まずは、デトックス効果が関係しているのでそこからです。
ミントティーによるデトックス効果とは?
デトックスとは体内にたまった毒素、老廃物を体外に排出する解毒作用のこと。
そして、ミントティーが話題になった理由の一つがこのデトックス効果と言われています。
ミントの解毒作用などがこのデトックス効果を高めているということです。
わかりやすく詳しく見てみると・・・
- 血行促進で血液の循環が良くなる。
- 胃腸の活性化により腸にたまりやすいガス(おなら)が抜けやすくなる。
- 胆汁分泌をサポートし脂肪を分解しやすい状態にする
- 自律神経が活発になって基礎代謝がよくなる。
- 利尿作用で体内の毒素を排泄する。
ミントティーには、毒素を体外に出すためのこれらの効果が期待できるということですね。
ようするに、ミントティーの「効能の結果」が話題になっている「デトックス効果を生み出す」ということ。
しかし、どうしてこれが冷え性に効果的なのか・・・
ミントティーで冷え性改善ができる理由とは?
上の効能を見ていただくと本当にたくさんありますよね。
その中でも注目したい効能が、
- リラックス効果
- 整腸作用
- 胃の機能活性化
- 胆汁分泌・排出力アップ
- 利尿作用
- 解毒作用
このあたり。
デトックス効果を生み出している作用たちです。
そして、冷え性を改善するためにはどうすればいいのか?ということなのですが、
それは、
- 内蔵機能を高めること。
- リラックス効果により血行を促進させることで体内の老廃物を血液が運びやすくすること。
- 解毒作用、利尿作用、血行促進により体内の毒素を出すこと。
こういった事が挙げられます。
主に、内臓機能と基礎代謝の向上です。
これら全ての効果に期待できるのがペパーミントティーということなんですね。
それでは、ペパーミントティーを飲むことで冷え性改善に繋がる流れをもっと詳しく見ていきましょう。
デトックス効果が冷え性改善に繋がる理由とは?
先程、冷え性を改善するためには、
「内臓機能を強化し、基礎代謝を向上させること」と言いました。
先程の効能を見てみると、「胆汁分泌・排出力アップ」という効能がありますよね。
ペパーミントには消化液のひとつである胆汁の分泌促進作用を強化する働きがあるのです。これは消化酵素の手助けをするので脂肪を分解しやすい状態にしてくれます。
つまり、胃腸の働きを手助けすることが期待できるわけで、内臓機能の強化に繋がります。
また、基礎代謝も向上に関しては、この内臓機能の強化作用により胃腸が活発に働くので熱を作り出します。
ですので、これらの作用が体の内部から温める保温効果になり、冷え性対策に活用できるというわけです。
まだ他にもあります。
実はペパーミントのリラックス効果が副交感神経に作用して血管を拡張、そして血行が促進されている状態になるんです。
すると、副交感神経が刺激されて利尿作用が起こります。
この流れを分かりやすく説明すると、
↓
その後は、血液が老廃物を回収して腎臓に行き、ろ過されると尿になって出てくる。
排尿は非常に高いデトックス効果があるので、この一連の流れで体のデトックスができるということです。
今までの流れを整理すると・・・
↓
ストレスによって内臓が弱ってしまう。
↓
ストレスにはリラックス効果を。
ストレスで弱った内臓には胃腸の強化をすれば冷え性改善につながる。
↓
ペパーミントの効能にはその両方に効果が期待できる。
こういうことです。
ここで気になるのが、ミントティーによる身体への悪い影響。
その点を見てみましょう。
ミントティーの副作用
まず、「副作用」という言葉は薬に使われる言葉なので、ハーブに対しては使いません。
その代わり「飲むことで起きる可能性のあるデメリット」とでも言いましょうか。
ですので、ミントティーのデメリットを見てみましょう。
例えば、筋緊張の緩和は胃の幽門部やおしり(肛門)の締まりなど括約筋(かつやくきん)がゆるむことになります。
ですので胃腸が弱っている人や、潰瘍を持っている人は気を付けたほうがいいです。
他にも、シソ科であるためシソアレルギーの方はやめましょう。
また、幼児には飲ませないほうがいいと言われていたり、妊婦さんにはあまりおすすめできません。
妊婦さんにおすすめできない理由についてはよろしければこちらをご覧ください。
→ミントティーの効能は?妊婦さんが飲んではいけない理由とは?いつからならいい?
