マテ茶とは?南米で毎日飲まれるお茶|グリーンとローストの違い・淹れ方と、カフェイン・熱すぎる温度の注意

マテ茶の容器とボンビージャ、マテ茶とマテの葉 ハーブ名・種類一覧

ハーブティーの棚に並んでいることも多い「マテ茶」。南米では、日本の緑茶のように毎日飲まれているお茶です。

ハーブティーの仲間として売られていても、マテ茶はカフェインを含みます。

マテ茶

この記事では、マテ茶の正体と淹れ方、飲むときに知っておきたいことをまとめました。

先に結論

マテ茶は、南米生まれのモチノキ科の木「マテ」の葉からつくるお茶です。

グリーンマテ(青みのある味)とローストマテ(香ばしい味)があります。

カフェインを含むので、妊娠中の方や子どもは飲む量に気をつけて。また、とても熱い温度で飲まないことも大切です。

マテ茶は、どんなお茶?

  • 学名……Ilex paraguariensis
  • 科……モチノキ科モチノキ属(緑茶や紅茶のチャノキとは別の植物)
  • 原産……南米(パラグアイ・アルゼンチン・ブラジル南部など)
  • 使う部分……葉と細い枝を乾かして、細かくしたもの
  • カフェイン……含む(食品安全委員会の資料でも、カフェインを天然に含む食品として挙げられている)
いろはちゃん

えっ、マテ茶ってカフェインが入ってるの!?ハーブティーだからノンカフェインだと思ってた!

ハーブティー博士

そう思っている方は多いんです。チャノキとは別の植物ですが、マテの葉にもカフェインが含まれます。量は茶葉の量や淹れ方で大きく変わるので、「カフェインのあるお茶」として飲むのが安心ですよ。

ノンカフェインのお茶を探している方は、ルイボスティーもあわせてご覧ください。

★グリーンマテとローストマテの違い

  • グリーンマテ……葉をそのまま乾かしたもの。青みのある、すっきりした苦み。南米で飲まれているのは主にこちら
  • ローストマテ……葉を焙煎したもの。麦茶やほうじ茶のような香ばしさで、日本では飲みやすいと人気

はじめての方は、香ばしいローストマテのほうがなじみやすいかもしれません。

南米での飲み方

南米では、ひょうたんなどで作った専用の容器に茶葉をたっぷり入れ、お湯を注いで、「ボンビージャ」という茶こしのついた金属のストローで飲みます。

同じ茶葉にお湯を何度も足しながら、家族や友人と回し飲みする習慣もあります。パラグアイでは、冷たい水で入れる「テレレ」も親しまれています。

いろはちゃん

みんなで回し飲みするなんて、楽しそう!

マテ茶の淹れ方(ティーポットで)

基本の淹れ方(1杯分)

  • 茶葉ティースプーン1杯(2〜3g)、またはティーバッグ1つ
  • お湯150〜200mlを注ぎ、3〜5分蒸らす
  • 少し冷ましてから飲む
  • 水出しにするなら、冷蔵庫で数時間置く

★飲むときに気をつけたいこと

とても熱い温度で飲まない

世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は、65℃をこえるとても熱い飲みものについて、食道がんの原因になるおそれがあると評価しています。南米ではマテ茶を70℃ほどの熱い温度で飲む習慣があり、温度が高いほど食道がんのリスクが高かったという調査をもとにしたものです(IARCの発表資料)。

一方で、とても熱くはないマテ茶については、がんとの関係を判断できる証拠はないとされています。IARCは、問題は飲みものそのものより温度にあるようだとしています。

マテ茶にかぎらず、熱いお茶は少し冷ましてから飲みましょう。

カフェインに気をつけたい方

知っておきたいこと

  • 妊娠中・授乳中の方……コーヒーや緑茶など、ほかの飲みものと合わせたカフェインの量に気をつけてください。イギリスの食品基準庁は、妊娠中のカフェインを1日200mgまでとしています(食品安全委員会の資料)
  • 子ども……カフェインの入った飲みものとして考え、たくさん飲ませない
  • 夜……眠りにくくなることがあるので、寝る前は控えめに
  • お薬を飲んでいる方、心臓の病気などでカフェインを控えるように言われている方は、医師に相談してください
  • マテ茶は食品で、医薬品のように国の審査で効果が認められたものではありません

妊娠中のお茶選びについては、カモミールティーと妊娠中の記事でもまとめています。カフェインのあるお茶では、ジャスミン茶もご紹介しています。

まとめ

  • マテ茶は、南米生まれのモチノキ科の木「マテ」の葉のお茶
  • グリーンマテはすっきり、ローストマテは香ばしい
  • ハーブティーの棚にあっても、カフェインを含む
  • 65℃をこえる熱い温度で飲まない。少し冷ましてから
  • 妊娠中・授乳中・子どもは、カフェインの量に気をつける

少し冷まして、ゆっくり一杯。南米の人たちの毎日のお茶を、気軽に楽しんでみてください。

ほかのハーブについてはハーブの種類・名前一覧図鑑にまとめています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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