ハーブティーのブレンドや、パウンドケーキ、チョコレートのお菓子に入っているオレンジピール。
オレンジピールは、その名のとおり「オレンジの皮(peel)」です。

この記事では、オレンジピールの種類と使い方、手作りするときの皮の選び方をまとめました。
先に結論
オレンジピールはオレンジの皮。乾かしたものはハーブティーに、砂糖で煮たものはお菓子に使います。
みかんの皮を乾かした「陳皮(ちんぴ)」とは、もとの果物がちがいます。
手作りするなら、防かび剤の表示を確かめて皮を選びましょう。
オレンジピールには2つのタイプがある
- 乾燥オレンジピール……皮を乾かして刻んだもの。ハーブティーや紅茶のブレンドに。さわやかな香りと、ほのかな苦み
- オレンジピールの砂糖漬け(ピール煮)……皮を砂糖で煮たもの。パウンドケーキ・チョコレート・パンなどのお菓子に

同じ「オレンジピール」でも、お茶用とお菓子用があるの?

そうなんです。お茶に使うのは乾かした皮、お菓子に使うのは砂糖で煮た皮のことが多いですね。買うときは、どちらのタイプかを確かめてくださいね。
「陳皮(ちんぴ)」とのちがい
よく似たものに「陳皮(ちんぴ)」があります。
- オレンジピール……オレンジの皮
- 陳皮……温州みかんなどの皮を乾かしたもの。七味唐辛子に入っていたり、漢方の生薬としても使われたりする
どちらも柑橘の皮ですが、もとの果物がちがいます。
★ハーブティーでの使い方
乾燥オレンジピールは、単体よりもほかのハーブや紅茶とブレンドして使うことが多いハーブです。
淹れ方の目安(1杯分)
- 乾燥オレンジピールはひとつまみ(0.5g前後)。ほかのハーブに少し足すくらいから
- 熱湯150〜200mlを注ぎ、3〜5分蒸らす
- 入れすぎると苦みが強くなる

いつもの紅茶にひとつまみなら、すぐに試せそう!
スパイスを合わせた紅茶なら、チャイの記事もどうぞ。ハーブティーの基本の淹れ方はハーブティーの入れ方にまとめています。
★手作りするときは、皮の選び方に注意
オレンジの皮を自分で乾かしたり、砂糖で煮たりする方もいます。そのときに知っておきたいのが防かび剤です。
輸入のオレンジなどの柑橘類には、長い輸送の間にカビが生えないよう、防かび剤(防ばい剤)が使われていることがあります。使われている場合は、包装や、ばら売りなら値札などに「防ばい剤(イマザリル)」のように表示することが求められています(東京都の資料)。
皮を使うときのポイント
- 皮まで使うなら、防かび剤の表示がないものや、国産のものを選ぶと安心
- 使う前に、流水でよく洗う
- 買うときに表示が見当たらないときは、お店の人に確かめる
お茶やお菓子に皮まで使うなら、果物選びから。表示をひと目見るだけで、安心して使えます。
気をつけたいこと
知っておきたいこと
- 柑橘類にアレルギーのある方は注意してください
- 柑橘の皮の精油(エッセンシャルオイル)には、肌につけて日光に当たると、かぶれやしみの原因になる成分を含むものがあります。精油を肌に使うときは、表示をよく確かめてください
- 妊娠中・授乳中の方、お薬を飲んでいる方は、お茶で毎日たくさんとる前に医師に相談してください
- オレンジピールは食品で、医薬品のように国の審査で効果が認められたものではありません
まとめ
- オレンジピールはオレンジの皮。乾燥はハーブティーに、砂糖漬けはお菓子に
- 陳皮は、みかんの皮を乾かしたもの。もとの果物がちがう
- ハーブティーでは、紅茶やルイボス、シナモンとブレンド。入れすぎると苦い
- 手作りするなら、防かび剤の表示を確かめ、よく洗う
ひとつまみの皮で、お茶がぱっと明るい香りに。いつもの一杯に、オレンジの香りを足してみてください。
ほかのハーブについてはハーブの種類・名前一覧図鑑にまとめています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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