5月に入ると、大分暖かくなりますね。
この月の楽しみは、なんといってもゴールデンウィーク!
快適な温度と天候で、まさに行楽日和です♪
5月は、旧暦では「皐月(さつき)」といいます。
これは、田んぼに早苗(さなえ)を植えるという意味の「早苗月」という言葉が転じたものなんですよ。
そんな5月に、あなたは誕生日を迎えるお友達へどんなの贈り物を考えていますか?
もし・・・
と、悩んでいるのであれば「誕生花」がオススメです☆
実は、1年366日、全ての日にはそれぞれに誕生日の花が存在しているんです。
そこで、5月の「誕生花」と「花言葉」の一覧をご用意しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
最初に、一覧でパッと分かるように「カレンダー」をご用意しました。
その後は、それぞれの
- 花の「画像」
- 花言葉の「由来」
をまとめていますので、ぜひご覧ください。
- 【5月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
- 5月1日の誕生花と花言葉「スズラン」
- 5月2日の誕生花と花言葉「フロックス(オイランソウ)」
- 5月3日の誕生花と花言葉「ミズバショウ」
- 5月4日の誕生花と花言葉「ハナショウブ」
- 5月5日の誕生花と花言葉「アヤメ(アイリス)」
- 5月6日の誕生花と花言葉「シラン」
- 5月7日の誕生花と花言葉「モクレン」
- 5月8日の誕生花と花言葉「スイレン」
- 5月9日の誕生花と花言葉「クローバー(シロツメクサ)」
- 5月10日の誕生花と花言葉「アゲラタム(カッコウアザミ)」
- 5月11日の誕生花と花言葉「ナスタチウム(キンレンカ)」
- 5月12日の誕生花と花言葉「ライラック」
- 5月13日の誕生花と花言葉「ボロニア」
- 5月14日の誕生花と花言葉「オダマキ」
- 5月15日の誕生花と花言葉「ドクダミ」
- 5月16日の誕生花と花言葉「イキシア」
- 5月17日の誕生花と花言葉「フクシア」
- 5月18日の誕生花と花言葉「バイカウツギ」
- 5月19日の誕生花と花言葉「サツキ」
- 5月20日の誕生花と花言葉「ミヤマカタバミ」
- 5月21日の誕生花と花言葉「フジ」
- 5月22日の誕生花と花言葉「レモン」
- 5月23日の誕生花と花言葉「カルセオラリア」
- 5月24日の誕生花と花言葉「ヘリオトロープ」
- 5月25日の誕生花と花言葉「アスパラガス」
- 5月26日の誕生花と花言葉「オリーブ」
- 5月27日の誕生花と花言葉「マトリカリア(ナツシロギク)」
- 5月28日の誕生花と花言葉「カキオドシ(カントリソウ)」
- 5月29の誕生花と花言葉「スイカズラ(ハニーサックル)」
- 5月30日の誕生花と花言葉「エキザカム」
- 5月31日の誕生花と花言葉「カラー」
- まとめ
【5月】誕生花の名前と花言葉一覧カレンダー
日時 | 誕生花名 | 花言葉 |
5月1日 | スズラン | 純粋・幸せが再びやって来る |
5月2日 | フロックス (オイランソウ) |
一致・合意 |
5月3日 | ミズバショウ | 美しい思い出 |
5月4日 | ハナショウブ | 伝言・嬉しい知らせ・優しい心 |
5月5日 | アヤメ (アイリス) |
伝言・良い便り |
5月6日 | シラン | 美しい姿・変わらない愛・あなたを忘れない |
5月7日 | モクレン | 威厳・自然への愛・ |
5月8日 | スイレン | 信仰・信頼・純粋 |
5月9日 | クローバー (シロツメクサ) |
約束・幸運 |
5月10日 | アゲラタム (カッコウアザミ) |
信頼・安楽 |
5月11日 | ナスタチウム (キンレンカ) |
勝利・困難に打ち勝つ・愛国心 |
5月12日 | ライラック | 初恋・恋のめばえ |
5月13日 | ボロニア | にぎやかな人柄・芳香・心が和む |
