春は卒業の季節ですね。
また、たくさんの花の旬でもあり、花束が新しい門出を祝ってくれる光景をよく目にします。
この旅立ちの機会に、恩師にこれまでの感謝の気持ちを花束にして贈りたいですよね。
では、感謝の気持ちを込めたいとき、どんなお花が最適なのでしょうか。
まず意識したいのは、縁起のいい言い伝えや花言葉をもった花を選ぶこと。
となると「感謝」や「ありがとう」などの言葉が自然と思い浮かびます。
探してみると、「感謝の気持ち」や「ありがとう」を表す意味の花言葉を持つ花は意外と沢山あります。
そうなんです。
たくさんあって迷ってしまうんです。
ですので、今回は、街の花屋さんで手に入りやすいものの中から、特に人気のあるお花を10種類ご紹介します!
「ありがとう・感謝」の花言葉を持つ一番おすすめの花
一番おすすめの花から紹介していきますが、花によって「感謝の気持ち」や「ありがとう」のニュアンスが少しずつ違いますし、
- 女性の先生
- 男性の先生
- 年配の先生
に合った花があります。
10種類紹介するので、最後まで読み進めていただいて、今のあなたの気持ちを一番込めることのできる花を選んでくださいね。
1位:カーネーション(ピンク)
一番におすすめするのは、八重咲の見た目も華やかでさわやかな香りがする『カーネーション』。
それも、もっぱら母の日のイメージが強い赤ではなく、『ピンクのカーネーション』です!
実は『ピンクのカーネーション』には、感謝の贈り物としてはピッタリの花言葉がたくさん。
- 「感謝の心」
- 「感動」
- 「尊敬」
- 「温かい心」
どれも⦅ありがとう⦆を感じるステキな言葉ばかりですね!
また、3月に開花期を迎え、平均価格も1本100円~200円と手に取りやすく、とても丈夫なので、贈ったその後も長く楽しんでもらえるのも、うれしいところ。
しかし、カーネーション以外にもまだまだオススメしたいお花が盛りだくさん!
ここからは、花束として大事な3点、
- 【見た目が豪華】
- 【手に入りやすい】
- 【長持ちする】
という視点から、ランキング形式でさらにご紹介します。
花言葉で「感謝」の意味を込めて使える残り9選!
残り9選、2位からご紹介していきます!
順位を付けていますが、それぞれ込められた花言葉が微妙に違います。
ですので、全部を見ていただいてその中からあなたの気持ちに合うものを選びましょう。
2位:スイートピー
『スイートピー』は、ほのかな甘い香りが特徴の、春を代表する花のひとつです。
花言葉は「ほのかな喜び」「優しい思い出」などがあり、蝶が飛び立つ様な花姿から「門出」という、まさに卒業にふさわしい意味も持っています。
平均1本100~300円なので本数を増やしてみたり、他のお花を追加して華やかにするのもいいかも。
いつも優しい目で見守ってくれた、先生との思い出に感謝しつつ贈りましょう!
値段も手ごろでボリュームがあるのも、ありがたいですね。
3位:カスミソウ(ピンク)
他のお花を引き立てる事の多い『カスミソウ』ですが、ピンク色のものは、花束に仕上げると、少ない本数でも豪華に変身する素敵なお花です。
1本平均300~500円ですが、2~3本でも充分なボリュームが出ます。
『カスミソウ』そのままの花言葉は「親切」「幸福」などがあります。
それがピンクになると…「感激」「切なる願い」という意味がプラスされます!
温かく見送ってくれる先生に感謝しつつ、これからもお元気でいてくれるよう、先生の幸せを切に願いたいですね。
4位:バラ(白)
花束としては定番の『バラ』。
どちらかというと、恋愛のシチュエーションで使われることが多いですね。
『バラ』の花言葉は色によってかなり異なります。
そして白い『バラ』は「心からの尊敬」「約束を守ります」という意味を持ち、お世話になった目上の人へのプレゼントにぴったりです。
平均200~600円と少し単価に幅がありますが、とてもゴージャスなたたずまいは2~3本でも十分な存在感。
色によっての意味の違いはこちらの「【バラの色別花言葉】赤、ピンク、青、オレンジ、黄色、紫はそれぞれ意味が違う?」という記事が参考になります。
5位:ガーベラ(ピンク)
『ガーベラ』は一年中手に入りやすく、カラフルで花束で使われる中でもとても人気のお花。
価格も1本平均100~300円と学生のお財布にも優しい!
