ローズマリーとは?香りなどの特徴や季節、開花時期、意味や由来まとめ

ローズマリーとは?香りなどの特徴や季節、開花時期、意味や由来まとめ ローズマリー

 

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ローズマリーってどんなハーブなんだろう?

名前の由来とか意味とか知りたいなぁ。

 

と思ったあなたに今回は

「ローズマリ―とは何か」について

  • 香りなどの特徴
  • 名前の由来・意味
  • 歴史・伝説

 

などをお話します

 

なぜ「ローズマリー」と呼ばれているのか。

どうして「若返りのハーブ」と呼ばれているのか。

 

最後まで読み進めるとその理由が分かりますよ。

 

それでは早速「ロ―ズマリ―とは」を見ていきましょう!

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ロ―ズマリ―とは

ローズマリー

名前 ローズマリー
英語/学名 Rosmarinus officinalis
和名 マンネンロウ(万年朗)、メイテッコウ(迷迭香)
別名
栽培難易度
★1~5
★初心者向け
原産地 地中海沿岸地方
何科・属 シソ科マンネンロウ属
形態 多年草
分類 常緑低木
草丈 30cm~1m~2m(品種による)
種まき・苗植え 3~4月(5月)/9~10月
開花時期 11月~5月
花の色 青,白,ピンク,薄紫
耐寒性 普通~強い
耐暑性 強い
主に使用する部分
用途 料理、ハーブティー、アロマ、グラウンドカバー、クラフトなどの飾りなど
効能 血行促進、抗うつ作用、抗酸化作用、収れん作用、胆汁分泌促進作用、鎮痙作用
効果 血液の循環を良くし、集中力や記憶力の向上に役立つ。肌を引き締めて老化防止にもなる。また、筋肉やリウマチなどの痛みを和らげる作用もある。
成分 タンニン、苦味質、カフェ酸、ロスマリン酸(フェノール酸の一種)フラボノイド、クロロゲン酸など
注意点 妊娠中の人は飲用しない。
高血圧の人は多量飲用、長期飲用を避ける。

 

ローズマリーは地中海沿岸が原産で、南ヨーロッパを中心に世界中で栽培されるようになりました。
病害虫の発生もあまりないことから初心者にも育て安いハーブです。

品種によっては四季咲き性の品種もあります。

耐寒性はあり、品種によっても差はありますが-10℃~-5℃くらいの温度に耐えます。

 

それでは、そんなローズマリーの特徴などを見ていきましょう。

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ローズマリーの特徴

ローズマリーの特徴は、爽やかな香り
そして、その香リハリフレッシュとリラックス効果が高く、料理から美容まで幅広く利用されます。

ミントのように脳を活性化する効果を持っていますが、香りはまた違う爽やかさで、料理にとても合います。

ローズマリー自体の寿命は長く、しっかりと手入れをして育てれば数十年以上育てることができます。

また「寿命」という言葉に関係しますが「若返りのハーブ」とも呼ばれ、集中力や記憶力アップの脳の活性化に役立ちます。

強い抗酸化作用のあるロスマリン酸による肌のハリをよくする効果などがあり人間の寿命を伸ばすハーブとしても期待されています。

 

ローズマリー自体は高さ60~120cmの半耐寒性常緑小低木。

大きいものは2m前後まで育てることもできます。

線状の葉っぱは松のようにも見え、光沢があり分岐する枝に対に生えています。

 

開花の季節は、初春と秋。

秋から春にかけて温かくなり始めた時から何度も青や白、ピンクなどの花を咲かせます。

 

ローズマリーには、

  • 空に向かって育つ「立性(たちせい)」
  • 地面をはうように育つ「匍匐性(ほふくせい)」
  • 両方を併せ持つ「半匍匐性」

 

があります。

匍匐性は、「這性(はいせい)」とも言います。

 

花の色や樹形が違い、名前も色々とありますが皆同じ種類です。

 