5月14日 | オダマキ | 愚か |
5月15日 | ドクダミ | 野生・白い追憶 |
5月16日 | イキシア | 誇り高い・秘めた恋・団結 |
5月17日 | フクシア | お洒落・センスがいい・恋の予感 |
5月18日 | バイカウツギ | 気品・回想 |
5月19日 | サツキ | 節制 |
5月20日 | ミヤマカタバミ | 母の優しさ・喜び |
5月21日 | フジ | 優しさ・恋に酔う・決して離れない |
5月22日 | レモン | 香気・熱情 |
5月23日 | カルセオラリア | 援助・私の財産を捧げます |
5月24日 | ヘリオトロープ | 献身的な愛情・夢中 |
5月25日 | アスパラガス | 無変化・私が勝つ |
5月26日 | オリーブ | 知恵・平和 |
5月27日 | マトリカリア (ナツシロギク) |
集う喜び・鎮静 |
5月28日 | カキドオシ (カントリソウ) |
楽しみ・享楽 |
5月29日 | スイカズラ (ハニーサックル) |
献身的な愛情・愛の絆 |
5月30日 | エキザカム | 愛のささやき・あなたの夢は美しい |
5月31日 | カラー | 乙女のしとやかさ・華麗な美しさ |
5月1日の誕生花と花言葉「スズラン」
5月1日の誕生花は、「スズラン」です。
スズランは漢字で「鈴蘭」と書き、白い小花たちがまるで鈴のように茎からぶら下がっていることにちなんでいます。
スズランの花言葉は、「純粋」・「幸せが再びやって来る」です。
スズランの白い花は、西洋では昔から聖母マリアを象徴する花とされていて、そこから「純粋」という意味がつけられました。
また、寒さが厳しい北の国の人たちにとって、この花は春を告げる存在であることが、「幸せが再びやって来る」という花言葉の由来なんですよ。
ちなみに、フランスでは5月1日にスズランの花を贈ると、それをもらった人は幸せになるといいます。
今年のお友達の誕生日には、スズランの花束を送ってみてはいかがでしょうか?
5月2日の誕生花と花言葉「フロックス(オイランソウ)」
5月2日の誕生花は、「フロックス(オイランソウ)」です。
フロックスという名前は、「Phlogos(火炎)」というギリシャ語が元となっています。
これは、この花の燃えるような色に由来するものです。
しかし、そんなフロックスの花の色は、実はバラエティに富んでいます。
白・ピンク・赤・黄・オレンジ・青などから複色まで、様々な色の花を咲かせるんですよ。
またオイランソウ(花魁草)と呼ばれることもあり、この花から花魁のお粉に似た香りがすることが由来となっています。
そんなフロックスの花言葉は、「一致」・「合意」です。
これらは、小さな花が集まって咲く姿にちなんだものなんですよ。
5月3日の誕生花と花言葉「ミズバショウ」
5月3日の誕生花は、「ミズバショウ」です。
ミズバショウは、漢字で「水芭蕉」と書きます。
これは水辺で育つこの植物の葉っぱがバショウ(芭蕉)に似ていることに由来する名前なんですよ。
ミズバショウの白い花に見える部分は、実は花ではなく葉っぱです。
この葉っぱに包まれている真ん中の黄色い尾っぽのようなものが、小花の集まりなんですよ。
これはミズバショウをはじめとしたサトイモ科の植物に見られる、典型的な特徴です。
そんなミズバショウの花言葉は、「美しい思い出」です。
これは、ミズバショウが歌詞に登場する、誰もが聞いたことがある尾瀬の美しい自然を歌った名曲「夏の思い出」から来ている言葉なんですよ。
「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空…」
5月4日の誕生花と花言葉「ハナショウブ」
5月4日の誕生花は、「ハナショウブ」です。
ハナショウブは、漢字で「花菖蒲」と書きます。
「菖蒲」というサトイモ科の植物がありますが、ハナショウブはアヤメ科で、花の形も全く違います。
