コーンフラワー(ヤグルマギク)とは?青い花のキク科のハーブ|ハーブティーでの使われ方と、秋まきの育て方

青いコーンフラワー(ヤグルマギク)の花と、花びら入りの紅茶 ハーブ名・種類一覧

ハーブティーや紅茶の茶葉の中に、ぽつぽつと見える鮮やかな青い花びら。それがコーンフラワーです。

コーンフラワーは、日本では「ヤグルマギク(矢車菊)」と呼ばれる花です。

コーンフラワー

この記事では、コーンフラワーの正体と、お茶での使われ方、育て方をまとめました。

先に結論

コーンフラワーは、キク科の一年草。和名はヤグルマギク(矢車菊)です。

乾かした青い花びらは、お茶の彩りとして使われます。香りや味はほとんどありません。

秋(9〜10月)に種まきすると、翌年の春から初夏に咲きます。

コーンフラワーは、どんな花?

  • 学名……Centaurea cyanus
  • 科……キク科ヤグルマギク属
  • 原産……ヨーロッパ東南部
  • 分類……一年草(秋まきで冬を越す二年草として扱うことも)
  • 花の時期……春から初夏(4〜6月ごろ)
  • 花の色……青藍色が代表。ピンク、白、えんじ色などの品種も
  • 英名……コーンフラワー(cornflower)、ブルーボトル
いろはちゃん

「矢車菊」って、どうしてそんな名前なの?

ハーブティー博士

花の形が、こいのぼりの竿の先で回る「矢車」に見えるからなんです。学名のCentaureaは、ギリシャ神話のケンタウロスにちなむと言われていますよ。

★「ヤグルマソウ」とは別の植物

コーンフラワーは「ヤグルマソウ」と呼ばれることもありますが、日本の山に生える、ユキノシタ科の「ヤグルマソウ」という別の植物があります。

まちがえないように、コーンフラワーは「ヤグルマギク」と呼ぶのがよいとされています。

コーンフラワーの使われ方

  • 紅茶・ハーブティーのブレンド……乾かした青い花びらを混ぜて、見た目の彩りに
  • エディブルフラワー……食用に育てた花を、サラダやお菓子の飾りに
  • 切り花・ドライフラワー……切り花やドライフラワーとしても楽しまれている

花びらそのものには、香りや味はほとんどありません。お茶では、香りより色を楽しむために使われることが多いハーブです。

青い色のハーブティーなら、バタフライピーやマロウブルーもあります。食べられる花についてはエディブルフラワーの記事でもご紹介しています。

いろはちゃん

いつものお茶に青い花びらが入るだけで、ぐっと華やかになるね!

★育て方:秋まきがおすすめ

  • 種まき……秋(9〜10月)。寒さに強く、ふつうは霜よけもいらない
  • 場所……日当たりと水はけのよい場所
  • 水やり……地植えなら、根づいたあとはほとんど不要。鉢は土の表面が乾いたらたっぷり
  • 花……翌年の春から初夏に咲く。咲き終わった花を摘むと、次の花が咲きやすい

秋に種をまいて冬を越させると、春に株が大きく育ち、花がたくさん咲きます。

気をつけたいこと

知っておきたいこと

  • コーンフラワーはキク科です。キク科の植物(ブタクサ、ヨモギ、カモミールなど)にアレルギーのある方は注意してください
  • 食べたりお茶にしたりするのは、食用として売られているものか、農薬を使わずに育てた花だけにする。花屋さんや園芸用の花は、食べるためのものではありません
  • 妊娠中・授乳中の方、お薬を飲んでいる方は、お茶で毎日たくさんとる前に医師に相談してください
  • コーンフラワーは食品で、医薬品のように国の審査で効果が認められたものではありません

まとめ

  • コーンフラワーはキク科の一年草。和名はヤグルマギク
  • ユキノシタ科の「ヤグルマソウ」とは別の植物
  • お茶では、青い花びらを彩りとして使う。香りや味はほとんどない
  • 秋(9〜10月)に種まきで、春から初夏に花
  • 食べるのは、食用や無農薬の花だけ。キク科アレルギーに注意

ひとつまみの青い花びらで、お茶の時間が華やかに。秋に種をまいて、春の青い花を楽しんでみてください。

ほかのハーブについてはハーブの種類・名前一覧図鑑にまとめています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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