ここまでで、冷え性にはミントティーが効果的という事が分かったと思います。
あとは飲むために作り方を知っておかないとですね!
ペパーミントティーの作り方
ペパーミントティーの作り方はとても簡単!
手元にあるのであれば生の葉でも、乾燥したものでもできますし、インターネットでも手軽に手に入ります。
簡単に作れるので、ぜひ一度試してみてください。
紅茶やお茶とブレンドするなど、アレンジして自分の好みに合ったものを見つけるのも楽しみ方の1つです^^
詳しくはこちらをご覧下さい。
→ペパーミントティーの味と効能!具体的な作り方も紹介!
飲むときの注意点
もともと自然界でも繁殖力が強く、たくさんの効能を持つミント。
そのため人体に与える影響も他のハーブに比べ強いようです。
ですので、あまり飲み続けるのはおすすめできません。
濃さや量にもよりますが、無理して飲むものではないので1日1回~2回飲んだとしても1ヶ月ほどで一旦辞めたほうがいいかもしれません。
ただし、強いハーブなので気分が悪くなる、体調が悪くなるなど身体に何か感じたら飲むのはやめるようにしてください。
よくなるどころか、あまりにも体調がひどくなるようであれば、身体にあってないと思うので一度医師に相談した方がいいですね。
あとは、薬ではないので効果に過度の期待はしないようにしてください。
冷え性にはカモミールとリンデンもおすすめ
確かに、これだけ良いと言われてもミントが苦手だとハーブティーを飲むのに抵抗がありますよね。
実は、ペパーミント以外にも冷え性に効果的なハーブがあるんです。
それは、
- ジャーマンカモミール
- リンデン
これら2つです。
ジャーマンカモミールは、発汗作用で体が温まり、鎮静作用によってストレスが和らぎます。
リンデンにも、発汗作用と鎮静作用があります。
両方とも、甘い香りでストレスを和らげてくれるので、ストレスからくる冷え性にはうってつけと言う訳ですね。
もし、ミントが苦手であればぜひこの2種類を試してみて下さいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、
- 冷え性の原因
- 冷え性に効くミントの種類
- ミントティーによるデトックス効果
- ミントティーで冷え性改善ができる理由
- デトックス効果が冷え性改善に繋がる理由
- ミントティーの副作用
- ペパーミントティーの作り方
- 飲むときの注意点
これらのことを書かせていただきました。
ミントティーの効能は冷え性の改善に繋がるのか?ということでしたが、胃腸などの内臓機能の強化やリラックス効果からストレス社会で起きやすい過敏性腸症候群を緩和してくれることでデトックスの面などから冷え性に効果が期待できることが分かりましたね。
しかし、ミントティーも好き嫌いがあります。
効果が期待できても、 ミントガムなどミントの香りのするものが苦手な方は特に飲めないでしょう。 ですので無理に飲む必要はないと思います。
というのも、無理に飲むことでストレスを溜めたら結局、冷え性に繋がってしまうからです。
一番はストレスをためない事。
ミントティーが飲めなくても、お茶や紅茶と合わせることでかなり飲みやすくなるので、もしかしたらストレスを感じることなく飲めるかもしれません。
一度試してみる価値はアリだと思いますよ^^
それでも、やっぱりミントは苦手・・・という方は最後に紹介した「ジャーマンカモミール」か「リンデン」のハーブティーを試してみて下さいね。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント