カフェインは妊娠中には良くないと聞きますよね。
今あなたは、カフェインが妊娠中でも大丈夫なのか気になって手元か、ネットでカモミールを購入しようとしているはずです。
そこで今回は、
- カモミールと紅茶のカフェイン含有量
- カモミールの効能効果
- 妊娠中に飲んでいいのか?ダメなのか?
これらについて詳しくお話していきます。
妊娠中はカフェインが気になりますよね。
紅茶は好きだけどカモミールティーがいいって聞いたから飲んでみたいし・・・
カフェインは大丈夫かなぁ?
そんなことを思っているあなたの悩みは最後まで読み進めばきっと解決します。
それでは早速、「カモミールと紅茶のカフェイン含有量」から見ていきましょう。
カモミールと紅茶のカフェイン含有量
最初に、一番気になるカモミールと紅茶のカフェイン含有量についてそれぞれ見ていきましょう。
紅茶に関してはカップ1杯のカフェイン量も書いていますので飲むときの参考になりますよ。
カモミールのカフェイン含有量
カモミールのカフェイン含有量は0(ゼロ)です。
「ノンカフェイン」ということになります。
と思ったあなた。
ちょっと待ってください。
妊婦さんがカフェインを飲んではいけないと言われていますが、実際は摂取量を守れば飲んでいいのと同じように、カモミールでもノンカフェインだから大丈夫!という独り歩きしている部分があります。
ですので、下記でノンカフェインでもあまりお勧めしない理由をお話するので読み進めてください。
先に紅茶のカフェイン含有量をお話しますね。
紅茶のカフェイン含有量
紅茶のカフェイン量は、
カップ1杯に使う茶葉が約2g~5gの場合。
「約30mg~50mg」のカフェインが含まれます。
つまり、紅茶はカップ1杯で約30mg~50mgのカフェインを摂取していることになります。
ちなみに「コーヒー」の場合。
カップ1杯(180ml)に対して約10gのコーヒー豆を使用したとします。
すると、カフェイン含有量(カップ1杯あたり)約60~100mgです。
紅茶よりもコーヒーの方がカップ1杯に含まれるカフェインが多いということです。
紅茶もコーヒーも、品種や抽出方法によって含まれるカフェインの量は変わってくるので厳密に比べることはできませんが、大体このような量になります。
それでは、妊娠中にノンカフェインだから大丈夫ではない理由をもう少し詳しく知るために、カモミールの効能と効果を少し見ていきましょう。
カモミールの効能効果は?
カモミールと紅茶の含まれるカフェインの量についてお話ししました。
そしてカモミールの効能効果は、
- 安眠効果
- 抗酸化作用による美肌効果
- リラックス効果
- 消化促進
- アレルギー症状の緩和
- 発汗作用
- 抗炎症作用
- 鎮静(鎮痛)作用
- 鎮痙作用
- 興奮抑制
- 神経・筋肉疲労の緩和
- お腹の張りの解消
- 血行促進(冷え性改善)
- 利尿作用
- 生理痛・PMSなどの緩和
など沢山あります。
ドイツでは治療目的で、医薬品で使われるなどポピュラーなカモミール。
人気の絵本「うさぎのピーターラビット」でも腹痛の時にカモミールティーを飲むシーンがあるほどです。
しかし、飲み方が大事です。
ノンカフェインだから妊娠中にいいわけではない
そう思ってたくさん飲んだらどうなるでしょうか?
実は、カモミールには「子宮収縮作用」があります。
これは2017年から話題になっている「バタフライピー」にもあります。
そうなんです。
ノンカフェインでも、子宮を収縮させてしまう作用があるため妊娠中にはあまりお勧めできないんです。
特に、胎盤が安定しない妊娠中の初期~中期には控えたほうがいいでしょう。
バタフライピーについてはこちら
カモミールは絶対にだめというわけではない
だからと言って全く飲んではいけないというわけではありません。
妊娠初期から中期にかけては避けたほうがいいですね。
私の知り合いのお話ですが、予定日よりかなり時期が後にズレたので、少しカモミールティーを飲んで「子宮収縮作用」を逆に利用したという方がいました。
確かに理にかなっていますよね。
それを聞いた時に、そういう考え方もあるんだ・・・と思いました。
何が一番いけないかというと、無理して我慢したり、気にして飲んで、ストレスが溜まることなんです。
初期から中期には避けたほうがいいと言われていますが、どうしてもカモミールティーが飲みたいとき、その気持ちを我慢する方が身体によくありません。
実際に、レストランで提供されたカモミールティーを子宮収縮作用のことを知りつつも飲まれている妊婦さんを何人も知っています。
でも、やはり何杯も飲むということはしません。
週末の友人とのランチ、食後にカモミールティーを1杯。
そのくらいでした。
ですので、ノンカフェインのカモミールを飲むときに一番考えなければいけないのは自分にストレスを溜めない事。
これを覚えておいてください。
また、カモミールはキク科ですので、菊アレルギーの方は使わないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、カモミールと紅茶のカフェイン含有量について
- カモミールと紅茶のカフェイン含有量
- カモミールのカフェイン含有量
- 紅茶のカフェイン含有量
- カモミールの効能効果は?
- ノンカフェインだから妊娠中にいいわけではない
- カモミールは絶対にだめというわけではない
これらをお話しました。
そうですね。
でも、量さえ気を付ければ大丈夫です。
それが気になってストレスになるならやめましょう。
逆に飲まないことがストレスになるのであれば少しだけ飲んだり香りを楽しみましょう。
妊娠中の一番の敵はストレスですから。
また、カフェインも摂取量を守れば妊娠中でも問題ありません。
「コーヒーは1日に2杯くらいまでなら大丈夫」ですので、それよりカフェイン量の少ない紅茶は、1日に3杯ほどなら大丈夫ですね。
ただし、カフェインの摂取量は1日100mg以下にしましょう。
100mgを超えると未熟児の子どもが生まれるリスクが20%~50%高くなります。
気を付けてくださいね。
カフェイン量について気になる方は、ミント関連の記事ですがコーヒーを例に妊婦さんが摂取していい量などをかなり詳しく書いているので、こちらをぜひ一度ご覧ください。
今回のお話があなたのお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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