日本・朝鮮半島~東シベリアが原産地のこの植物は、初夏に白・青紫・ピンク・黄などの様々な色の花を咲かせます。
そんなハナショウブの花言葉は、「伝言」・「嬉しい知らせ」・「優しい心」です。
「伝言」や「嬉しい知らせ」は、ギリシャ神話が由来となっています。
アイリス(アヤメ)の語源となった虹の女神イリスが虹を使って神々のメッセージを届けていました。
そしてアイリスの一種であるハナショウブの花言葉は、これにちなんでいるんですよ。
また「優しい心」とは、頭を垂れるように咲く花の姿から来ている言葉です。
5月5日の誕生花と花言葉「アヤメ(アイリス)」
5月5日の誕生花は、「アヤメ(アイリス)」です。
アヤメは、漢字で「文目」と書きます。
これは、この花の付け根部分に文目模様(網目模様のこと)があることから来ています。
また、アヤメは英語でアイリスといい、これはギリシャ神話の虹の女神イリスの名前が語源となっているんですよ。
アヤメに似ている花で、「ハナショウブ」や「カキツバタ」があります。
アヤメは乾燥した場所を好み、紫色の花びらに網目模様があるのが特徴です。
そんなアヤメの花言葉は、「伝言」・「良い便り」です。
これは、5月3日の誕生花のハナショウブの項目でご紹介した虹の女神イリスにちなんだ花言葉となっています。
5月6日の誕生花と花言葉「シラン」
5月6日の誕生花は、「シラン」です。
シランは漢字で「紫蘭」と書く、ラン科の植物です。
名前のとおり美しい紫の花を咲かせますが、その他に白やピンクの花を咲かせるものもあるんですよ。
別名「ベニラン(紅蘭)」と呼ばれることもあります。
そんなシランの花言葉は、「美しい姿」・「変わらない愛」・「あなたを忘れない」です。
「美しい姿」をしているシランは、ヒヤシンスに似た形をした花を咲かせます。
このことから、英語では「ヒヤシンス・オーキッド」と呼ばれています。
ヒヤシンスという言葉が名前に入っていることから、「変わらない愛」と「あなたを忘れない」というヒヤシンスの花言葉が使われているんですよ。
5月7日の誕生花と花言葉「モクレン」
5月7日の誕生花は、「モクレン」です。
モクレンは、漢字では「木蓮」と書きます。
これは、まるで蓮に似た花を咲かせる木であることから来ている名前です。
学名を「マグノリア」といい、これはフランスの植物学者ピエール・マニョルという人物の名前が由来となっています。
そんなモクレンの花言葉は、「威厳」・「自然への愛」です。
この木の幹はずっしりとして「威厳」があります。
そして、春になると白・ピンク・紫などの花を一斉に開花させる様子が、まるで自然をめいっぱい楽しんでいるように見えます。
このことから、「自然への愛」という花言葉が付けられたんですよ。
5月8日の誕生花と花言葉「スイレン」
5月8日の誕生花は、「スイレン」です。
スイレンは、漢字で「睡蓮」と書きます。
これはこの花が夕方には睡る(ねむる)ように閉じることから来ているんですよ。
世界中の温帯・熱帯地方で見られるスイレンは、白・ピンク・赤・黄・オレンジなど様々の色の花を咲かせます。
そんなスイレンの花言葉は、「信仰」・「信頼」・「純粋」です。
「信仰」や「信頼」とは、朝花開き夕方に閉じるスイレンが、古代エジプトでは太陽の象徴とされていたことに由来しています。
また、野生のスイレンの花は白色をしています。
そこから、「純粋」という花言葉が生まれたんですよ。
5月9日の誕生花と花言葉「クローバー(シロツメクサ)」
5月9日の誕生花は、「クローバー(シロツメクサ)」です。
クローバーは、和名をシロツメクサ(白詰草)といいます。
これは、江戸時代の終わり頃にオランダからの輸入品の詰め物として枯らしたクローバーの葉っぱを用いていたことにちなんでいるんですよ。
クローバーはマメ科の植物で、春に白い花を咲かせます。
小さい頃に花輪を作って遊んだ人も、多いのではないでしょうか?
そんなクローバーの花言葉は、「約束」・「幸運」です。
「約束」とは、聖パトリックという司教がアイルランドでの布教活動の時にクローバーの葉っぱでキリスト教の三位一体を説いたことに由来しています。
(三位一体とは、神・キリスト・聖霊のことです。)
また、「幸運」とは、4つ葉のクローバーが幸せのシンボルであることに由来しています。
5月10日の誕生花と花言葉「アゲラタム(カッコウアザミ)」
5月10日の誕生花は、「アゲラタム(カッコウアザミ)」です。
アゲラタムという名前は、「Ageratos(不老)」というギリシャ語が元となっています。
これは、開花時期が初夏から秋までと長く、青をはじめとした白・ピンク・紫などの鮮やかな花の色がその期間楽しめることに由来しているんですよ。
また、別名カッコウアザミ(大藿香薊)といい、これはカッコウというシソ科の植物の葉っぱとアザミに似た花を持つ事から来ている名前です。
そんなアゲラタムの花言葉は、「信頼」・「安楽」です。
これらは、アゲラタムの花が咲いている期間が長いことにちなんだ言葉なんですよ。
5月11日の誕生花と花言葉「ナスタチウム(キンレンカ)」
5月11日の誕生花は、「ナスタチウム(キンレンカ)」です。
ナスタチウムの名前は、「Nasus(鼻)」と「Tortus(ねじる)」というラテン語が元となっています。
これは、この植物に鼻がねじれてしまいそうな辛味があることが由来です。
花や葉っぱはクレソンに似た風味があり、サラダとして使われることが多いんですよ。
また、キンレンカ(金蓮花)とも呼ばれ、この植物が黄色の花を持ち、葉っぱが蓮に似ていることから来ています。
花の色は黄色だけでなく、ピンク・赤・オレンジなどもあります。
ナスタチウムの花言葉は、「勝利」・「困難に打ち勝つ」・「愛国心」です。
これらは、赤い花を血に染まる鎧、葉っぱを盾に見立てて付けられた言葉なんですよ。
5月12日の誕生花と花言葉「ライラック」
5月12日の誕生花は、「ライラック」です。
ライラックは、「Lilak(青色)」というペルシャ語から来ている名前です。
これは、ライラックの花の紫色にちなんでいます。
また、紫色以外に白・ピンクなどの色のライラックもあり、特に紫と白のライラックは香りが良いので香水にも使われるんですよ。
そんなライラックの花言葉は、「初恋」・「恋のめばえ」です。
これらは、ライラックの葉っぱがハートの形をしていることから来ている花言葉です。
ちなみに、ライラックの花びらは4枚ですが、ごくたまに5枚のものもあります。
これを誰にも知られないようにこっそり飲み込むと、好きな人と永遠に結ばれるという伝説があるんですよ。
試してみたいですね♪
5月13日の誕生花と花言葉「ボロニア」
5月13日の誕生花は、「ボロニア」です。
ボロニアは、オーストラリアが原産地のミカン科の植物です。
名前の由来は、イタリア人の植物採集家のフランチェスコ・ボローニという人物から来ているんですよ。
春に咲く花の色は様々で、白・ピンク・赤・黄・紫などがあります。
ボロニアの花言葉は、「にぎやかな人柄」・「芳香」・「心が和む」です。
「にぎやかな人柄」とは、枝にたくさんの小花が咲く様子にちなんだ言葉です。
また、この花からは柑橘系の良い香りがすることから、「芳香」や「心が和む」という意味も付けられたんですよ。
5月14日の誕生花と花言葉「オダマキ」
5月14日の誕生花は、「オダマキ」です。
オダマキは、漢字では「苧環」と書きます。
これは麻糸を巻いておく糸巻きのことで、これに似た形の花を咲かせることが、この名前の由来となっているんですよ。
キンポウゲ科のこの花の色は様々で、白・ピンク・赤・黄・紫・青などがあります。
そんなオダマキの花言葉は、「愚か」です。
オダマキは、英語名を「コランバイン」といいます。
これは、ヨーロッパの道化芝居に出てくる娘の名前から来たもので、彼女が持っている盃がオダマキの花の形に似ていることがこの由来となっています。
道化師が出てくる芝居というイメージから、「愚か」という意味が付けられたんですよ。
5月15日の誕生花と花言葉「ドクダミ」
5月15日の誕生花は、「ドクダミ」です。
ドクダミは、「毒を矯める(ためる=治す)」という言葉が元となっています。
これは、この植物に虫刺されや切り傷に効くという効果があることを表したものです。
また生命力が強い植物で、おうちの庭に生えていたというご家庭も多いんじゃないでしょうか?
