ラベンダーの花言葉を調べると、「沈黙」「疑惑」「不信感」といった言葉が出てきます。
あんなにやさしい色と香りの花なのに、少し意外ですよね。

この記事では、ラベンダーの花言葉と、その由来をまとめました。
先に結論
ラベンダーの花言葉は「沈黙」「私に答えてください」「期待」「不信感」「疑惑」。
英語では「devotion(献身的な愛)」「silence(沈黙、静寂)」「distrust(疑惑)」。
名前はラテン語の「lavare(洗う)」から来ているといわれます。
ラベンダーの花言葉
- 沈黙
- 私に答えてください
- 期待
- 不信感
- 疑惑
前向きな言葉と、少しドキッとする言葉が同じ花に並んでいるのがラベンダーの特徴です。

「疑惑」って……。プレゼントにしたら、誤解されないかな?

花言葉は、ひとつの花にいくつもつくものです。どれを伝えたいかは、贈る人が選べばいいんですよ。あとで贈り方も見てみましょう。
英語の花言葉
西洋にも花言葉(Language of flowers)があり、ラベンダーには次の言葉がつけられています。
- devotion(献身的な愛)
- silence(沈黙、静寂)
- distrust(疑惑)
「献身的な愛」という、日本の花言葉にはない温かい言葉があるのが印象的です。「沈黙」と「疑惑」は、日本と西洋で共通しています。
「疑惑」「不信感」がついた理由
ちょっと怖い印象の花言葉には、いくつかの説があります。
「疑惑」は、ラベンダーが不思議なほど強い香りを放つことにちなむともいわれています。姿は控えめなのに、近づくとはっきり香る——そのギャップが、どこか信じきれない印象につながった、という見方です。
「沈黙」の由来は、はっきりとは分かっていません。落ち着いた香りのイメージと結びつけて語られることが多いようです。
花言葉は「その花の性質」ではありません
花言葉は、国や時代、言い伝えによってつけられてきた言葉遊びのようなものです。「疑惑」という花言葉があるからといって、ラベンダーに悪い意味があるわけではありません。
名前の由来は、ラテン語の「洗う」
ラベンダーの属名Lavandula(ラバンドゥラ)は、ラテン語の「lavare(洗う)」が語源とされています。
古代ローマの人々が、入浴のときにラベンダーをお湯に入れるのを好んだことにちなむといわれます。洗濯や沐浴にラベンダーを使っていた、という言い伝えもあります。
- 学名……Lavandula(ラベンダー属)
- 科……シソ科
- 原産……地中海沿岸
- 開花期……4月〜7月(種類によって異なる)
咲く時期は種類によってかなり違います。詳しくはラベンダーの時期はいつ?開花時期と見頃、摘みどきの目安にまとめました。
紫だけじゃない。ラベンダーの花の色と姿
ラベンダーといえば紫ですが、花の色は紫・白・ピンクがあります。種類によって、花の姿もかなり違います。
- イングリッシュラベンダー……鮮やかな紫の細い花穂。花の美しさと香りのよさでは随一とされる
- フレンチラベンダー……花穂の先にウサギの耳のような苞(ほう)がつく。赤みを帯びた紫の品種も
- デンタータラベンダー……葉のふちに細かい切れ込みが入る。香りはやや弱い
- ピナータラベンダー……花穂が3つに枝分かれする。レースラベンダーとも
フレンチラベンダーの「ウサギの耳」は、実は花ではなく苞葉(ほうよう)という葉の一種です。小さな花は、その下の花穂に並んで咲いています。
花言葉は、どの種類でも「ラベンダー」としてまとめて扱われるのが一般的です。贈る相手の好みに合わせて、色や姿で選んでも大丈夫です。
ラベンダーを贈るときは
花言葉を気にして贈るのをためらう方もいると思います。考え方はシンプルです。
贈るときのポイント
1. 伝えたい花言葉をひとつ選んで、カードに書き添える
2. 前向きな言葉なら「期待」や、英語の「devotion(献身的な愛)」
3. 花言葉より「いい香りだったから」という理由のほうが、素直に伝わることも多い
言葉を添えれば、受け取る側が迷いません。ほかの花と組み合わせるなら、ローズマリーの花言葉も結婚式などでよく使われています。

「献身的な愛」って書いたカードなら、もらってうれしいね。
育てて楽しむなら
ラベンダーは鉢ひとつからでも育てられるハーブです。ただし寒さには強く、暑さと湿気には弱いので、日本の夏を越すのが最初の関門になります。
枯らさないためのコツは、ラベンダーの育て方|枯れる原因は「蒸れ」と「根元の病気」で詳しくまとめています。
花の時期でなくても、香りを楽しむなら
ラベンダーの花が咲くのは、一年のうち限られた時期だけです。乾かせば香りを長く楽しめますが、生乾きだとカビますし、乾かしすぎると香りが飛ぶので、ここは意外と難しいところです。ラベンダーのハーブティーは入れすぎると苦くなるので、少量で使うのもコツです。
長野県飯田市山本のケーキとビストロ美城(みき)は、ハーブを育てて、乾かして、ブレンドするところまでを10年以上続け、商品として販売しているお店です。敷地内のハーブ畑で20種類以上を自家栽培し、全国に配送しています。
ラベンダーも、飯田の畑で育てたものが使われています。入っているブレンドは2つです。
⑦ 心身をリラックスさせる花の香りブレンド
ローズレッド(パキスタン産)/スペアミント(長野県飯田産)/ステビア(長野県飯田産)/ラベンダー(長野県飯田産)
※妊娠初期の方にはあまりおすすめできません。
⑭ ほっと一息 やすらぎブレンド
マロウブルー(長野県飯田産)/ブラックミント【ペパーミント】(長野県飯田産)/レモンバーム(長野県飯田産)/ラベンダー(長野県飯田産)
※妊娠初期の方にはあまりおすすめできません。
畑の様子は自家栽培ハーブティーは何が違う?長野・美城のハーブ畑からで写真つきでご紹介しています。
まとめ
- ラベンダーの花言葉は「沈黙」「私に答えてください」「期待」「不信感」「疑惑」
- 英語では「devotion(献身的な愛)」「silence(沈黙、静寂)」「distrust(疑惑)」
- 「疑惑」は、不思議なほど強い香りにちなむともいわれる
- 名前はラテン語の「lavare(洗う)」から。古代ローマで入浴に使われたことにちなむ
- 贈るときは、伝えたい花言葉をカードに書き添えると迷わせない
ほかのハーブの花言葉は、カモミールの花言葉などでもご紹介しています。ハーブの一覧はハーブの種類・名前一覧図鑑へ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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