語源・意味と由来

ローズマリーの名は、聖母マリアの伝説に由来していると言われています。

聖母マリアがヘロデ王の軍隊に追われ、幼いキリストとエジプトに逃げる途中、青いマントを白い花の咲く灌木(かんぼく/低木のこと)にかけて眠ったところ、朝には花がマリアの清らかさを象徴する青色に変わっていたのです。

そこから「ローズ・オブ・マリー(マリアのバラ)」と呼ぶようになったとも言われています。

 

また、ローズマリーは青紫色や青白色の雫型の小さな花をつけるため学名はラテン語で「海の雫(しずく)」を意味します。

 

日本では「万年郎・万年朗(マンネンロウ)」と和名で呼ばれています。

これは“永遠の青年”という意味で「若さを保つ薬草」として利用されてきたことからそう呼ばれています。

 

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歴史・伝説

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ローズマリーの歴史は古く、医学で使用された中で最も古い植物の一つと言われています。

古代エジプトでは墳墓から発見され、古代ギリシアやローマ時代から優れた薬効があると知られていました。

防虫、防腐効果もあるためお墓に入れたり、飾る習慣もあったようです。

 

中世のフランスの病院では、伝染病予防のために焚かれていた事もあります。

 

14世紀では、イギリスで疫病が流行ったときにイングランド王のエドワード3世に嫁いだ娘の身を案じて、その母がローズマリーの枝を送ったという話もあります。

 

また、常緑で香りがいつまでも残ることから、中世では「不変の愛」と「忠誠」のシンボルとされていました。

そしてヨーロッパでは魔除けのハーブとして、伝統的な祭礼や儀式に使われています。

 

日本には、江戸時代前期~中期の画家「狩野常信(かのうつねのぶ)」が「ろうつまれいな」の名前で写生していたので江戸中期までには渡米していたと考えられています。

 

若返りのハーブと呼ばれる理由

現在では実際に実証実験が行われて結果が出ていますが、昔から記憶力を高め、脳を活性化させる効果があると言われていました。

また、リウマチや筋肉痛を改善し、肌のハリをよくする効果などがあり、若さを保って老化を防ぐ植物として本に記されていたんです。

その代表的な逸話があります。

 

ハンガリーウォーター

中世ヨーロッパに伝わるローズマリーを使った
「ハンガリーウォーター」

これは「王妃の水」をも呼ばれています。

 

中世のハンガリーでは晩年に麻痺や通風を患っていたハンガリー王妃がローズマリーを使った芳香水を使ったところ、健康と若々しい美貌を取り戻して隣国ポーランドの王子にプロポーズされたという逸話があります。

 

その他にも様々な伝説を生んでいるローズマリーには多くの効用があるとされ、精油などを使ったハンガリーウォーターのレシピが受け継がれています。

 

ローズマリーの花言葉

ローズマリーの花言葉は13個ほどあります。

それらに共通するのは「愛」です。

その中でも有名なのは「思い出」

 

結婚式にも使うことができます。

 

ローズマリーの花言葉についてはこちらに詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

まとめ

いかがでしたか。

今回は「ロ―ズマリ―とは」について

  • ローズマリーの特徴
  • 語源・意味と由来
  • 歴史・伝説
  • 若返りのハーブと呼ばれる理由
  • ハンガリーウォーター
  • ローズマリーの花言葉

 

これらをお話ししました。

 

ローズマリーの名前の由来が「ローズ・オブ・マリー(マリアのバラ)」、聖母マリアから来ていることに驚きましたね。

そして、数々の伝説を残していることで「若返りのハーブ」と呼ばれていることも分かりました。

 

実はローズマリーは、若返りというだけではなくシェイクスピアの物語にも登場するほど一目置かれたハーブだったんですよ。

それは花言葉の記事をぜひ読んでみてください。

脳の働きや肌、料理とはまた違う視点で花言葉が残っていることが分かります。

 

「愛」という意味をもったローズマリー。

ぜひ、覚えておいてくださいね。

 

今回のお話があなたのお役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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