ドクダミの花言葉は、「野生」・「白い追憶」です。
「野生」とは、この植物がどんな場所でも育つ強さを持つ事から連想された言葉です。
そして「白い追憶」とは、このドクダミの白い花が由来の花言葉です。
ちなみに、この白い花びらに見えている箇所は、実は花びらでないんですよ。
これは総苞片(そうほうへん)と呼ばれる花を守る葉っぱなんです。
ドクダミの花は、中心にある黄色い棒状のもので、ここに小花が集まって咲いています。
5月16日の誕生花と花言葉「イキシア」
5月16日の誕生花は、「イキシア」です。
イキシアという名前は、「Ixos(鳥もち)」というギリシャ語が元となっています。
これは、この茎を切ると粘っこい液が出てくることに由来したものなんですよ。
イキシアはアヤメ科の植物で、春に白・ピンク・赤・黄・紫などの色の花を咲かせます。
槍のような葉っぱを持ち、スイセンに似た花を咲かせることから、「ヤリズイセン(槍水仙)」と呼ばれることもあります。
そんなイキシアの花言葉は、「誇り高い」・「秘めた恋」・「団結」です。
「誇り高い」や「秘めた恋」とは、この花の人目を引く美しさから生まれた言葉です。
また、イキシアはすらっと伸びた茎からたくさんの花を咲かせることから、「団結」という意味も付けられたんですよ。
5月17日の誕生花と花言葉「フクシア」
5月17日の誕生花は、「フクシア」です。
フクシアとは、ドイツ人植物学者のレオンハルト・フックスという人物から来た名前です。
和名を「ツリウキソウ(釣浮草)」といい、これはこの花が釣りに使うウキに似ていることにちなんでいます。
白・ピンク・赤・紫などの花がぶら下がった姿は、とってもユニークです。
そんなフクシアの花言葉は、「お洒落」・「センスがいい」・「恋の予感」です。
「お洒落」や「センスがいい」は、この花がまるでイヤリングのようにも見えることに由来しています。
英語では、この植物は「Lady’s Eardrop(婦人の耳飾り)」とも呼ばれているんですよ。
そして、「恋の予感」とは、そんなイヤリングをつけてウキウキ知る心情を表した言葉です♪
5月18日の誕生花と花言葉「バイカウツギ」
5月18日の誕生花は、「バイカウツギ」です。
バイカウツギは、漢字で「梅花空木」と書きます。
これは、ウメのような花を咲かせる、中が空洞な茎を持つ木という特徴を表しているんですよ。
原産地は日本で、別名を「サツマウツギ(薩摩空木)」ともいいます。
そんなバイカウツギの花言葉は、「気品」・「回想」です。
ウメに似た姿を持つバイカウツギの白い花は、「気品」に溢れています。
そしてこの花からほんのりと芳しい香りが漂い、それが記憶に刻まれることから「回想」という花言葉が付けられたんですよ。
バイカウツギは香水にも使われているので、香り好きなお友達ヘのプレゼントにもオススメです♪
5月19日の誕生花と花言葉「サツキ」
5月19日の誕生花は、「サツキ」です。
サツキは、漢字では「皐月」と書きます。
これは旧暦の皐月(5月)に、白・ピンク・赤・黄などの花を咲かせることから来ている名前なんですよ。
同じツツジ科ツツジ属には、サツキと似た花を持つツツジがあります。
こちらはサツキより開花時期が早く、葉っぱや花が大きめです。
そんなサツキの花言葉は、「節制」です。
これは、この植物が山奥や渓流の岩肌など、厳しい自然の中で育つ特徴を持っていることにちなんでいるんですよ。
5月20日の誕生花と花言葉「ミヤマカタバミ」
5月20日の誕生花は、「ミヤマカタバミ」です。
ミヤマカタバミは、カタバミ科の植物です。
漢字では「深山片喰」と書き、春に山地で白い花を咲かせます。
「片喰」とは、葉っぱがまるでかじられたように一部が欠けているということを表しているんですよ。
そんなミヤマカタバミの花言葉は、「母の優しさ」・「喜び」です。
カタバミやクローバーなどの3つ葉を持つ植物は、キリスト教では「三位一体」(神・キリスト・聖霊は一体であるということ)という教えを象徴する存在です。
「母の優しさ」や「喜び」という言葉は、これにちなんだ聖母マリアやキリストの復活から生まれたものなんですよ。
5月21日の誕生花と花言葉「フジ」
5月21日の誕生花は、「フジ」です。
フジは漢字で「藤」と書く、マメ科の植物です。
日本では、薄い紫色のことを「藤色」といい、これはこの花の色に由来します。