非常に丈夫で、ご紹介している中でも長持ち度はトップクラス。
では、おすすめの『ピンクのガーベラ』の花言葉は…「感謝」「思いやり」「希望」。
とても前向きで明るい意味が並びます。
先生も希望で胸を膨らましている様子に、安心しつつ受け取ってくれる花束ではないでしょうか。
6位:チューリップ
『チューリップ』はまさに春のお花の代表ですね。
目にすると誰もが春を思うこのお花は、新しい季節の「節目=卒業式」などの区切りの行事にとても良く合いますね!
花言葉は「博愛」「思いやり」。
先生にとりわけ可愛がってもらった思い出のある人には、特に合っているお花です。
平均価格1本200~300円で中間の価格帯ですが、ボリュームがあって印象の強いイメージなので、1輪でも充分様になりますよ。
7位:フリージア
香水にも使われる、とても高貴な香りのする『フリージア』。
いくつもの花が順番に咲いて行く様はとても美しく、長く楽しめるお花です。
花言葉は「親愛の情」「憧れ」「あどけなさ」など、親しみと同時に女性向きなものも多いので、女性の先生に贈ると特に喜ばれるでしょう!
1本の平均価格は150~300円と意外にお手頃なので、4~5本まとめればかなり素敵な花束になります。
8位:アネモネ(白)
鮮やかで独特な可愛らしさのアネモネも、最近はお花屋さんでよく見かけるようになってきました。
全体的な花言葉は「はかない恋」などあまり使いたくないものが多いです。
しかし、『白のアネモネ』だけは特別で、「希望」「期待」「真実」と、前途洋々な意味が並ぶのです。
恩師も、これからのあなたの人生がきっとよりよくなることを信じて、安心して送り出してくれるのではないでしょうか!
こちらも平均価格が1本150~300円で、大きく印象的なお花の割に気軽に買えるのもうれしいですね。
9位:ユリ
『ユリ』の花言葉は「偉大」「威厳」。
花言葉も、お花のたたずまいも、まさに男性の先生、または年配の先生向けにピッタリですね!
厳格で立派な印象の先生には、存在感が強くて、凛として偉大な尊敬する先生のイメージそのままの『ユリ』をぜひ贈りましょう。
価格は1本500~1,000円となかなか高くなってしまいますが、1本に2~3輪ついたものもありますので、お花屋さんに相談してみるといいですよ。
10位:ダリア(白)
『ダリア』も、とても優雅で強い印象のあるお花です。
その中でも『白のダリア』の花言葉はまさに「感謝」「威厳」「豊かな愛情」と一番感情が揺れ動く難しい世代のあなたに精一杯向き合ってサポートしてくれた、先生へピッタリの花。
1本平均400~1,000円とこのお花も非常に高級ではありますが、優しく透明感があり「威厳」を感じる『白のダリア』は、シンプルに大きな1輪をプレゼントするのが一番かもしれません!
まとめ
ランキング形式で、卒業の感謝の気持ちを先生に伝えるのにおすすめのお花をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
花言葉や華やかさ・価格帯をもとに順位を作りましたが、最終的には贈りたい先生のイメージや好きな色などを一生懸命考えて選ぶ、その気持ちが何より大事です!
無理をして大きな花束にしなくても、1輪だって、先生はちゃんとあなたの想いをわかってくれます。
できれば、渡すときには選んだお花の花言葉をメッセージカードに書いてそっと忍ばせましょう。
きっと、卒業式が終わってカードに気づいてくれた時、あなたの感謝の想いを改めて受けとめて、心から喜んでくれますよ。
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