フジは万葉集の歌の題材に使われたり、藤原氏をはじめとした苗字に取り入れられたり、日本人と非常に関わりの深い植物でもあるんですよ。
また、美しくたおやかな日本女性は、フジの花に例えられます。
そんなフジの花言葉は、「優しさ」・「決して離れない」・「恋に酔う」です。
「優しさ」とは、フジの花の優雅な様から付けられたものです。
また、フジは木などにしっかりと絡みついて成長していくことから「決して離れない」、さらに「恋に酔う」という花言葉が生まれたんですよ。
5月22日の誕生花と花言葉「レモン」
5月22日の誕生花は、「レモン」です。
レモンの原産地はインドで、「Limbu」というヒンディー語がこの名前の語源となっています。
学名は「シトラス」といい、これは「Citrus(シトロンの木)」というラテン語から来ているものなんですよ。
レモンといえば、酸味のある黄色い果実をまず思い浮かべることでしょう。
この植物は、可愛らしい白い花を春から秋にかけて咲かせます。
果実のイメージとは違い、この花は甘い香りを辺りに漂わせるんですよ。
そんなレモンの花言葉は、「香気」・「熱情」です。
これらの花言葉は、レモンの持つ香りや酸味にちなんだものなんですよ。
5月23日の誕生花と花言葉「カルセオラリア」
5月23日の誕生花は、「カルセオラリア」です。
カルセオラリアは、アンデス山脈の高山で育つ植物です。
和名を「キンチャクソウ(巾着草)」ともいい、これは黄や赤色の花がまるで巾着袋のような変わった形をしていることが由来なんですよ。
そんなカルセオラリアの花言葉は、「援助」・「私の財産を捧げます」です。
これらは、この花の独特な形が元となっている花言葉です。
巾着袋のような形から財布のイメージが連想され、「援助」という意味がつけられました。
また「私の財産を捧げます」も、同様の理由から生まれたものなんですよ。
人にこの花をあげるときは、花言葉にちょっと注意したいですね…!
5月24日の誕生花と花言葉「ヘリオトロープ」
5月24日の誕生花は、「ヘリオトロープ」です。
ヘリオトロープとは、「Helios(太陽)」と「Trope(向く)」というギリシャ語が由来となっています。
これは、この花が太陽の方向に向けて開花することにちなんでいるものなんですよ。
ヘリオトロープの花言葉は、「献身的な愛情」・「夢中」です。
これらは、ギリシャ神話が元となっています。
水の精クリティは、太陽の神アポロンに恋します。
しかし、当のアポロンは王女レウトコエという恋人がおり、クリティは嫉妬に狂い、王女の父親にその事実をこっそり告げます。
そして怒った父王は、なんとレウトコエを生き埋めにしてしまいました。
このことで自分自身をはじたクリティは、9日間ひたすら地上に座り込んだまま太陽を見つめ続けます。
そしてついに、彼女はヘリオトロープの花へと変わってしまいました…。
5月25日の誕生花と花言葉「アスパラガス」
5月25日の誕生花は、「アスパラガス」です。
アスパラガスは、「Sparasso(引き裂く)」というギリシャ語が由来となっています。
これは、葉っぱがまるで引き裂かれたような形をしている品種があることにちなんでいます。
野菜としてのアスパラガスをご存知の人も多いと思いますが、この植物は黄緑色の釣鐘状の小花を咲かせるんですよ
アスパラガスが日本にやってきたのは、江戸時代。
当時は観賞用として育てられていました。
食用のアスパラガスが日本に伝わったのは、明治時代の事なんですよ。
アスパラガスの花言葉は、「無変化」・「私が勝つ」です。
「無変化」とは、アスパラガスがいつも青々と茂っている様子から付けられた言葉です。
そして「私が勝つ」とは、茎にトゲがあるがあることが由来となっているんですよ。
5月26日の誕生花と花言葉「オリーブ」
5月26日の誕生花は、「オリーブ」です。
オリーブはモクセイ科の植物で、原産地は地中海地方です。
学名を「Olea」といい、この名前はラテン語で、この木と実を指すんですよ。
オリーブの花言葉は、「知恵」・「平和」です。
「知恵」とは、ギリシャ神話の知恵の女神アテネが、ポセイドンとの都市の所有権をかけた争いの時に植えたのがオリーブの木だったことに由来します。
また、「平和」とは、旧約聖書のノアの方舟の話にちなみます。
神が大洪水を起こしたあと、方舟の中に避難していたノアは鳩を外に放ちます。
その鳩がオリーブの葉っぱを加えて戻ってきたという逸話から、この植物は平和のシンボルとなったんですよ。
5月27日の誕生花と花言葉「マトリカリア(ナツシロギク)」
5月27日の誕生花は、「マトリカリア(ナツシロギク)」です。
マトリカリアは、ヨーロッパでは古くからハーブとして愛用されてきた植物で、カモミールに似た白い花を咲かせます。
効能としては、解熱・関節痛や頭痛の緩和などがあり、「フィーバーフュー」という名前で市販されていることもあります。
またキク科のこの植物は、日本ではナツシロギク(夏白菊)とも呼ばれています。
そんなマトリカリアの花言葉は、「集う喜び」・「鎮静」です。
「集う喜び」とは、小さな花が集まって咲く姿にちなんだものです。
また「鎮静」とは、マトリカリアが薬草として用いられてきたことに由来しているんですよ。
プレゼントに、このハーブティーもオススメです♪
5月28日の誕生花と花言葉「カキオドシ(カントリソウ)」
5月28日の誕生花は、「カキドオシ(カントリソウ)」です。
カキドオシは、漢字では「垣通し」と書きます。
これは、花の時期が終わるとまっすぐ立っていた茎が倒れ、まるで垣根を超えるようにツタのように地面を這っていく様子から付けられた名前です。
別名をカントリソウ(癇取草)ともいい、これは子供の癇の虫に効果があると言われていることに由来しているんですよ。
そんなカキドオシの花言葉は、「楽しみ」・「享楽」です。
これらは、気ままに自由にツルを伸ばしていくカキドオシの姿にちなんだものなんですよ。
ちなみにカキドオシは、「連銭草(レンセンソウ)」という名前で生薬としても使われています。
これは、消炎・利尿効果などがあります。
5月29の誕生花と花言葉「スイカズラ(ハニーサックル)」
5月29日の誕生花は、「スイカズラ(ハニーサックル)」です。
スイカズラは、漢字で「吸葛」と書きます。
これは、この花の根元にたまっている蜜を吸って味わうということから来ている名前です。
また別名をハニーサックルといい、これはミツバチがこの花の蜜を吸うことにちなんでいるんですよ。
またスイカズラの花は独特な形と性質を持っていて、最初は白ですが、時が経つと黄色へと変化していきます。
そんなスイカズラの花言葉は、「献身的な愛情」・「愛の絆 」です。
スイカヅラは、ツルを使って周りの植物に絡みつきます。
そんな様子が、これらの花言葉の由来となっているんですよ。
5月30日の誕生花と花言葉「エキザカム」
5月30日の誕生花は、「エキザカム」です。
エキザカムは、「Ex(外へ)」と「Ago(出す)」というギリシャ語から来ている名前です。
これは、この植物には解毒の効果があると信じられていたことに由来しています。
また和名を「ベニヒメリンドウ(紅姫竜胆)」といい、この花がリンドウの花びらと似た色を持つことから来ているんですよ。
そんなエキザカムの花言葉は、「愛のささやき」・「あなたの夢は美しい」です。
エキザカムの花や葉っぱ小さく、愛らしい姿をしています。
それらが寄り集まっている様子から、「愛のささやき」という言葉が連想されました。
また、「あなたの夢は美しい」というのは、青紫色の美しい花びらの色にちなんでいるんですよ。
5月31日の誕生花と花言葉「カラー」
5月31日の誕生花は、「カラー」です。
カラーは、「Calla(美しい)」というギリシャ語が語源となっています。
この植物の白い花びらのように見える箇所は、実は「仏炎苞(ぶつえんほう)」という葉っぱの一種です。
その真ん中にある黄色い棒状のものが、小花の集まりなんですよ。
カラーはミズバショウと同じサトイモ科で、これに属する植物の持つ特徴の1つです。
そんなカラーの花言葉は、「乙女のしとやかさ」・「華麗な美しさ」です。
これらは、清楚な魅力を持っているこの植物の語源にちなんだ花言葉となっています。
まとめ
5月の誕生花は、
サツキをはじめとした季節を感じさせる花もあれば、
アスパラガスのような野菜と知られているものの花もあって面白いですね。
さて、あなたのお友達の誕生花はどんな花でしたか?
誕生花をモチーフにしたグッズのプレゼントもおすすめですよ。
ぜひ、贈り物のヒントにしてみてくださいね♪
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